りつこちゃん捜索

1970年01月01日 00:00

横浜のさとこさんが迷い猫を捜しています

ritsukochan-01c.jpg

【失踪日時】2012年6月18日
【名前】りつこ
【毛色】三毛
【年齢・性別】11歳半 雌 避妊済
【特徴】5月に手術をして下半身の毛が生え揃っていません


6月26日に浜須賀交差点近くにあるマンション駐車場での目撃情報あり

どんな些細なことでも構いませんから、ご連絡お願いします
さとこさんのメールアドレス:satorina1979★gmail.com (★を@に変更してください)

さとこさんのブログ:『りつこの部屋』


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



2012年7月8日午後1時過ぎ‥‥、私は横浜から来たさとこさんと駅で落ち合った。
初対面の挨拶もそこそこに、私たちはりつこちゃんが目撃されたマンションを目指した。

120708-01.jpg
目撃情報を寄せてくれた女性も現場に駆けつけてくれ、その時の状況を詳細に話してくれた。
それによると、りつこちゃんらしき三毛猫は、マンションの駐車場であるこの場所に横たわっていたというのだ。



120708-04.jpg
マンションの1階には猫が潜んでいそうな場所がいくつも存在し、ここの住人が野良猫のために用意したエサ場まであった。


またマンションの周りには、猫が棲みつきそうな環境が揃っている。
120708-02.jpg
道路奥にある手摺付きの階段を登ると、国道134号線にでる。そして国道を渡れば、そこはもう海岸である。


国道を渡った近くには、海岸猫のためのエサ場が数ヶ所点在している。
120708-06.jpg
私がよく知るそれらのエサ場に、さとこさんを案内し、周りを捜索してみたが、姿を現したのは顔馴染みの海岸猫ばかりだった。


それから私たちは、目撃現場を中心に、さとこさんが用意してきたチラシを、ブロックごとにポスティングしていった。
120708-05.jpg
私は、失踪した愛猫の風の姿を求めて、毎日捜索とポスティングをしていた2ヶ月前のことを、ついつい回想してしまう。
だからとても他人事とは思えず、りつこちゃんが無事さとこさんの許へ帰れるよう願いを込めてチラシを投函していった。



途中、向こうから話しかけてくれる人がいて、期せずして付近の猫事情を知ることが出来たが、りつこちゃんに繋がる情報は得られなかった。


さらに、海岸へ行く人がよく通る道路脇の電柱にチラシを貼りつけた。
120708-03.jpg
やがて、さとこさんの友人が車で到着する時間が迫ってきたので、私たちは駅前へ戻ることに。
午後7時過ぎに、さとこさんが友人と落ち合うのを見届けて、私は帰路についた。

さとこさんは友人と夕食をとった後、再び目撃現場へ行き、りつこちゃんの捜索をつづける。
別れ際、私はそんなさとこさんが心配になり、贅言と知りつつ、思わず「御身大切に」と声をかけた。




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



2012年7月11日早朝‥‥。
西の彼方に、珍しく富士が姿を現していた。靄に霞んだ富士は、まるで山頂が中空に浮かんでいるように見える。

120711-01.jpg
私はその富士を背に、数ヶ所のエサ場を素通りして、海岸沿いの道を東へ向かった。


そして、行方不明になっているりつこちゃんが目撃されたマンションを再び訪れた。
120711-02.jpg
時間帯が違えば、りつこちゃんが姿を見せるかもしれないと思ったからだ。


ここがマンション裏にある野良猫のためのエサ場だ。
120711-03.jpg
この辺りの野良猫たちが、すでに朝食を済ませたのか、それともまだなのか、この食器の状態では分かりかねた。


私の接近を察して、1匹のキジトラがエサ場近くから逃げ去った。おそらく先日も姿を見せたキジトラだろう。
ところが私の姿を認めても、泰然と構えるキジ白がいた。

120711-04.jpg
カメラを向けても微動だにせず、鋭い眼光で睨み返してくるキジ白。その態度と不敵な面構えから、ココのボスだろうと推察される。
「もし見知らぬ三毛猫に会ったら、優しく迎えてくれよ‥‥」



マンションの周りを捜し終えると、近隣の住宅地へと捜索の輪を広げた。
120711-05.jpg
しかし、ここでも別のキジトラを1匹目撃しただけだった。


さらに猫が棲みつきそうな場所を捜すことにした。
120711-06.jpg
ここは防砂林へとつづく公園‥‥。
猫らしき影が動いたので、慌てて後を追ったが、それは痩せたキジトラだった。



この一帯は、飼い猫にしても野良猫にしてもキジトラが多い。同じ血筋をひく眷族かもしれない。
120711-07.jpg
私は引き続いて、猫が身を隠しそうな場所を覗いていった。


120711-08.jpg
猫なら、この防砂林を抜けて容易に国道へ出られる。
そして運良く国道を渡ることが出来れば、いくつもエサ場がある海岸へ辿り着けるだろう。



海岸に留まっている限り、飢えることも交通事故に遭うこともない。
120711-09.jpg
「りつこちゃん、生きていることは信じているが、君は今何処にいるんだ‥‥?」



スポンサーサイト