津波警報

2010年02月28日 21:05

PM3:35
午前中に発令された津波警報は、まだ解除されていない。
湘南海岸も物々しい様相を呈していた。今日は浜へ下りることはできない。

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消防隊員が海を警戒し、上空では数機のヘリコプターが旋回を続けている。


サーフボードを持ったサーファーが数人いたが、さすがにこの状況では海には入れてもらえない。
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どういうつもりか、ひとりの女性が波打ち際に座り込んでいた。
消防隊員に注意を受け退散。



ミケは柵の外まで私を出迎えてくれた。
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「ミケ、今日の海岸は騒がしいだろ」


そこへ、てんちゃんが飼い主さんに連れられてエサ場に遊びにきた。
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てんちゃんは生後四ヶ月間猫と暮らしていたので、猫を友達だと思っている。
しかしミケはそんなことを知る由もなく、てんちゃんを見てエサ場の奥へ逃げてしまった。



サンマを捜したが、エサ場の中にいない。
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またどこかへ出かけているのだろう。サンマの行動範囲は意外と広い。
元いた西のエサ場でも目撃されている。



ミケは柵に寄り添うように日向ぼっこをしている。
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時折、津波警報を告げるアナウンスが、サイレン音と共に大音量で聞こえてくる。


誰かが、東側の植込みに、ミケ用の新しい居場所を作っていた。
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ミケも海岸の騒がしさに落ち着かない様子だ。
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ミケは、私のあとをずっと追ってくる。


私がエサ場の奥へ行けば奥へ、外に出れば外へと移動する。
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ミケは私にしばらく付き合ってくれたあと、サンマの小屋に入って眠ってしまった。


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ボスのエリアへ行ってみると、ボスが姿を現した。
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試しにカリカリをやると、ゆっくり食べ出した。


以前の、エサを見ると逃げるという行動はしなくなった。
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エサを食べたボスは、私の足に体を摺り寄せてくる。
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こんなボスの様子を見るのは久し振りだ。


地面に転がり、遊んでくれと訴える。
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私は、ボスの一連の行動を見て安心した。


以前の人懐こいボスに戻ってくれたからだ。
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ボスと呼んでいるが、このキジトラはメスである。(念のため)


追加のカリカリを与える。
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ボスのお腹はまだへこんだままで、元の体重には戻っていない。


そこでエサ場にあったエサを持ってきたら、ボスは少しずつ食べ始めた。
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やはりまだ食は細いようだ。


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私が海岸にいる間に津波はやって来なかった。
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愛情表現?

2010年02月27日 21:12

PM2:25
昨日からの雨は止んでいたが、空は灰色の雲に覆われたままだ。
冷たい北風が吹く湘南海岸は、思いの外肌寒い。

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休日ということもあり、サーファーの数は多い。


エサ場に着くなり、いきなりミケとサンマの睨み合いに出くわした。
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ミケは私のあとを追って、エサ場の奥へ逃げてきた。


しかしサンマは執拗にミケのあとをついてくる。
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「サンマ、いつまでこんなことやってるつもりだ」「お前はミケに嫌われているんだぞ」


一般的に猫が眼を瞑るのは相手に対する友好の表現だというが、サンマの場合は独りでいる時も同じ表情をするので判断ができない。
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ミケはサンマから一定の距離を保ちながら、少しずつ移動している。


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そして、サンマの隙を窺い‥‥、


ミケはエサ場の外へ逃げてきた。
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しかし、サンマは諦めない。悠然とした足取りでミケに近づいてくる。
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サンマが人間なら、とっくにストーカー行為で逮捕されていることだろう。


ミケはついに私に助けを求めてきた。
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この時も、サンマの眼は閉じられている。


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その後も、この2匹は場所を変えて同じ行為を繰り返した。
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ミケは再びエサ場の奥へと逃げてきた。


そして昨日と同じように、ネットに頬ずりをする。
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そこへ、Kおじさんがやってきた。
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いつものように両手でサンマをナデナデする。


サンマは、Kおじさんの威を借りミケに近づこうとする。
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ミケもサンマの作戦を敏感に感じたのか、柵の外へ逃れた。


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次にやってきたのは長靴おじさんだ。
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長靴おじさんはチビ太郎の飼い主であり、ミケも三年ほど飼っていた。
しかし、チビ太郎がミケを苛めるようになったのでミケを手放した。
その辺の経緯は【ミケの過去】【ミケの三竦み】に詳しい。



サンマは寒いからか、自分の小屋に入った。
今日もTさん改め『ねこタカイ』さんがカイロを仕込んでくれている。

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ミケはその様子を遠くから見ている。


「ミケ、お前も寒いなら小屋に入りなよ」
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その時、急に雨が降り出した。
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最初ミケは潅木の下で雨を避けていたが、私の傘の中に逃げこんできた。
雨は、じきに止んだ。



サンマは小屋の中で熟睡している。
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ミケが、サンマの小屋の近くに行っては引き返すという行為を2、3度している。
どうやら、ミケはサンマの小屋に入りたいようだ。
しかし、サンマがいるので入るに入れなくてイラついているのだ。



manatsuさんと会うのは久し振りだ。
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ご主人のサーフィンに付き合って海に来たそうだ。


「サンマはしばらく起きそうもないから、お前は自分の小屋で寝ろよ」
「ねこタカイさんがカイロをセットしてくれたから小屋の中暖かいぞ」

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「じゃあ、今日はこれで帰るよ」


「ミケ、また明日」
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強風の中

2010年02月26日 18:20

AM7:05
今日の湘南海岸も南西からの強風に煽られていた。
空は鈍色の低い雲に覆われ、今にも雨が降って来そうだ。

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波はあるが、状態が良くないのか、サーファーの数は少ない。


この強風の中、2匹はどうしているだろう?
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ミケは昨日同様、東側の柵の中にいた。
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サンマも西側の植込みで、所在無げにしている。
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どうやらも風は苦手なようだ。


ミケは時折体の向きを変えるくらいで、いかにも退屈そうに見える。
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「午後からは雨が降る予報が出ているし、今日はおとなしく小屋に入ってるんだな」


そのミケが、この日初めて見せた動きのあるシーン。カメラ目線なのが気になる。
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サンマはいつもの場所に座ったまま動こうとしない。
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ミケがネットを抜け、防風林の中へ入っていった。
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近づいてよく見ると、ミケは雑草を食べていた。
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が草を食べる理由は諸説あるが、尖った草で胃腸を刺激して溜まった毛玉を吐き易くする説が有力だ。飼い用にペットショップなどで『草』という名で売っている。


さて、草も食べたし次は何をしようと考えているのか‥‥。
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次にミケがとった行動は、破れたネットに頬ずりをするというものだった。
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これはオスのマーキングと一緒で、自分の縄張りを主張する行動だと言われている。
「ミケ、心配しなくてもお前の縄張りは私が守ってやる!」



頬ずりも終わり、ミケが次にとった行動は‥‥。
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結局、ミケはさっきまでいた東側の柵の中に戻ってしまった。
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サンマも動く気は、まったくなさそうだ。


私は強風が吹くサイクリングロードを避け、防砂林内の遊歩道から帰ることにした。
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春一番

2010年02月25日 21:39

PM3:05
湘南海岸は南西からの強風が吹き荒れていた。
気象庁が『春一番』と発表したのを知ったのは帰宅してからだった。

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この風を歓迎しているのはウインドサーファーだけかも知れない。


ミケは、いつもの場所にいた。
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「ミケ、今日は風が強いから日向ぼっこするにはそこが一番だな」


サンマは昨日と同じようにミケの側にいた。
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こいつはミケに近づいて、どうしようと思っているのだろう。


こういう時は、先にサンマにエサをやってミケから引き離すのが上策だ。
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エサ場に異常はない。
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ミケはエサを残した。しかし、このエサは無駄にはならない。
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サンマがミケの分まで食べるからだ。


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おーっと出ました、ミケの大あくび。
「お前、歯がほとんどないんだなぁ‥‥」



サンマはエサを食べ終えると、風を避けて西側の植え込みに座り込んだ。
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ミケは東側の植え込みで風を避ける。
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強風はエサ場にも容赦なく入り込む。
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ミケは柵の中から出ようとはしない。
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「この風じゃ仕方ないな」


今日のサンマはやけにおとなしい。冴えない顔はいつものことだが‥‥
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「どうしたサンマ?元気ないぞ」


今日は二匹に動きはなさそうだ。
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私も早めに帰ることにした。



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穏やかな午後のはずが

2010年02月24日 22:13

PM3:30
雲ひとつない青空に燦々と輝く太陽。湘南海岸の午後は春を思わせる陽気だ。

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ミケは東側の植え込みにいた。
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柵の中に入ってみると、サンマが側にいた。また、ミケに近づこうとしているようだ。


名を呼ぶとミケは植え込みから出てきた。
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そこへ、Ike君がやって来た。
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彼は毎日このエサ場に来ているのだろうか?
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Ike君もミケのことがよっぽど好きなのだろう。


ミケは日向で毛繕いを始めた。
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以前にも見せたことがある、ミケの悩殺ポーズ。
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Tおじさんが二匹のためにエサを持って来た。Tおじさんにしては時間が早い。
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サンマが気配を感じて外に出てきた。


サンマはTおじさんの足にまとわりつく。
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Tおじさんから缶詰をもらうサンマ。
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ミケは、その様子を冷ややかな表情で見つめる。


サンマはTおじさんさんのエサに口もつけず、西へ向かってスタスタ歩いていく。
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サンマがエサに口もつけないなんて珍しいことがあるものだ。
あのサンマの歩き方は、何か目的があるような感じだ。
元棲んでいた西のエサ場に行くつもりかも知れない。



ミケは日向ぼっこを続けている。
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そこへ、可愛い女の子が興味深そうにミケに近づいて来た。
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初めて会う子供にナデナデされても、ミケはおとなしくしている。


以前何度か会ったのことのあるおじさんがエサ場を訪れた。
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おじさんは「仕事が忙しくて、久しぶりに来ました」と言う。
このおじさんもミケのファンである。以前会ったときは一眼レフを手にしていた。



Tおじさんは西のエサ場へ向かった。
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そして『カメラおじさん』も帰っていった。


入れ違いにあらしさんがエサ場にやって来た。
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彼女もほぼ毎日ミケとサンマのためにエサ場を訪れる。


水の入った空缶を前にちょこんと座るミケ。
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あらしさんにササミのジャーキーをもらう。ミケの好物らしい。


ミケが東を向いて動かなくなった。
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何かの気配を感じたようだ。


あらしさんがチビ太郎を発見した。
私がネットの北側を回って植え込みを覗くと、チビ太郎と目が合った。

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エサをやればおとなしく家に帰るだろうと思い、エサを取り出しチビ太郎に見せた。
しかし、私が一歩近づいた瞬間にチビ太郎は逃げてしまった。



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ミケはしばらくの間、チビ太郎が消えた東側の植え込みをジッと見ていた。
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チビ太郎が戻ってこないと判断したのか、ミケはサンマの小屋に入った。
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「ミケ、どうして自分の小屋に入らないんだ?」「こっちの小屋が気に入ったのか」
ま、サンマと諍いを起こさなければ、どっちで寝てもいいさ。



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気紛れ

2010年02月23日 22:25

PM3:40
靄がかかり江ノ島は霞んでいるが、日差しがふんだんに降りそそいで暖かい。

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エサ場に入ったとたん、険しい表情をしたサンマに出くわした。
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サンマの視線を追っていくと、潅木の間に茶色いものが見える。
チビ太郎だ!
チビ太郎は、私の顔を見ると植え込みの奥へと逃げていく。
何を勘違いしたのか、サンマがチビ太郎のあとを追って植え込みの中へ入っていった。
私の「サンマ、深追いするな」という言葉をサンマは無視した。



私がいることに気を大きくしたのか、チビ太郎が自分を恐がって逃げたとでも思ったのだろう。
しかし、二匹がいるところは柵のすぐ側で、私は近づけない。

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私はチビ太郎に声をかけ続けた。しばらくして、チビ太郎は西へ去っていった。


ミケはそんな騒ぎをよそに、東側の植え込みで日向ぼっこをしている。
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サンマはチビ太郎が去ったほうをしばらく警戒していた。
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「お前みたいなヤツを虎の威を借る狐って言うんだ」
その狐と出くわしてもサンマは逃げるに決まっているが‥‥



「ミケ、お前はあの二匹の諍いに巻き込まれるなよ」
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ミケの爪とぎが、いきなり始まった。
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猫好きおじさんが二匹のためにエサを持ってきた。
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ミケとサンマが眼を合わす。
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ミケは嫌な表情を見せる。


今日もサンマの食欲は旺盛だ。
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鼻を鳴らしながらエサをむさぼる。


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ミケはエサを半分以上残した。


二匹にエサをやり終えると、おじさんは帰っていった。
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カラス避けネットの左側を針金で支柱に固定してある。
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これならさすがのカラスもお手上げだろう。誰がやったか知らないが、グッドアイデアだ。


ミケを日向に誘った。
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サンマへの警戒は怠らない。


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ミケは私のあとをついてくる。
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柵の向こうにサンマがいることを知っているだろうか?


ミケがサンマの姿を認めた。
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サンマは眼を半眼にしてミケのことを窺う。


結局、ミケは一番安全な私の側にやって来た。
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久しぶりに『頭カリカリ』をしてやった。
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これをやると何故かミケの眼はロンパリになる。


あらしさんがエサ場にやって来た。
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眼を瞑っていたサンマが‥‥
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眼をカッと見開いた。


その視線の先にはミケがいる。
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ミケもサンマの視線に気づき、厳しい表情で睨み返す。


カツブシの袋を取り出す音を聞きつけたサンマは、いそいそとあらしさんの元へ駆けていった。
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さっきまでミケを異様な眼で見ていたと思ったら、今はカツブシに夢中だ。
ホントに猫は気紛れな生き物だ。



そのサンマにミケが近づいていく。
「ミケ、どうしたんだ?」私は思わずミケに声をかけた。

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すると、ミケはサンマの小屋に入ってしまった。中を覗くと、丸くなって寝ている。


サンマがどういう反応をするのか心配で見ていたら、あらしさんが「前にもお互い違う小屋で寝てましたよ」と言う。
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ホント、猫は気紛れだ。


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訪問者

2010年02月22日 22:36

PM3:20
湘南海岸は、青空が広がり暖かい日差しが降りそそぐ、穏やかな午後を迎えていた。

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ミケは、私がエサ場に来たのをどこからか見ていたのか、すぐに姿を現した。
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エサを食べている途中だったのか?


エサ場の食器類が散乱している。水入れは受け皿から離れたところにあり、水も残っていない。
こんなことをするのはカラスしかいない。

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ミケの大好きな水を水入れにたっぷりと入れる。


カラス避けのネットを押さえるブロックをさらに増やした。
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その様子を、ミケがちょこなんと座って見ている。


今日もサンマの姿はない。
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「ミケ、サンマがいないほうが気楽でいいだろ?」


そこへ初老の男性がやって来て、ミケを撫で始めた。私は初対面だ。
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この男性、ミケやサンマだけでなくチビのことも知っていた。ミケも顔見知りのようだ。
抱きかかえられても、おとなしくしている。



その男性は、しばらくミケのことを愛しそうに撫でていた。
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サンマが甘えた声で鳴きながら、エサ場に戻って来た。
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ミケはいきなり警戒モードに入った。


サンマに背を向けるミケ。
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ミケの表情は険しい。


ミケはおもむろにその場から離れ、私の陰に隠れた。
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サンマは眼を瞑り、寝ているのか起きているのか分からない。


ミケはさらにサンマから遠ざかる。
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ミケはエサ場の奥にできた陽だまりに座り込んだ。
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私が振り向くと、サンマがいつの間にか場所を移動していた。サンマの目的はミケへの接近だ。
それ以外に、暖かい日向から日陰に移る理由はない。

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「こいつ、寝た振りして、しっかりミケの動向を見てやがる」
私は、ストーカーのようなサンマの行動に気味の悪さを感じていた。



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ミケの表情はさらに険しくなっている。


ミケは一番安全な場所に隠れる。
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サンマは薄目を開け、そのミケを見つめている。サンマのこの粘着質な性格もミケが忌み嫌うところだろう。


私はミケをエサ場の外に誘った。
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ミケはサンマを常に警戒している。


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狸の墓に、また新たな花が供えられている。
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私は花の名前は分からないが、供えた人の気持ちはよく分かる。


先生がやって来た。
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サンマはさっそくエサにかぶりつく。


そこへ中年の女性がやって来て、先生と親しげに話し始めた。
先生とこの女性は同じマンションに住んでいる。

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私はこの女性と一度だけ、このエサ場で会ったことがある。
その時は敢えて言わなかったが、この女性が誰であるか見当がついていた。



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ミケはエサを残した。


そこで、サンマにミケの残りを与えたら、ためらわずに食らいついた。
サンマの腹は今にも地面に着きそうだ。

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「その調子でデブ猫になって、ミケを追うことができなくなっても自業自得だからな」


この女性は本来猫が苦手なのだ。ミケを撫でる仕草もぎこちない。
でも、息子さんがミケとサンマによく会いにくると言う。
それで自分も猫に慣れようとしてしているのだろう。素敵なお母さんだ。

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ミケも気持ち良さそうにしている。


私はその女性に訊いてみた。「Ike君のお母さんでは?」と。
果たして、その女性は「そうです」と答えた。

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今度は、玄ちゃんが玄パパさんに連れられてエサ場を訪れた。
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玄ちゃんは精悍ないい顔をしている。


この訪問者は、ほぼ一年ぶりに会う『Tおじさん』だ。
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以前夕方に散歩していたときは、毎日のように猫のエサ場で会っていた人だ。
このおじさんは、夕方になると数ヶ所のエサ場を回り猫にエサをやっている。
自身も20匹もの猫を飼っている。



最後の訪問者はIke君だ。
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お母さんがエサ場に来ていたことを話すと、意外そうな顔をした。


ミケエリア100222-27.jpg
Ike君は自宅に、そしてTおじさんは次のエサ場へと向かっていった。


今日は訪問者と話し込むことが多く、長居をしてしまった。
私もミケの見送りを受けて帰路に就くことにした。

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「ミケ、また明日な」


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ネット越し

2010年02月21日 21:59

AM9:30
今日の湘南海岸は雲が多く、太陽がその合間から時折顔を出す。
そのため気温も低く、さらに冷たい北風がさらに体感温度を下げる。

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今日も静かにエサ場に足を踏み入れた。
ミケエリア100221-01.jpg
ザッと見渡しても二匹の姿はない。


小屋の様子を見ていると、後ろから小さな鳴き声がした。
振り向くと、ミケがこっちを見ていた。

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「ミケ、お前どこから出てきたんだ?」
おそらく東側の植え込みにいたと思われる。



ミケの爪とぎ短縮バージョン。
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今日の爪とぎは5秒ほどで終わった。


エサ場の中にサンマはいない。
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サンマの行動範囲の広い。どこかへ出かけているのだろう。
昨日のように、チビ太郎に出くわさなければいいが‥‥



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食べたばかりなのか、ミケはエサを残した。


ハナちゃんと飼い主さんが、エサ場を訪れた。
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久しぶりに『無理アップ撮影』を強行。ハナちゃんは不安な表情をする。


服を着ていないハナちゃんを見るのは初めてだ。
飼い主さん曰く「キノコ柄なの」言われてみれば確かにキノコに見える。

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ミケはエサ場にできた陽だまりで毛繕いを始めた。
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ミケはさっきから周囲をしきりに警戒している。
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その対象がサンマなのかチビ太郎なのかは分からない。


どっちにしても、ミケの日常は平穏ではないということだ。
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「ミケ、お前も気苦労が絶えないなぁ」


ミケは私の足元に座り込んだ。
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「ミケの安心できる場所は私の側ということか‥‥」


その時、後ろから聞きなれた鳴き声がした。振り向くと、サンマがいた。
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「サンマ、お前どこへ行ってたんだ?」
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サンマの体に新しい傷はない。


そのサンマをミケが睨みつける。
ミケエリア100221-14.jpg
サンマもミケを睨み返す。


ミケはネットの陰に身を隠した。
ミケエリア100221-15.jpg
サンマはミケから眼を離さない。


どうやらミケが警戒していた相手はサンマのようだ。
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ミケとサンマの睨み合いは続く。


サンマがミケに近づいていった。
ミケエリア100221-17.jpg
今度はネットを挟んで睨み合いが始まった。


「サンマ、何度も同じことを言わせるなよ」
「ミケにそれ以上近づくんじゃないぞ!」

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二匹は、時間が止まったかのように動かなくなった。
ミケエリア100221-19.jpg


そして、二匹はその場に座り込んでしまった。
ミケエリア100221-20.jpg
どうやら、二匹とも長期戦を覚悟したようだ。


ミケエリア100221-21.jpg


この状況で私にできることはない。
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私はそっとエサ場をあとにした。


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真昼の決闘

2010年02月20日 21:19

PM00:20 
紺碧の空、その中空にある太陽から暖かい日差しが降りそそぐ穏やかな昼下がり。

風景100220-01.jpg


エサ場の前に立つと、ミケがどんな態度で迎えてくれるか、いつも楽しみにしている。
ミケエリア100220-01.jpg
私はエサ場へそっと足を踏みいれた。


最初に目が合ったのはサンマだった。
ミケエリア100220-02.jpg
「サンマ、鼻の調子はどうだ?」


エサ場の中は昨日と何も変わっていない。
ミケエリア100220-03.jpg
カラス避けのネットもそのままだ。


ミケは東側の植え込みで丸くなって眠っていた。
ミケエリア100220-04.jpg


それでも私が名を呼ぶと起きてきた。
ミケエリア100220-05.jpg
ついでに途中にある倒木で爪を研ぐ。


「ミケ、またサンマを避けてるのか?」
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ミケは警戒した眼でサンマを見つめる。
ミケエリア100220-07.jpg
サンマは呆けた顔で日向ぼっこをしている。


ミケエリア100220-08.jpg


「ミケ、今日は暖かいなぁ」
ミケエリア100220-09.jpg


サンマは、さっきまでミケがいた場所に移動してきた。
ミケエリア100220-10.jpg
ミケもサンマから距離をとるため、エサ場の奥に移動した。


ミケエリア100220-11.jpg
写真では分かり難いが、ミケの毛は陽光を受けてキラキラと輝いている。


私が写真を撮るためにミケから離れると、すぐに足元に寄ってくる。
ミケエリア100220-12.jpg
「ミケ、こんな近くじゃ写真が撮れないよ」


ミケにカリカリをやる。
ミケエリア100220-13.jpg
あまりお腹は減ってないようだ。


気がつくと、サンマの姿が消えていた。
ミケエリア100220-14.jpg


ミケは再び東側の植え込みに入ってしまった。
ミケエリア100220-15.jpg
この場所は人目につかないし、人も犬も容易に入れない。
その代わりに日差しはふんだんに入ってくる。



私はしばらくの間、その声を子供の泣き声だと思っていた。
しかし、耳を澄ませて聴いてみると、違っていた。

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「あれは猫の鳴き声だ」
それも私が知っている猫の鳴き声に似ている。私はその声がする防風林の奥へと歩を進めた。



国道近くの防風林で二匹の猫が対峙している。サンマとチビ太郎だ。
やはり声の主はチビ太郎だった。二匹の様子からサンマの劣勢は明らかだ。

ミケエリア100220-17.jpg
私は生垣を越えて、ゆっくりと二匹に近づいていった。チビ太郎が振り返り私の姿を認めた。
チビ太郎は唸り声を発し続けている。



チビ太郎が私に気をとられている隙に、サンマは遁走した。
ミケエリア100220-18.jpg
サンマは木の根元に身を隠した。しかも頭だけを。


チビ太郎は後ろを振り返りながら東へ去っていく。
私に二度も首根っこを押さえ込まれたことを憶えていたようだ。

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サンマは遠くからチビ太郎の行方を見届けている。


私はしばらくの間、その場にとどまっていた。結局、チビ太郎は戻ってこなかった。
ミケエリア100220-20.jpg
まだ不安げなサンマに私は言った。
「サンマ、チビ太郎はもう行ったよ」



サンマもやっと安心したのか、エサ場へ戻っていく。
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ミケはサンマと顔を合わさないように柵の陰に隠れている。
「ミケ、それじゃ隠れたうちに入らないぞ」



サンマは緊張が解けたせいか、その場にへたり込んだ。。
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「サンマ、チビ太郎と喧嘩しても勝てっこないから、あいつに遭ったらすぐに逃げろ」


「ミケ、お前もチビ太郎には気をつけろよ」
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「じゃあ、また明日来るからな」


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忌避

2010年02月19日 23:11

AM11:00 湘南海岸は薄曇りの空模様だ。時折、雲間から陽が射す。
風景100219-01.jpg


ミケは東側の植え込みから姿を現した。
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「ミケ、変わったことはなかったか?」


サンマは私を待っていたかのように、目の前でフンをする。
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ミケがフンをするところは一度しか目にしてないが、サンマは私がいるときによくフンする。
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さっそく二匹の睨み合いが始まった。
ミケエリア100219-04.jpg


サンマが体勢を低くした。今にもミケに突進して行きそうだ。
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「サンマ、それ以上ミケに近づくなよ」


ミケは、やおらその場を離れた。
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そして、私の足元に避難してきた。


それでもサンマはミケへの接近を諦めない。ミケを見据えてお尻を振りだした。
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潅木の間で身を低くして、ミケの隙を狙っている。


この直後、サンマは私の横をすり抜け、ミケに突進していった。
そしてミケを松の根元に追い詰めた。
そんな行為を私が許すはずがない。サンマの首根っこを掴んで、ミケから引き離した。



ミケエリア100219-09.jpg


狸の墓に新たに小枝が供えられている。
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初めは枝が自然に落ちたのだろうと思った。
しかし、近づいてよく見ると小枝は地面に挿してあった。



ミケの爪とぎ松の木バージョン。
ミケエリア100219-11.jpg


ミケエリア100219-12.jpg


サンマに反省の様子は窺えない。
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「サンマ、いい加減に悟れよ」


猫好きおじさんが、ミケとサンマに缶詰を持ってきた。
ミケエリア100219-14.jpg


ミケは食欲がないのか、口をつけた程度で食べるのをやめた。
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どうやら、サンマが近くにいるから食欲がなくなったようだ。


そこで、東側の柵の中にエサを持っていった。するとエサを食べ始めた。
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それでも半分以上残してしまった。


またネットが外されている。食器の中は空になっていて、エサが地面に散らばっている。
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こうなったらカラスと根比べだ。ブロックをひとつ増やした。


サンマはエサをほぼ完食した。
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「そうやって、デブ猫になっていくんだ」
いっそ走れないくらいに肥ってくれたほうが、ミケが平穏に暮らせるかも知れない。



ミケはサンマを避け、東側の植え込みにいる。
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サンマは最近作られた柵の補強材の上で、呆けた顔をして横になっている。
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「ミケ、カリカリ食べるか?」
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ミケは缶詰よりカリカリのほうが好みのようだ。


サンマがミケの様子を柵の陰から覗いている。ミケは私の陰に隠れる。
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「お前、ホントにしつこいぞ!」


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サンマが西側の植え込みに移った。
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その隙にミケが柵の外へ出てきた。


サンマが来ないか確認して、人通りの少なくなった道路を眺める。
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「ミケ、今日はこれで帰るよ。また明日来るからな」
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ミケは私の姿が小さくなるまで見送ってくれた。


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