ミケの大晦日

2009年12月31日 20:53

【ご挨拶】
ひょんなことなら始めた当ブログは更新を一日も休むことなく、四ヶ月目に入りました。
これも当ブログを訪問して頂いた皆様のお陰と感謝しています。

実際に海岸で出合った方々、コメントを通して知り合った方々、
今年は本当にありがとうございました。

来年も宜しくお願いいたします。

皆様、どうか良いお年をお迎えください。

wabi




PM1:00 今日の湘南海岸は荒れていた。
昨日午後から吹き始めた西からの強風は、その勢いを弱めることなく、海岸の全てのものを揺るがしていた。

風景091231-01.jpg
その強風に煽られ、砂が地を這うように飛んで行く。


エサ場に行くと、サンマが柵の外へ出て来た。
「サンマ、どうしたしょぼくれた顔して‥‥」「おっと、お前はいつもしょぼくれてるか」

ミケサンマ091231-01.jpg
ところが、エサ場にミケの姿が見えない。


「サンマ、鼻水舐めてる場合じゃない!」
ミケサンマ091231-02.jpg
「ミケは何処へ行ったんだ?」
しかし、サンマは精気のない眼で私を見つめるばかりで、何も応えない


ミケは、先日と同じ東側の植え込みにいた。「ミケ、そんなとこで何してんだ?」
ミケ091231-03.jpg
「また、サンマから逃げてんのか?」


ミケは植え込みから出て来た。
ミケ091231-04.jpg
でも、何かを警戒している様子だ。


サンマが近づくと、ミケは脱兎のごとく逃げた。やはり、さっきもサンマから逃げていたんだ。
ミケ091231-05.jpg
そして、今日も独り残されるサンマ。


潅木の中に逃げ込んだミケを見つめるサンマの後姿に、同じ男(オス)として同情を禁じえない。
ミケ091231-06.jpg
「サンマ、諦めるなよ。そんなお前におじさんの座右の銘を教えてやる」
『チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしない事を恐れろ』
「これは本田宗一郎という偉い人の残した言葉だぞ」
でも、私もこの言葉を実践できずにいる。


「おい、聞いてるのかサンマ?」
ミケ091231-07.jpg


「ミケ、サンマが嫌いなのは分かるけど、もう少し優しくしてやってもいいんじゃないか」
ミケ091231-08.jpg


サンマの打ちひしがれた姿が、哀れに思われて仕方がない。
ミケサンマ091231-09.jpg


来年、この二匹の関係はどうなっていくのだろう?
ミケ091231-10.jpg


「ミケ、今年はありがとう。いい年を迎えろよ」
ミケ091231-11.jpg


「サンマ、お前もいい年迎えろよ」
ミケサンマ091231-12.jpg


風景091231-02.jpg



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

スポンサーサイト
関連記事

ミケの渋面

2009年12月30日 21:35

AM6:45 湘南海岸は穏やかな表情で、私を迎えてくれた。
海はさざ波が立っているだけで、湖の様に静まり返っている。

風景091230-01.jpg


ミケは今日も元気な姿を見せてくれた。
ミケ091230-01.jpg


いきなり、日課の爪とぎが始まった。ミケは爪を研ぐ場所を何箇所かに決めている様だ。
ミケ091230-02.jpg
残念ながら、今日はカメラ目線なしだ。


ミケは、食器にエサが沢山残っているのに、私が与えたエサを食べ始めた。
ミケ091230-03.jpg
ミケなりに気を遣っているのか?


さて、一方サンマはと云えば‥‥
まず、適当な場所に穴を掘り、おしっこをする。

ミケ091230-04.jpg
そしてそれを埋めると、今度は少し離れた所に新たな穴を掘り、糞をする。
はおしっこと糞を違う場所にするということを初めて知った。



「サンマ、おはよう。元気?」
ミケ091230-05.jpg
「サンマ、お前精気のない顔してるけど、大丈夫か?エサやるから元気出せ」


ミケ091230-06.jpg


ミケがエサを食べていると、散歩中の犬が通りかかった。
ミケ091230-07.jpg
すると、慌てて私の影に隠れる。ミケは、犬に対して何かトラウマでもあるのだろうか?


柵の隅でしばらく睨み合っていた二匹だが‥‥
ミケ091230-08.jpg
結局、ミケの気迫に圧倒されたのか、サンマはすごすごと引き下がる。


サンマは未練たらしくミケを振り返るが、ミケの渋面に遭い‥‥
ミケ091230-09.jpg
大人しく前を向く。
このミケとサンマの位置関係を見て欲しい。
ミケはサンマより高い位置に座り、自分の立場を誇示している様に見えるのだが‥‥



ミケ091230-10.jpg
二匹の関係がいつまで続くのか分からないが、サンマにはぜひ頑張って貰って、いつかはミケより高い位置に座れる様になって欲しい。


風景091230-03.jpg
dodoさんが「wabiさん、おはようございます」と言い残し、猛スピードで東に向かって行った。


風景091230-04.jpg



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事

ミケの支援者

2009年12月29日 22:32

AM6:45 今日の湘南海岸は、比較的暖かい朝を迎えている。
空は鈍色の雲に占領されているが、これから天気は回復する見込みだ。
東の雲の下を朱色の帯が走り、日の出が近いことを教えてくれる。

風景091229-01.jpg
昇り来る朝日に、レンズを向けるひとりの女性がいた。



私が、後ろから「おはようございます」と声を掛けると、その女性は振り向き、満面の笑顔で挨拶を返してくれた。

ぶぅさん091229-01.jpg
同じブロガー仲間の『湘南ぶぅ』さんだ。
何度かの擦れ違いを経験し、今回初めてお会いすることができた。



「ミケ、おはよう」と挨拶をしていたら、サンマがミケに近づいてきた。
ミケ091229-00.jpg


サンマはミケに接近しようと、しつこくあとを追う。
ミケ091229-01.jpg
しかし、結局いつもの様にミケに強烈に拒絶され、独り残される。


散歩おばあちゃんがミケを訪ねて来た。
ミケエリア091229-02.jpg


ミケは柵の外に出たが、陽光は雲に邪魔をされ日向を作ってくれない。

ミケ091229-03.jpg
「ミケ、もう少ししたらここも暖かくなるよ」


そこへ、ゆきパパさんとゆきママさんがやって来た。

ミケ091229-04.jpg
ふたりでエサ場の様子を見て回る。


ミケ091229-05.jpg
そして、来る時と同じ様に、ふたり仲良く並んで帰って行った。


「ミケ、今度また茶トラが来たら、おじさんが首根っこ掴んで追い返してやるからな」
ミケ091229-06.jpg


ミケ091229-07.jpg


「ミケ、ここはお前のエサ場だ。そして、皆がお前に会いにやって来る場所だ」
ミケ091229-08.jpg
「だからもう二度と、ここから逃げ出すなよ」


帰路に就いた私を、天使の階段が見送ってくれた。
風景091229-02.jpg





これからの約一ヶ月間が、一年で最も日の出時刻が遅い時期にあたる。
そのため早朝の撮影時間が短くなり、必然的に写真の数が減ってしまう。
風景写真ならいいかも知れないが、野良猫の場合はお話が生まれない。
そこで、今日も夕方の空いた時間を利用して海岸に行くことにした。
風景091229-03.jpg


ミケのエサ場には、既に先客がいた。『あらし』さんだ。

ミケ091229-09.jpg
あらしさんは、週に四、五回ミケの様子を見に来ると言う。


そして、12月5日一緒に西のエサ場へ行った女性も、ご主人と一緒にミケとサンマを訪ねて来た。
ミケ091229-10.jpg


ミケ091229-11.jpg


女性ふたりは談義に花を咲かせている。
ミケ091229-12.jpg


最後にミケとサンマを訪ねてくれたのは、higehiroさんだった。
ミケ091229-13.jpg


風景091229-04.jpg



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事

ミケの三竦み

2009年12月28日 17:15

AM7:15 雲は空全体を覆い、海岸をモノトーンの世界に変えていた。
風景091228-01.jpg


そんな中、一際目立つ赤いコートを着た人を発見。「玄ママさんだ!」
玄ちゃん091228-01.jpg
玄ちゃんは、今日も元気でした。


「ミケ、おはよう。調子はどうよ。サンマとは仲良くやっているか?」
そこへ、サンマが近づいて来た。

ミケ091228-01.jpg
ミケは、威嚇の唸り声でサンマを追っ払った。


まだ薄暗いエサ場。フラッシュでの撮影を余儀なくされた。
しかし、これがいけなかった。ミケはフラッシュが大嫌いだ。

ミケ091228-02.jpg
そのあと、名を呼んでも私の方を向いてくれなくなった。


ミケ091228-03.jpg
仕方なく、画質を犠牲にして高感度モードで撮影。


そうしているうちに、雨が降ってきた。ミケは松の根元で雨宿り。
ミケ091228-05.jpg



「サンマ、ミケはまだ仲良くしてくれないようだな」
ミケサンマ091228-04.jpg
「諦めずに頑張れよ!応援してるぞ」
雨脚がしだいに強くなったので、帰路に就くことにした。



そんな雨の中、ひとりボードウォークから海を眺める女性がいた。
今彼女の心に去来するものは‥‥などと想像する余裕を与えてくれないほど、雨脚がさらに強くなってきた。

風景091228-02.jpg
私は小走りで海岸をあとにした。





PM3:30 朝の空模様からは想像できない青空が広がっていた。
風景091228-03.jpg


エサ場へ行ってみると、ミケの姿が見えない。エサ場周辺も捜してみたが、どこにもいない。
サンマは、いつもの呆けた顔でぽつねんとしていた。

ミケサンマ091228-06.jpg
「おいサンマ、ミケは何処へ行った。まさか、お前が追い出したんじゃないだろうな」


そこへ、ひとりの初老の男性が、ミケとサンマのためにエサを持って現れた。
私は初対面のその人が誰なのか、最初に顔を見たときに分ってしまった。
ボランティアの人達から何回となく聞いた『先生』だと。
私が「先生でしょ」と言うと、果たしてその男性は苦笑いしながら「そうです」と答えた。

ミケエリア091228-07.jpg
この『先生』のことを、今ここで説明するのは面倒なので止めておく。
ミケを捜したら、エサ場から20mほど東の植え込みの中に座り込んでいたのを発見した。



そこへ、ボランティアのIおばさんもやって来た。
Iおばさんが「サンマを、今から元のエサ場に連れて行こうか」と言うので、無駄だと云うことを説明した。

ミケエリア091228-08.jpg
そうしたら、今度は西の植え込みから、例の茶トラが現れた。
「ったく、千客万来だな、このエサ場は」
その間の写真は撮っていない。エサ場に戻ったミケに、茶トラが近づかない様にしていたからだ。



そして、最後に登場したのが長靴おじさんだ。
(私は、ここに鳩山首相が現れても驚かない心境になっていた)
話を訊くと、この茶トラは長靴おじさんの飼っているだと言う。
「だったら、最初に茶トラのことを話したときに言ってくれよ」

ミケエリア091228-09.jpg
名前は『チビ太郎』だと言う。どう見ても『デカ太郎』だ。
ミケはこの長靴おじさんに三年ほど飼われていた。(その辺の経緯は【ミケの過去】に詳しい)
しかし、チビ太郎がミケを苛めるので、ミケを元いた場所に戻したと云うのがおじさんの説明だ。この話は既に聞いていたが、そのチビ太郎が茶トラだと云うことは教えてくれなかった。


長靴おじさんが茶トラを連れて帰ろうとしていた時に、事件が起こった。
私はこの2枚の写真を撮ったあと、ミケのところへ戻ったのでその瞬間は見ていない。
ミケエリア091228-10.jpg
この直後、茶トラが飼い主の長靴おじさんの左手を噛んで、逃げたのだ。
茶トラは、ミケのいる方に走って来た。そのあとを追って来たおじさんの左手親指からは血が噴出していた。尖った牙が深々と刺さったと言う。
私が手渡したティッシュが、見る間に鮮血で染まっていく。
長靴おじさんは治療のため茶トラを残したまま帰って行った。



この茶トラの表情、不敵に笑っている様に見えるのは、私だけだろうか?
ミケエリア091228-11.jpg
長靴おじさんの話によると、この茶トラは小さい時から凶暴で喧嘩が強く、周りにいたを全て追い出したそうだ。


ミケ、サンマ、茶トラの三匹が同じ距離をとって牽制し合っている。
「これじゃ、まるで三すくみだな」

ミケ091228-12.jpg
しかし、正確に言うと、これは三すくみではない。
何故ならミケは、茶トラとサンマ両方のオスを警戒しなければならず、一番不利な立場にあるからだ。



気が付くと、私以外誰もいなくなった。『先生』も『Iおばさん』も帰ってしまった。
「この状況で、帰るとは‥‥。エサをやったらおしまいなのか」
このままだと先日と同じ様に、ミケがこのエサ場を追われることになるだろう。

ミケ091228-13.jpg
サンマと茶トラ、どっちを排除すべきか、答えは決まっている。


「茶トラ、お前だ!」
ミケエリア091228-14.jpg
しかし、こいつは今、飼い主の手を噛んで逃げ出すほど凶暴になっている。
うかつに手を出すと、長靴おじさんの二の舞になるのがオチだ。
しかし、既に辺りは暗くなってきている。躊躇している時間はない。





私は、またたびの入った容器のフタを取り、匂いを嗅がせるようにして茶トラに近づいて行った。

初めは潅木の間から威嚇の唸り声を発していた茶トラだったが、またたびを近づけると、態度を一変させ地面に横たわった。
(残念ながら、この時写真を撮る余裕はなかった)



そうして、私の手の届くところまで近づけておいて‥‥


素早く首根っこを押さえつけた。
凶暴なを大人しくさせるにはここを掴むしかない。普通に抱いたりしたら、噛まれるか、引掻かれるかのどちらかだ。たいていは両方の攻撃に遭い、手は傷だらけになる。



3キロ以上ある茶トラを、200mほど離れた長靴おじさんの所まで運んでいった。


おじさんの家の前で「おじさん、届け物だ!」と声を掛けた。
長靴おじさんの左手親指の出血は止まっていたが、腫れている。

茶トラエリア091228-16.jpg
私は、おじさんの「ありがとね」という言葉を背中で聞きながら、暗くなった防風林をあとにした。


風景091228-04.jpg
「なんだか、今日は疲れた‥‥」



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
Ctrlキーを押しながらポチッポチッとお願いします

関連記事

ミケの日向ぼっこ

2009年12月27日 16:38

AM8:55 今日は、昨日より更に遅い時間に海岸へ行った。
太陽は既に中空近くにあり、暖かい陽光を放っている。頬に当たる風が心地良いくらいだ。

風景091227-01.jpg

風景091227-02.jpg


私は砂浜で懐かしい光景を目にした。それはフラフープで遊んでいる子供の姿だ。
フラフープとは、プラスチック製の直径1mくらいの輪。
昭和33年秋に発売されるやいなや爆発的に売れ、大ブームを起こした。そのブームは数年続いた。
私の記憶にも微かに残されている。
フラフープを回す映像は、たまにテレビで見ることはあるが、実際の目で見るのは何年ぶりだろう‥‥?
そのフラフープを回しているのは、可純(かすみ)ちゃん、伶美(れいみ)ちゃん姉妹。
一枚目の写真の左がお姉ちゃんの可純ちゃん10歳。右が妹の伶美ちゃん8歳。
母娘091227-01.jpg
このフラフープは最近買ったそうだが、ずいぶんとカラフルになったものだ。


そして、そのふたりを見守るお母さん、幸恵(ゆきえ)さん。
年齢は自ら言ってくれましたが、敢えて伏せておきます。
この幸恵さん、実にフランクな方でした。顔写真の掲載も快く許可してくれました。
そして、ニックネームでいいからと名前を伺ったら、私のメモ帳に三人のフルネームと住所、電話番号、携帯番号まで記してくれたのには驚いた。
幸恵さんの明るい人柄に接していると、こっちまで気持ちが暖かくなってくる。
ちょうど今日の太陽の様に‥‥。

母娘091227-02.jpg
まさに、太陽の様なお母さんだ。


子供達が、砂浜から綺麗な小石を拾ってきて、私に見せてくれた。
「宝石の原石かも知れないよ」と私が言うと笑っていた。

母娘091227-03.jpg
「可純ちゃん、伶美ちゃん、おじさんから見れば君達こそ宝石の原石だよ。そしてそれは幸恵さんと云う太陽の光を受けて、もっともっと光り輝く素敵な宝石になるんだ」

【私信】
幸恵さん、今朝はどうもありがとうございました。
また、海岸でお会いしましょう。

海を背景のした写真、私の設定ミスでフラッシュが働かず、顔が影になってしまいました。
どうも、すいません。

wabi




次に私は、意外な光景を目にする。
ミケとサンマが仲良く(傍目には)日向ぼっこをしていたのだ。

ミケ091227-01.jpg
「お前達の間柄って、いったいどうなっているんだ?」


小屋へ行ってみて、驚いた。
食器類、ゆきママさんの初代クッションなど、全てのものが散乱している。
クッションに至っては、丁寧にも袋から引き出されている。
カラスの仕業だろうが、度が過ぎている。

ミケ091227-02.jpg
水もほとんど残っていない状態だったので、水を入れるとミケがたらふく飲む。


ミケ091227-03.jpg


傘が新しいものに替わっていた。
ミケ091227-04.jpg
いったい、誰が‥‥?


昨日登場してくれたハッピーちゃんが、飼い主の『ふ~ 』さんに連れられて通りかかった。
ミケエリア091227-05.jpg


ミケは、ハッピーちゃんの姿を見て逃げてしまったが、サンマは逃げずに対峙している。
「おっ、意外に勇ましいんだ、サンマ」しかし、サンマの顔をよくよく見てみると‥‥、

ミケエリア091227-06.jpg
眼を閉じ、舌を出している。どう見ても、犬と戦う覚悟ができている表情とは言い難い。
「サンマ、大丈夫か?お前ひょっとして恐怖のあまり固まったんじゃないのか?」
サンマは、ハッピーちゃんがいなくなっても、しばらく同じ姿勢で動かなかった。



風景091227-04.jpg


ミケとサンマの距離が、以前より近くなっていることに気が付いた。
ミケ091227-07.jpg
「サンマ、欠伸なんかしてないで、ミケにアタックしろ!」


しかし、サンマは私の応援にも馬耳東風だ。
ミケ091227-08.jpg
そして、舌を出し鼻水を垂らしながらまどろみ始めた。
「だめだ、こりゃ‥‥」



風景091227-05.jpg


海岸近くのサーフショップ。
サーフボードの修理中にも関わらず、撮影することを快く許してくれた。

風景091227-03.jpg
店名『ファロス』は、英語の俗語で『灯台』と云う意味だそうだ。
サーフボードの保管方法を教えて頂き、ありがとうございました。



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事

ミケの陰鬱

2009年12月26日 12:17

AM8:10 予報では早朝に雨が降ると聞いていたので、海岸には遅く行ったが、雨が降った形跡はない。相模湾には靄がかかり、江ノ島も乳白色のベールに包まれている。
風景091226-01.jpg
穏やかな海のせいで、サーファーの姿は疎らだ。


海岸で出会った、本日のワンコたち。
dog091226-01.jpg


まずは、おっとりしたゴールデンのハッピーちゃん。女の子。11歳。
ハッピーちゃん091226-01.jpg
上目遣いが何とも可愛い。


次は、元気なパピヨンのガリバルディ・ピピオちゃん。通称:ピピちゃん。男の子。生後4ヶ月。
ピピちゃん091226-01.jpg
ピピちゃんはカメラにも興味津々。



今朝のミケは、私を柵の外まで迎えに出てきてくれた。
ミケ091226-01.jpg
「ミケ、おはよう。変わりはないか?」




『変わり』は大いにあった。




サンマがいたのだ!
お陰で、西のエサ場へ行く必要はなくなったが‥‥。
ミケサンマ091226-02.jpg
「サンマ、昨日は何処へ行ってたんだ?」しかしサンマはいつもの呆けた顔で、何も応えない。


水入れが受け皿から移動し、水もほとんど残っていない。おそらくカラスの仕業だろう。
ミケ091226-03.jpg
新しい水に入れ替えてやる。


日課の爪とぎだ。最近爪を研ぐ時間が長くなったように感じるのは気のせいか‥‥。
ミケ091226-04.jpg

ミケ091226-05.jpg
これもサンマへの対抗心の表れかもしれない。


ミケが大好きな水を飲んでいるとき、サンマが近づいて来た。するとミケは飲むのを止め、サンマに威嚇の表情を示す。
ミケ091226-07.jpg
しばらく睨み合いが続いたが、ミケが身を翻し逃げてしまった。


撮影を終えたdodoさんが、いつもの様にミケを訪ねて来た。
ミケ091226-08.jpg
波の状態が良ければ海に入るつもりでいたdodoさんだが、あいにく今日の海は凪状態。
「今日は大掃除でもするかな」と言い残し去っていった。



柵の前にいたミケに、ゆっくりと近づくサンマ。一昨日と同じシチュエーションだ。
この直後、私は前回より更に衝撃的な光景を目にすることになる。
ミケ091226-13.jpg


サンマが、ミケを柵の隅に追い詰めたと思ったそのときだった‥‥!!
















ミケ091226-09.jpg
ミケは、ほぼ跳躍力だけで柵の上まで登った。私のカメラが間に合わないほどのスピードで。

ミケ091226-10.jpg
ミケの運動能力は、私の想像を遥かに超えている。


サンマは、柵の下でウロウロするばかりだ。
ミケ091226-11.jpg
「サンマ、お前に学習能力はない様だな」


風景091226-02.jpg


ミケの腰に瘤ができている。初めて気が付いたのは12月22日、ミケがエサ場を追われた日だ。
その時も出血はなかったが、瘤はあった。触っても痛がる様子はないのだが‥‥

ミケ091226-06.jpg
皮膚を拭いたティッシュを見てみると、膿が付いていた。
ミケも盛んにその部分を舐める。自然治癒すれば良いのだが‥‥。



ミケ091226-12.jpg
「ミケ、お前に関わっていると、心配事が尽きないな」


風景091226-04.jpg



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事

ミケのクリスマス

2009年12月25日 12:26

AM6:40 今朝は昨日よりさらに暖かい。
空は灰色の雲に覆われているが、昼間の予報は晴れ。

風景091225-01.jpg


浜辺で会ったワンちゃん。名前はハナちゃん。女の子。5歳。
少しもジッとしていない元気なハナちゃん。そのせいで写真のほとんどがブレてしまった。
二枚目が唯一ブレてない写真だ。

ハナちゃん091225-01.jpg


ハナちゃんは、小石にご執心。その小石の周りの砂を懸命に掘り続ける。
ハナちゃん091225-02.jpg
「今後会ったら、ブレてない写真を撮らせてね」


ミケのエサ場の異変には、すぐに気が付いた。
ミケ091225-01.jpg
サンマが、消えていた。
たまたまこの時間に何処かへ行っているのか、それともミケを諦めてこのエサ場から去って行ったのか‥‥。


ミケ091225-02.jpg


「ミケ、サンマはどうした。昨日何かあったのか?」
ミケ091225-03.jpg
ミケの表情からは、何も読み取れない。


「ミケ、サンマがいなくなって嬉しいか?もしそうなら、これはミケへのクリスマスプレゼントかもな」
ミケ091225-04.jpg
「ホントはお前とサンマが、仲良く暮らしてくれたら良いなと思ってたんだけどな‥‥」


ミケ091225-05.jpg


撮影を終えたdodoさんが寄ってくれた。いつもの様にミケをナデナデ、ゴシゴシする。
ミケ091225-06.jpg


風景091225-02.jpg


ミケの爪とぎが始まった。今日は時間を掛けて研いでいる。
ミケ091225-08.jpg

ミケ091225-09.jpg


ミケ091225-10.jpg


ミケは、また独りぼっちになった。
ミケ091225-07.jpg
もし明日の朝も、サンマがいなかったら、西のエサ場へ行こうと思っている。


風景091225-03.jpg


ボスは、今日も姿を現さない。
ボスエリア091225-01.jpg
猫の食器類が、無くなっているのが気になった。


柵の隅に三毛がいた。今日は私が近づいても、逃げる気配を見せない。
しかしエサには目もくれず、私の一挙一動を鋭い眼差しで見つめ続けている。

ボスエリア三毛091225-02.jpg
私が離れると、初めてエサを口にした。


風景091225-04.jpg



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事

ミケの避難方法

2009年12月24日 12:28

AM6:40 今日の湘南海岸は、比較的暖かな朝を迎えている。
少し風があるが、体感温度を下げるほどではない。

風景091224-01.jpg


今朝も、ミケは自分のエサ場にいた。
ミケ091224-01.jpg


「ミケ、サンマとはうまくやっていけそうか?」
ミケ091224-02.jpg
「お前が、サンマを嫌っているのは分かっているけど、私にはもうこれといった策がないんだ」


「でも、一昨日の様にお前がエサ場を追われることがあれば、何か手を打たないとな‥‥」
ミケ091224-03.jpg


「サンマ、生きてたか。エサやるから出てきな」
ミケ091224-04.jpg


ミケ091224-05.jpg


サンマは、ミケが威嚇の鳴き声を発しているのに、委細構わず近づいて行く。
この直後、私は自分の目を疑う光景を見ることになる。
ミケ091224-06.jpg


ミケが、サンマに背を向けた次の瞬間、それは起こった。


















ミケ091224-07.jpg


ミケ091224-08.jpg
ミケが、垂直の柵を一気に登った。
私は、ミケが肥ったあの体で柵を登ったことに驚くと同時に、の運動能力に改めて感嘆した。


残されたサンマは呆然としている。
ミケ091224-09.jpg
そのサンマを柵の上から見下ろすミケ。


ミケのしたり顔と、サンマの落胆ぶりが対照的だ。
ミケ091224-10.jpg
「サンマ、お前は登れないのか?情けないなぁ」


撮影帰りのdodoさんに、ミケの垂直登りの話をしたら驚いていた。
ミケエリア091224-11.jpg


dodoさんと入れ違いに、ゆきパパさんとゆきママさんが揃って、ミケを訪ねて来た。
ミケエリア091224-12.jpg
そして、ふたり並んで帰って行く。仲の良い素敵な夫婦の後ろ姿だ。


呼び名:サンマ。種類:キジトラ白(汚れた白)。性別:オス。年齢:不詳。備考:鼻炎らしき持病を持つ。
ミケエリアサンマ091224-13.jpg
果たして、この野良に明るい未来はやって来るのだろうか?


風景091224-02.jpg



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事

ミケの猫パンチ

2009年12月23日 16:59

AM6:50 今朝の湘南海岸も冷え込んでいる。カメラを持つ手がかじかむほどに。
風景091223-01.jpg
雲ひとつない空を背景に、富士が朝日を浴びて紅く染まっていく。


ミケは柵の上で私を迎えてくれた。
ミケ091223-01.jpg
ミケのエサ場を見渡したところ、サンマの姿が見えない。
「今度は、諦めてくれたか」ホッとすると同時に、何故か一抹の寂しさも感じてしまう。



ミケに柵の外でエサを与える。
ミケ091223-02.jpg


ミケは、いつもの様に柵近くの日向へ移動した。
ミケ091223-03.jpg
エサ場を追われた精神的ショックは癒えたのだろうか?


さっきからカラスが騒がしい。ミケが食べ残したエサが目的の様だ。
ミケエリア091223-04.jpg


そこへ、ゆきママさんがミケを訪ねて来た。
ミケ091223-05.jpg
以前dodoさんとやった、影でミケを守っているイメージ写真。


今日もゆきママさんは、お友達に買い物を頼まれているそうだ。
ミケ091223-06.jpg
それにしても、三日前に江ノ島往復約10kmのウォーキングを敢行し、その後も毎日3km以上の散歩を続けているゆきママさんの健脚ぶりには感心する。


ミケを撮影しようとすると、後ろを向かれてしまう。
以前から、ミケはカメラ嫌いだったが、今日は特に敏感に反応する。

ミケ091223-07.jpg


撮影途中のdodoさんと立ち話。
ミケがエサ場を追われた、昨日の顛末も交えて話していたその時である。
dodoさんが、私の肩越しに何かを発見し、言葉にならない声を発した。
その瞬間、嫌な予感がした。私は後ろを振り返った。

ミケエリア091223-08.jpg


「サ、サンマだ!!!」 サンマが、また舞い戻って来ている。
ミケ091223-09.jpg
私は、この時はっきり悟った。サンマを西のエサ場に戻したのは、徒労だったと‥‥。

サンマは、よっぽどミケのことが好きなんだろう。
ミケがこのエサ場からいなくなる様な事態が起こらない限り、2匹を見守ることにした。

ミケ091223-10.jpg
そう思っている間に、サンマがミケに近づいて行く。


サンマとミケが並んだ。ミケは嫌悪の表情を見せる。
そして次の瞬間、ミケが威嚇の鳴き声を発する。

ミケ091223-11.jpg
しかしサンマは意外と動じず、何故か天を仰いだ。


サンマはミケの傍から離れ様としない。
ミケ091223-12.jpg
威嚇の鳴き声を盛んに発するミケに対して、サンマは執拗に迫って行く。


と、次の瞬間ミケのパンチが、勢いよくサンマに繰り出された。
ミケ091223-13.jpg
サンマは、辛うじてパンチを避けるが、それ以降ミケに近づくことはなかった。


タイミング良く、おばちゃんが現れ、サンマにエサを与えた。
ミケ091223-14.jpg
しかし、底の浅い皿だと前回同様ボロボロとエサを地面にこぼしてしまう。
見るに耐えられず、底の深い食器に替えてやった。



ミケ091223-15.jpg


そこへ、元気な玄ちゃんが、玄ママさんに連れられてやって来た。
玄ちゃん091223-01.jpg


サンマ、瞑想して何想う。
ミケエリア091223-16.jpg
たぶん、まどろんでいるだけだろう。
爺さんが縁側で船を漕ぐイメージが、頭にふと浮かんだ。



風景091223-02.jpg



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事

ミケの逃避

2009年12月22日 12:03

AM6:40 今朝も氷点に近い気温だ。空は鈍色の雲が覆っているが、晴れる予報が出ている。
風景091222-01.jpg


ミケのエサ場に行くと、ミケの姿が見えない。名を呼びながら捜したが、見つからない。
嫌な予感がした。

ミケ091222-01.jpg
「サンマ、ミケは何処へ行ったんだ?」


その時、後ろの植込みに何かの気配が‥‥。
振り向くと、例の茶トラがいた。茶トラは悠然と植え込みから出て来ると、脇目も振らずサンマのいる方へ向かって行く。

茶トラ091222-01.jpg
茶トラは、異様な鳴き声を上げる。それに呼応してサンマも鳴き始める。
最初の更新時に、茶トラをメスの様だと書いたが、あとで長靴おじさんに訊いたらオスとのこと。


茶トラは、サンマとの距離をゆっくりと詰めていく。
茶トラ091222-02.jpg


そして、ついにその距離2m足らずになったとき、茶トラは更に異様な唸り声を発した。
以前傷に見えたのは、目ヤニの固まったモノだった。眼をかなり病んでいる様だ。
茶トラ091222-03.jpg
サンマも、唸り声を出し臨戦態勢。


ゆきママさんがやって来たが、ミケがいないとことを話すと心配顔になる。
次に猫好きおじさんがやって来て「ミケなら向こうにいるよ」と教えてくれた。
おじさんのあとに付いて行くと‥‥。

ミケ091222-02.jpg
エサ場から、東に100mほど離れた柵の中に、ミケはいた。
ミケの姿を見て、ゆきママさんも安堵の表情を見せる。



どうして、ミケがこんな所にいるんだ!?
ミケ091222-03.jpg


ゆきママさんが名を呼ぶと、ミケは柵から出て来た。
ミケ091222-04.jpg
そして、ゆきママさん手ずからエサを貰う。


いったい、ミケの身に何が起こったんだ!?
ミケ091222-05.jpg
そして、誰がミケをこんなところへ追いやったんだ!?
私は沸々と怒りが込み上げて来た。


ゆきママさんは時間がなくなり、帰って行った。
ミケエリア091222-06.jpg
私に残された時間も、ごく僅かだ。


「ミケ、エサ場で何があったんだ?原因はサンマか、それとも茶トラか?」

ミケ091222-07.jpg
「ミケお前、水は飲んだのか?ここには水がないじゃないか」
とにかく、このままにしておくことはできない。



私はミケを抱いてエサ場に連れ戻した。

ミケ091222-08.jpg
ミケが夢中で水を飲んでるとき、サンマがここぞとばかりミケのお尻の匂いを嗅ぎ出した。


そこへ猫おばちゃんが、ミケとサンマのためにエサを持って来てくれた。
ミケ091222-09.jpg


ミケの様子は、明らかにいつもと違っている。
ミケ091222-10.jpg
サンマが居座る以前の茶トラは、ただ遊びに来るだけだった。
「サンマ、直接ミケを追いやったのが茶トラだとしても、元凶はどうやらお前の様だな」



風景091222-02.jpg
私は、後ろ髪を引かれる思いで帰宅した。


その後の様子が気になり、夕方ミケのエサ場へ向かった。
風景091222-03.jpg


ミケは、自分のエサ場にいた。
ミケ091222-11.jpg
そして、サンマも‥‥。


しかしミケはサンマに背を向け、完全に拒絶の姿勢。
ミケ091222-12.jpg
ミケは私に対しても妙によそよそしい。


一番慣れているはずの長靴おじさんが来ても、ミケは植込みの中から頑として出て来ない。
ミケ091222-13.jpg
ひょっとしたら2匹のオスに挟まれて、嫌な思いをしたのかも知れない。


ミケ091222-14.jpg
私は、そんなミケを見て決心した。


ミケエリア091222-15.jpg
無駄だと分かっていながら、再度サンマを西のエサ場に戻すことにした。


西エサ場091222-01.jpg
ここがサンマが育った場所。
このエサ場には、ボランティアのIおばさんが毎日エサを与えにやって来てくれる。
それに、ここにはねぐらがある。



サンマは、自分のエサ場を点検するように見回っている。
西エサ場091222-02.jpg
そして、今回はすぐに東に向かわないで、エサ場に座り込んだ。


風景091222-04.jpg
しかし私は、サンマがそう簡単にミケを諦めるとは考えていない。



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事