終の住み処

2010年06月18日 00:00

6月17日 夕刻
今日が公休日のねこタカイさんは、ねこみどりさんが仕事に出かけてからひとりミケの看病をしている。
ブースカさんは店の休憩時間を利用して、ミケの様子を見にきていた。

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いつもの場所に、ミケは横たわっていた。


この日のミケは、いかにも具合が悪そうに見えた。
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虚ろなミケの眼は、どこにも焦点が合っていなかった。


ブースカさんがそんなミケの顔を、心配そうに覗きこむ。
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しばらくすると、ミケは静かに眼を閉じた。


四肢を伸ばしたミケ‥‥寛いでいるのか、それとも脱力感に襲われているのか‥‥私には知る由もない。
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ミケがこのソファーから降りることはない。
食事もそうだが、トイレも隣に敷いたシートで済ませている。



気分転換にと、目覚めたミケを、私は猫タワーに乗せてみた。
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海岸にいた頃のミケは、飛砂防止の柵に登って、道行く人や海を飽きずに眺めていたものだ。


でも、猫タワーの上から‥‥青い海は‥‥見えない。
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ミケの虚ろな眼には、いったい何が映っているのだろう‥‥?


ミケは相変わらず焦点の合わない眼つきでぼんやりとしている。
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その時、ミケの顔が急に何かを思い出したような表情に変わった。
網戸越しに入ってきた風に、微かな潮の香りを感じたのかも知れない。



私はミケを床に降ろした。
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ミケは自ら、自分の場所に戻っていった。


ねこタカイさんとブースカさんに優しく撫でられても、ミケの表情は優れない。
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この直後、ミケは口を動かしペチャペチャと音を立てた。


それは水が欲しいという、催促の音だった。
ねこタカイさんが、すかさずミケの口元に水を差しだした。

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ミケは苦しそうな表情で水を飲みはじめた‥‥生きるためにミケも必死なのだ‥‥

その水は、普通の水ではなかった。
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昨日の【ミケ近影】でも紹介した高濃度水素水『H4O』だ。
ねこタカイさんが、ミケのために大量に購入していた。



タカイ家に来てからのミケは、固形物をほとんど口にしていない。
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当然のように‥‥排便もない。


ミケは再び静かに眼を閉じた。
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このソファーを、ミケは『終の住み処』に決めてしまったのだろうか‥‥?

つづく



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別れ

2010年06月17日 00:00

AM 06:15
私は久し振りに早朝の湘南海岸へ足を運んだ。

風景100617-01.jpg
あの日以来、私の目には海岸の風景が何か別のモノに思えて仕方がない。


そこで顔見知りのワンコに会った。ハナちゃんだ。
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飼い主さんの言いつけを守って、オアズケをするハナちゃん。
ハナちゃんに会って、私の気持ちは少し和んだ。



待つこと45分、私の待ち人が姿を現した。
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サーファーのdodoさんだ。
私のブログはdodoさんのブログ『SURF RESEARCH』に倣って制作しはじめた。
しかし、毎日更新、蔵出し写真なし、と云うスタイルまで倣うことはなかったと、今後悔している。



私にとってdodoさんは、『海』そのものだ。
まるで全身の毛穴から潮の香りがしている‥‥そんな人だ‥‥

dodoさん100617-02.jpg
dodoさんがサーフィンをはじめたのは高校生の頃だと訊いた。
さらに、初めて波に乗ったは北陸の海だと云うことも‥‥
そしてdodoさんは、今も海をこよなく愛する現役のサーファーだ。
dodoさんのブログにも、ミケが毎回のように登場していた。
しかしミケは、あの日を境にdodoさんの前に姿を現さなくなったと言う。






ミケの無事な姿を目の当たりにしたサンマは、遠くを見つめる眼つきをしている。
いったい、サンマは何を想っているのだろう‥‥?

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潮の香りと波音に包まれた湘南海岸を思い出しているのだろうか‥‥
そして‥‥ミケと一緒に暮らしたあのエサ場を‥‥‥‥



サンマはブースカさんに委ねられた。
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あらしさんは、痺れた足をやっと伸ばすことができた。


すると、サンマはおぼつかない足取りで歩きはじめた。
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トイレの臭いを嗅ぎ‥‥


カーテンの陰から窓の外を眺めはじめた。
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そこへ、仕事を終えたねこタカイさんが帰宅した。


タカイ夫妻が、サンマに会うのも久し振りのことだ。
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サンマを見たねこタカイさんは「キレイなになっちゃって‥‥」と言った。


そしてねこタカイさんは、ミケの様子を注意深く窺いはじめた。
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ミケは、ねこタカイさんにおとなしく身を任せている。


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ねこみどりさんの膝にいるサンマは、以前のように惚けた顔をしていた。
「サンマ、舌出てるぞ」



ねこタカイさんが、点滴の用意をはじめた。
通院のストレス解消と治療費軽減のため、自宅でミケに点滴をすることになった。

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ねこタカイさんは、ミケをキャリングケースに優しく移す。


ミケはケースの中でおとなしくしている。
そのミケの背中をねこタカイさんが消毒した。

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そして‥‥針が刺された。
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しかし点滴は失敗した。
座っている姿勢だと、ミケの背中に力が入ってしまうため針が抜けたのだ。
これが今日二度目の失敗だと、ねこタカイさんは言った。
ねこタカイさんはすっかり自信をなくしていた。
「今から病院へ連れていくか?」とねこタカイさんがねこみどりさんに言った。
そこで私は「一度や二度の失敗で諦めちゃダメですよ」と口を挟んだ。
するとねこタカイさんが「wabiさん、手伝ってもらえますか?」と訊いてきた。
私はミケの耳に自分の口を近づけ、片言の語で語りかけた。
「ミケ‥‥大丈夫だよ‥‥だから力を抜いて‥‥足を折ってくれ‥‥」
そう言いながら、私はミケの前足を持って静かに折った。



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うずくまったミケに、再び針が刺された。


そうして、点滴は無事終わった。
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薬を体になじませるため、ねこみどりさんがミケを優しく撫でる。


ミケはねこタカイさんの手でソファーに移された。
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ブースカさんは、点滴を終えたミケを労うように優しく撫ではじめた。


今日集まった人達が、ミケとサンマを囲んで談笑している。
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話の経緯は忘れたが、ねこタカイさんが「バカだから‥‥」と言った。
私はすかさず言った「偽善者より、バカの方がいい」と‥‥



ミケとサンマは護られている、多くのバカな人達に‥‥勿論、そのバカの中に私も加わっている。
私は、その人達と知り合えたことをミケに感謝した。

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「ミケ‥‥ありがとう‥‥」


サンマの帰る時間がきた。
ミケとサンマに別れの挨拶をさせようと、二匹を近づけてみた‥‥

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するとサンマは、ケースの中からミケに向かって甘えた声で鳴きはじめた。


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そのサンマを、ミケは母親か姉のような優しい眼で見つめ返した。





【ミケ近影】以下、ねこタカイさん撮影。
6月16日 AM 09:12
お昼寝中のミケ。伸ばした後足がセクシーだ。

ミケ100616-01.jpg
同 PM 5:41
毛繕いに余念がないミケ。これまた、上に上げた後足がセクシーだ。




同 PM 06:53
ミケが飲んでいるのは、ねこタカイさんが私のブログ広告Google AdSenseを通じて購入した高濃度水素水『H4O』だ。

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『H4O』の左にあるのはブースカさんが持ってきてくれた『えごま油』
これはミケの食事に混ぜて使う。

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ねこタカイさんの報告では、この日(6月16日)ミケの食事の量が昨日より減ったとあった。



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再会

2010年06月16日 00:00

あの人懐こいサンマが用心深くなっていた。
出かける際、ケースの中へサンマがなかなか入らず苦労したとあらしさんは言った。

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だけど、今度はそのケースの中から警戒の眼を向けるだけで、サンマに出てくる気配は感じられない。


サンマの訪問に気づいてないのか、ミケはソファーで横たわったままだ。
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二匹は、しばらくこの状態でいた。


私はブースカさんに、ミケを抱いてサンマが見えるところへ連れていってくれるよう頼んだ。
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ミケとサンマ‥‥二週間ぶりの対面が‥‥はじまった。
あの悪夢の日以来、まともに相対するのは、これが初めてになる。



ミケはサンマを一度見たあと、何故か視線を外した。
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この二週間で、すっかり甘えん坊になったサンマは、あらしさんの胸に跳びこんだ。


お互いどう意識しているのか、私にも分からない。
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サンマはミケをチラリと見ただけで、あとはあらしさんに甘えるばかりだ。


そのうち、ミケはサンマをしっかりと見つめはじめた。
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サンマは相変わらず、母親に甘える幼児よろしく、あらしさんの膝から動こうとしない。


すると、ミケはブースカさんの膝から降り、窓の外を眺めだした。
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この時ミケの全身を見て、サンマもやっとミケの存在に気づいたようだ。


しばらくすると、ミケは自分からサンマに近づいていった。
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そして、サンマの側にちょこなんと座った。


ミケは黙って見ている‥‥ただサンマだけを‥‥
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いきなり自分の前から姿を消したサンマが無事でいたことを、ミケはにわかに信じられないのだろうか?


そのミケと眼を合わせたサンマに、これと云った反応は見られない。
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そのうちサンマはミケから視線を外し、あさっての方を向いてしまった。
すると、ミケもまるでそれに呼応するように下を向いた。



ところが次にミケがとった行動は、実に意外なモノだった。


ミケはおもむろに立ち上がると、和室の方へ歩いていった。
そのまま、ソファーへ戻るのかと思いきや‥‥

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何と、サンマの眼の前に座りこんだのだ。


その行動は、まるでサンマに自分も無事でいたことを知らせているようだった。
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この時、サンマが小さく反応した。
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例の甘ったるい声で鳴いたのだ。


ミケはその声を聞いて安心したのか、定席であるソファーへ戻っていった。
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サンマもやっと解ったようだ‥‥ミケがエサ場にいた時と変わらない姿でいることを。


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ソファーにうずくまったミケは、実に満ち足りた表情をしていた‥‥

つづく




【ミケ近影】以下、ねこタカイさん撮影。
6月15日 PM 09:18
何とも言えないミケの寝姿。

ミケ100615-43.jpg同 PM 11:05
看病疲れで、うたた寝をするねこみどりさん。(本人からの要望で顔はNGです)
それをミケが心配そうに見つめている。




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ミケとサンマ

2010年06月15日 00:00

ここ2年ほど、海岸散策は私の日課だった。

当初体調の優れない日や天候が悪い日は見合わせていたが、このブログを始めてからは毎日海岸へ通った。

雨が降っても、強風が吹いても、台風が接近しても、多少体調が悪くても判で押したようにミケのエサ場を訪れた。

しかし今日、私は海岸へ行かなかった。勿論、空模様が心配だったわけではない。

今までは風雨が強い日ほど、ミケとサンマが心配になり、全身ずぶ濡れになるのを承知で傘も差せない防風林や植込みへ入っていた。

雨が降り出したのは、午後5時を回ってからだった‥‥。





私は昨日の夜、あらしさんからのメールにあった携帯番号へ電話をかけた。

そしてサンマの容態を訊いたあと、あらしさんにお願いをした。

ミケにサンマを会わせてほしいと‥‥






私は雨が降り出す前にタカイさんの家へ着いた。
ソファーに寝ていたミケが私の訪問を知り、起き上がってきた。

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ミケの側にはブースカさんがいた。今日はお店の定休日ですと、ブースカさんは言った。


ミケは再びソファーにうずくまり、ブースカさんと眼を合わせた。
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私の目には、ミケの表情がいかにも穏やかそうに映った。


そこへ、ねこみどりさん手作りの食事が運ばれてきた。
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その料理は鰯と用カツブシを煮たもので、よけいな味付けはしていない。


ミケは身を食べずにスープだけを飲んだ。
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ねこみどりさんによると、朝はそれなりに食欲があるが、午後になると食べなくなると言う。


しばらくすると、お代わりがきた。
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今度も、ミケはスープしか口にしなかった。


一日のほとんどを、ミケはこのソファーの上で過ごすと言う。
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ブースカさんは、ミケの側から離れようとしない。
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ミケもブースカさんに見守られて、安心し切った顔をしている。


その時、見覚えのあるキャリングケースを提げたあらしさんが来訪した。
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二週間振りに会ったサンマは、ケースの中で弱々しい声で鳴いた。


【お断り】
残りの記事は明日以降の更新になります。
自分の体調を考え、明け方までかかっていた編集作業に時間制限を課すことにしました。
どうか、事情お察しのうえ、ご理解くださるようお願いします。

管理人:wabi



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運命

2010年06月14日 00:00

PM 03:15
私はIおばさんにミケがエサ場にいない理由を話すため、小雨が降る湘南海岸へ赴いた。
しかし、Iおばさんの姿は海岸のどこにも見えなかった。

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好きおじさんにもミケの事を報告しようと、しばらくサイクリングロードに佇んでいたが、無駄だった。


ミケのエサ場に、私は近づかなかった。遠くから訪問者の有無を確かめるだけにした。
風景100614-02.jpg
私にとって二匹のいないエサ場は、もはや防風林の一部でしかなかった。






あの日(6月1日)、たった一匹の犬のせいで‥‥否、たったひとりの愚かな飼い主のせいで、ミケとサンマの運命は大きく変わってしまった。

その飼い主は、サンマを自分の犬が襲うところを目撃したのだろうか?

心ある人なら、大怪我をしたサンマを病院へ運んでいるはずだ。

しかし、心ある人なら最初から飼い犬のリードを外すことはない。

どっちにしても、サンマは放って置かれたのだ。

そして、その飼い主はサンマのことなどすっかり忘れて、今日も飼い犬のリードを外しているのだろう。







【今日のミケ】以下、ねこタカイさん撮影。
タカイ家で寛ぐミケ。

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枕まで用意してもらって、ミケは気持ち良さそうに寝ている。


食事中のミケ。
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見たところ、ミケが食べているのは、ねこみどりさん手作りの魚の煮付けのようだ。


病院で点滴を受けるミケ。
ミケ100614-03.jpg
ミケは何を睨んでいるのだろう?


ミケの就寝タイム。
ミケ100614-04.jpg
何とも可愛過ぎて‥‥涙が‥‥出てきた。


【サンマ近影】あらしさん撮影。
ケージの中で爆睡中のサンマ。

サンマ100614-01.jpg
しかし、あらしさんのメールには一時戻った食欲が再びなくなったと書いてあった。
「サンマ、頑張れよ、早く良くなってミケに会いに来てくれ」




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