風に逆らって

2010年03月31日 23:01

PM 03:35
湘南海岸は、西の空だけを残し、あとは灰色の雲に覆われている。
南西からの海風が強く吹き、海は荒れていた。

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ミケは私の顔を見ると、小屋から出てきた。
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サンマの姿は見えない。
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「こんな風の強いときに何処へいったんだ?」


ミケは風を避け、東の植込みに移動していた。
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私はミケを残し、サンマを捜しに西へ向かった。
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サンマを発見した。サンマは、ミケのエサ場から100mほど西の植込みにいた。
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サンマは昨日同様、足早に西へ向かって行く。


風に逆らうように、サンマはさらに西へ歩を進める。
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ボスの母猫のエサ場で水を飲むサンマ。


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水を飲み終えたサンマは、再び西へ向かった。


しばらくすると、サンマが立ち止まった。
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そして、サンマは防風ネットの穴から植込みへと入っていった。


ネットと藪を通してよく見ると、サンマはその場に座りこんでいる。
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「サンマ、そんなとこで何してんだ?」
私も20分ほどその場に佇んでいたが、サンマがその場所から動くことはなかった。



私はミケのエサ場へ戻った。ミケはまだ東の植込みにいた。
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海風が勢いを増してきた。
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私はミケを小屋の方へ誘うことにした。


風はエサ場の中へも容赦なく入ってくる。
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私がしゃがんで名を呼ぶとミケが近づいてきた。


その時、ミケが何かの気配を感じ振り返った。
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その気配の主はあらしさんだった。


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あらしさんは帰り際にミケを優しく撫でる。
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あらしさんはしばらくの間、ミケを撫で続けていた。
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強風が吹くサイクリングロードを避け、あらしさんは遊歩道から帰っていった。


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私もミケに別れを告げて、エサ場をあとにした。


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余寒

2010年03月30日 22:58

PM 03:25
今日の湘南海岸も冷えこんでいる。
昨日と違って日差しはあるが、冷たい海風がそれを相殺している。

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サンマは東の植込みで日向ぼっこをしていた。
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声をかけても反応はない。http://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=181#
「寝てるのか?」



ミケはサンマから東に20mほど離れたところにいた。
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私が柵の中に入ると、ミケが近づいてきた。
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まずは、大好きな水をたっぷりと飲む。


そして、日課の爪とぎを始めたが‥‥
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今日は呆気なく終了。


ミケは私のあとに付いて柵の外へ出てきた。
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サンマの様子を見にいくと、植込みの中に座りこんでいた。
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両の鼻の穴から青っ洟を垂らして、いかにも辛そうだ。


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ミケが水を飲みに東の植込みへ戻ってきた。
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水を飲み終えると、ミケは私の足に擦り寄ってきた。


サンマはその場から動こうとしない。
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私はサンマを鼻水を拭き取ってやった。
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「サンマ、少し楽になっただろ」


サンマはお気に入りの場所へ移動した。
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ミケはさっきサンマがいた場所で日向ぼっこを始めた。
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「元々、そこはお前の場所だもんな」


サンマは西の植込みへ入っていった。
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鼻水が取れたので、少し元気になったようだ。


サンマは、そのまま西へ向かって早足で歩き出した。
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そして植込みの奥へ姿を消した。


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ミケのエサ場に戻ると、以前会った男性がいた。
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ミケとサンマのためにエサを持ってきたと言う。


ミケは既にエサを食べ終えていた。
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満足そうに舌なめずりをするミケ。


この男性は、これから隣の平塚市まで行って野良にエサを与えると言う。
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「次は二宮町まで行って、最終的には小田原市までかな」と言い残して、男性はエサ場をあとにした。


次にエサ場を訪れたのはTANYさんだった。
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しかし、今日のミケはTANYさんにつれない態度を見せる。
TANYさんは、ミケの機嫌をそれ以上損ねないよう早々に帰っていった。



しばらくして、今度はあらしさんがやって来た。
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あらしさんはいつものように食器を洗う。
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そして、ミケに好物のジャーキーを与える。
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ミケを優しく撫でて‥‥
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あらしさんは帰っていった。


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私もそろそろ帰る時間だ。
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「ミケ、寒いからもう小屋に入りな」


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凍える午後

2010年03月29日 23:21

PM 03:35
湘南海岸の空は、鈍色の低い雲に覆われている。時折ポツリポツリと雨が落ちてくる。
真冬と変わらぬ寒さに、カメラを持つ手がかじかむ。

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こんな日は、二匹とも小屋に入っているだろう。
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私は静かに小屋へ近づいていった。


やはりミケは小屋の中にいた。
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ところが、ミケは私を認めると小屋から出てきた。


サンマも小屋の奥で小さくなっている。
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眠ってはいないようだ。


そこへ、いつものおじさんがエサ場を訪れた。
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おじさんにニックネームを尋ねると、即座に『TANY』と答えた。『タニー』と読む。


TANYさんはミケの顔で遊ぶ。
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ミケも嫌がる様子を見せず、されるがままだ。


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TANYさんは最後に二匹の小屋を見て回った。


雨脚が少し強くなってきた。
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ミケは小屋には入らず、松の根元で雨宿り。


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鳴き声がしたので後ろを振り返ると、サンマも小屋から出ていた。
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どうして寒い外へ出てきたのだろう?


雨が小降りになると、ミケが防風林から出てきて食器の前に座りこんだ。
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「エサをくれってことか?」


私は取り敢えず自分の持っていたエサをミケに与えた。
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するとサンマが忍び寄ってきた。
「こいつも腹が減っているのか。だから小屋から出てきたんだな」



サンマはミケを見つめ続けている。
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その眼つきは思いの外鋭い。


そのサンマの視線を感じたのか、ミケは後ろを見ないように、そっとその場を離れた。
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ミケの残したエサをサンマが食べ始めた。


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それだけでは足りないと思い、エサ場に残っていたエサを持ってきてやった。


また雨脚が強くなってきた。
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ミケは水を飲むと、そのまま小屋の中へ入った。
小屋の中に手を入れると、カイロが仕掛けてあって暖かい。
ねこタカイさんかねこみどりさんが来てくれたのだ。



エサを食べ終えたサンマは何故か小屋には入らず、元の場所へ戻った。
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サンマの小屋にもカイロが敷いてあって暖かいのだが‥‥



サンマがいる場所は頭上を潅木の葉が覆い、雨が本降りにならない限り濡れることはない。
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だが、潅木は寒さまでは防いでくれない。


ミケは丸くなって眠っている。
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「サンマ、風邪引かないうちに小屋へ入るんだぞ」


ボスのエサ場へ行ってみた。
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三つある小屋を覗いたが、一匹もいなかった。


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春よ来い

2010年03月28日 23:49

PM 01:45
今日の湘南海岸は灰色の雲に覆われていた。
気温は、昨日同様10℃以下だ。海岸にいる人たちの身形も真冬と変わらない。

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今日も海は凪ぎ、サーファーの姿はない。


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昨日Kおじさんから聞いた話だと、この地曳網船はもう漁に出なくなるかもしれないとのこと。
私も知っている船主さんの体調が良くないらしい。去年の暮れ船主さんは腰の手術を受けた。
その直前に会った折、来春の再会を約束して握手をしたのだが‥‥



ミケは、東の植込みで丸くなって眠っていた。
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今日はサンマの姿が見えない。
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また何処かへ出かけているようだ。


私が東の柵の中に入ると、ミケが近づいてきた。
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「ミケ、今日も寒いなぁ」


ミケは水をたっぷり飲むと‥‥
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日課の爪とぎを始めた。今日も念入りに研いでいる。
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今日は残念ながら、カメラ目線はない。
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今度は防風ネットに頬ずりをし始めた。
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舌を出して、何故か恍惚の表情だ。


ミケは、急に我に返ったように頬ずりを止めた。
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エサ場の真ん中で用足しをするミケ。
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「ミケ、後始末くらいちゃんとしろよ」
ミケは時々、後始末をはしょる癖がある。



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道路近くに出たミケに、ふたりの子供が近づいてきた。その子供たちの話。
「誰が飼ってるのかなぁ?」
「飼ってないよ。野生の猫だよ
ふたりの話を聞いていた私は、思わず微笑んでしまった。



ミケが犬の次に苦手なのが子供だ。
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子供の行動は予測がつかないからだと思われる。


私はサンマを捜しに西へ向かった。
まずボスのエサ場へ行ってみたが、野良の姿はない。

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このエリアには三匹の野良が暮らしているはずだが、最近その姿を見ない。


私はさらに西のエサ場を目指して歩を進めた。
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西のエサ場。
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サンマもいないが、ここに棲んでいる三匹の野良たちの姿もない。


そこへ偶然、KおじさんとKおばさんが通りかかった。
Kおばさんは先にトイレに向かい、Kおじさんがそのあとをゆっくりと追っていく。
私はしばらく西のエサ場に残り、周辺を見て回った。

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Kおじさんから、昨日もらった貝の名を再度教えてもらった。
その名は『ながらみ』。今日はその場でメモ書きした。



ボスのエサ場でふたりに追いついた。
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Kおじさんはエサ入れの汚れを落としている。


そして、きれいになったエサ入れにKおばさんがエサを入れる。
夫婦ならではのコンビネーションだ。

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傘の下にエサと新しい水が用意された。
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ふたりが次に向かうのはミケのエサ場だ。


私はサンマを捜すため、防風林の中を通ってミケのエサ場へ向かった。
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しかし、サンマと遭遇することはなかった。


Kおじさんがサンマの小屋を覗いている。サンマは戻ってきていた。
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サンマは小屋の中で死んだように眠っている。


ここでも、ふたりはミケとサンマのためにエサと水の用意をする。
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ミケの見送りを受けて、KおじさんとKおばさんは帰っていった。


サンマが帰ってきたことを知ったためか、ミケの表情が変わった。
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サンマはよほど疲れているのか、エサには目もくれない。
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「サンマお前、何処まで行ってたんだ?」


ミケはしきりに小屋の方を警戒している。
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ミケは少しでも不安になると、私の足元に擦り寄ってくる。
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「ミケ大丈夫だ。サンマはしばらく起きてこないよ」


ところが、その直後サンマが小屋から出てきた。
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そして、エサ場の真ん中に座りこんだ。そこは風が通る一番寒いところだ。


そこへ、いつものおじさんがやって来てサンマを撫でる。
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ミケには、まるで首を絞めるような撫で方をする。


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このおじさんにもニックネームが必要だ。今度会ったら訊いてみよう。


サンマの眼の前にエサを持ってきてやると、ゆっくりと食べ始めた。
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いつものように、がっつくことはない。よほど疲れているのか?


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ミケは、そんなサンマを見ないように背を向けている。


次の訪問者はあらしさんとご主人だ。ふたりも夫婦ならではのコンビネーションでテキパキと動く。
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ミケに手ずからジャーキーを与えるご主人。


ご主人はサンマの鼻水を拭き‥‥
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ついでにミケの顔も拭う。


あらしさんは帰り際にサンマを優しく撫でる。
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ふたりが帰ったあとのサンマは寂しそうに見える。


サンマはそのまま小屋へ向かった。
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そして、小屋に入り眼を閉じた。


夕刻が迫り、気温がさらに下ってきた。私はミケを小屋の方へ誘った。
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「ミケ、こっちにおいで。もう小屋に入りな」


ミケが近づいて来たので、私はさらにうしろへ下った。
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私の誘いに乗って、ミケが小屋に近づいてくる。


ミケは、まず大好きな水を飲む。そして小屋から離れようとしたが‥‥
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急に踵を返し、小屋の中へ入った。


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「ミケ、今日はもう小屋から出るなよ。また明日来るからな」


ミケとサンマが小屋に入ってからも、私はしばらく様子を見ていた。
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しかし、二匹が小屋から出てくることはなかった。これで私も安心して帰ることができる。


ミケやサンマ、そしてその他の野良のためにも、暖かい本当の春が来るのを願った。
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回帰

2010年03月27日 23:12

PM 01:15
紺碧の青空が広がる湘南海岸。しかし気温は10℃に届いていない。
さらに冷たい海風が吹きつけている。私は真冬並みの寒さに思わず身震いした。

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海は凪いでいて、サーファーはひとりもいない。


ミケのエサ場に着いた時、初めに目に入ったのはサンマだった。
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サンマは日向で毛繕いをしていた。


ミケが私の姿を認めて、東の植込みから出てきた。
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そのミケを見て、サンマが起き上がった。


ミケはサンマの背を向け、眼を合わせようともしない。
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サンマは表情を曇らせた。


ミケは私の側に近づいてきた。
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そのミケの動きに合わせて、サンマも移動してきた。


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ミケとサンマは、その場で動かなくなった。


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狸の墓に、また新たな花が供えてあった。
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埋葬したとき植えた若木はしっかり根付いている。
狸の墓の詳細は【埋葬】をご覧ください。


満を持してサンマが動いた。
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サンマの表情は、まだ穏やかだ。


再び膠着状態が始まった。
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その膠着を解いたのはIおばさんだった。
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サンマはIおばさんのあとを付いていく。


ミケは水をたっぷりと飲んだあと‥‥
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東の植込みに座りこんだ。


Iおばさんはサンマのために、冷たい風が当たらない場所を探している。
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ところが、日向にそんな都合のいい場所はない。


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そのIおばさんとサンマの様子を見た通りがかりの女性が足を止めた。
初め、その女性はサンマのことをIおばさんの飼い猫だと勘違いしていた。

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彼女自身も猫を飼っていると言う。


当然、猫談義に花を咲かせた。
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ミケとサンマの小屋を見て、恵まれた環境に安心したようだ。


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Iおばさんがサンマに別れを告げて帰っていった。
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「サンマ、舌が出てるぞ」


Iおばさんとすれ違いにKおじさんが現れた。
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ミケは丸くなって眠っている。


Kおじさんも、Iおばさんと同様サンマのために暖かい場所を探す。
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Kおじさんは場所探しを諦め、サンマの鼻の具合を見る。
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そこへKおばさんがやって来た。


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しばらくサンマの様子を見てから、KおじさんとKおばさんは仲良く並んで帰っていった。


Kおじさんに貝をもらった。この貝の名は‥‥名は‥‥
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ひらがな四文字であることしか憶えていない。最近は物忘れが酷くなる一方だ。
すでに味付けがしてあって、帰ってから温めて食べたら美味しかった。
「Kおじさん、ありがとうございました」



サンマが西へ向かっていく。
「サンマ、何処へ行くんだ?西のエサ場か?」

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サンマは、私の問いかけを無視して悠然と歩き始めた。


防風ネットの支柱にマーキングするサンマ。
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サンマが水を飲んでいる。
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その水は、砂をたんまり吸い込み泥水と変わらない。


サンマは潅木にもマーキングする。
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サンマの顎には、さっき飲んだ泥水が付いている。


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サンマはその小さな陽だまりがある場所が気に入ったのか、そのまま動かなくなった。


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サンマがその場所に座りこんでから20分が経った頃、私はエサ場へ戻ることにした。
「サンマ、先に帰ってるぞ」

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すると、サンマが私のあとに付いてきた。


私がサンマと一緒にエサ場に戻ると、Ike君がいた。
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サンマはさっそくエサにがっつく。


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Ike君は友人とキャッチボールをしている途中、ミケの様子を見にきていた。


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Ike君とすれ違いにエサ場にやって来たのは、カメラおじさんだ。
江ノ島まで行こうとしたが、海風が砂を飛ばし始めたので途中で引き返したと言う。



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ミケは寝ているのか起きているのか、声をかけても反応がない。


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結局、サンマは私が最初に見た元の場所へ戻った。


海風が強くなると、何処からともなくウインドサーファーが現れてくる。
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海はしばらく彼らのものになる。



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優しい手

2010年03月26日 23:46

PM03:35
薄曇の湘南海岸。気温は10℃を少し超えたくらいで肌寒い。

風景100326-01.jpg
元気に遊ぶ子供たちには、これくらいの気温がちょうどいいのかも知れない。


今日は珍しく二匹揃っていた。ただ、ミケとサンマの距離が近い。
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そう思った次の瞬間、ミケは東の植込みに逃げこんだ。


独り残されたサンマ。
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サンマの表情は寂しそうだ。


そこで、サンマにエサを与えてみた。
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「サンマ、いっぱい食べろ。お前の鼻が悪いのは栄養失調が原因だそうだから、栄養のあるものを食べていればいつか治るぞ」


その時、ねこみどりさんがエサ場を訪れた。
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昨日、ご主人のねこタカイさんが置いていったカイロを回収している。


サンマは、まだエサを食べていた。
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エサを食べ終えたサンマは、ミケがいる東の植込みを気にしている。
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柵の中に入った私に、ミケが近づいてきた。
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サンマはミケに近づこうとしたが、間に私がいるので逡巡している。


結局、サンマはミケに近づくことを諦めた。
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そして、いつもの情けない表情になった。


いきなり、ミケの爪とぎがはじまった。体を目一杯伸ばし、普段より力が入っている。
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久し振りに見せるミケのカメラ目線。


ミケの表情も楽しそうだ。隅に写るサンマと対照的だ。
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爪とぎを終えたミケが、防風林に入っていく
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何か目的でもあるのだろうか?


ミケは、さらに防風林の奥へ進んでいった。
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そして、少し開けた場所に座りこんだ。


しばらくすると周囲の匂いを嗅ぎながら、ミケはゆっくりと歩き出した。
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10分ほどの散策を終え、ミケはエサ場の方へ帰っていく。


エサ場に戻ったミケは、サンマの視線を避けるように防風ネットに身を隠した。
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小屋の前で水を飲むミケに、サンマが近づいてきた。
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サンマの存在に気づいたミケは、水を飲むのを止めて去っていった。


また独り残されたサンマは‥‥
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エサを食べ始めた。
「とどのつまりは食欲優先かい」



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逃げたミケを見るサンマの眼つきが変わった。
「また、スイッチが入ったか」



そのスイッチをOFFにしたのは、ねこみどりさんだった。
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ねこみどりさんは、優しくミケを撫でる。サンマが羨ましそうに、その様子を見ている。
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そんなサンマを見るミケの表情は険しい。


ねこみどりさんは、サンマも優しく撫でる。
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ミケの表情がますます険しくなっていく。


ねこみどりさんは、仕方なく二匹同時にナデナデする。
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ミケとサンマの珍しいツーショット。


しかし、ミケはサンマの存在に気づいた瞬間、防風ネットの奥へ逃げこんだ。
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ねこみどりさんは、サンマを宥めるように優しく撫でてやる。


サンマの目ヤニを取るねこみどりさん。これは猫好きな人でもなかなかできるものではない。
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ねこみどりさんは帰っていった。
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優しい手で撫でられたミケとサンマの表情は、心なしか穏やかに見える。


サンマは、いつもの場所に移動した。
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そして、しばらくするとサンマはまどろみ始めた。


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そのサンマの様子を見つめるミケの表情に、さっきまでの険しさはない。


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雨中の追跡

2010年03月25日 20:59

PM03:30
今日の湘南海岸も冷たい雨が降っている。
気温は低いが、風がほとんどないため体感温度は昨日より高い。
そのせいか、昨日は誰もいなかった砂浜に犬を連れて散歩している人がいた。

風景100325-01.jpg
そして、ボードウォークにも‥‥


ミケのエサ場には先客がいた。ねこタカイさんだ。
ミケエリア100325-01.jpg
ねこタカイさんは、ミケとサンマの小屋にカイロを置きに来ていた。


ミケの小屋にカイロを置く間、ミケはサンマの小屋へ移動してもらった。
ミケエリア100325-02.jpg


カイロを置き終えると、ねこタカイさんは帰っていった。
ミケエリア100325-03.jpg


今日もサンマの姿が見えない。昨日から帰っていないのだろうか?
風景100325-02.jpg
私は、今日もサンマを捜しに西へ向かった。


西のエサ場。
西のエサ場100325-01.jpg


エサ場の中に、野良の姿は見えない。
西のエサ場100325-02.jpg
ここには三匹の野良がいるはずだが、みんな何処で雨を凌いでいるのだろう。


帰り道、サンマが通りそうな場所を捜してみた。
風景100325-03.jpg
しかし、サンマを発見することはできなかった。


念のため、ボスのエサ場を覗いてみた。すると、そこにサンマがいた。
ボスエリア100325-01.jpg
サンマはボスのエサ場で水を飲んでいた。


サンマは潅木にマーキングをしたあと、西へ向かった。
ボスエリア100325-02.jpg
「これから西のエサ場へ行くつもりなのか?」


しばらく逡巡していたサンマは‥‥
ボスエリア100325-03.jpg
防風ネットの穴から植込みの中へ入っていった。


サンマは植込みから出てくると、今度は東へ向かって歩きはじめた。
ボスエリア100325-04.jpg
私はサンマのあとを追った。


遊歩道を悠然と歩いてくるサンマ。
帰路100325-01.jpg


エサ場に戻ったサンマは、ミケの小屋へ入ろうとしたが‥‥
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そこにはすでにミケが寝ていた。それでもサンマは、ミケの小屋の前でしばらくウロウロしていた。


私は見兼ねて、サンマを抱いて小屋の前へ連れていった。
「サンマ、お前のねぐらはこっちだろう」
サンマは思い出したように、自分の小屋へ入った。

ミケエリア100325-05.jpg
サンマは小屋の暖かさに気がついたようだ。


気持ち良さそうに眼を閉じると‥‥
ミケエリア100325-06.jpg
そのまま眠りに就いた。


風景100325-04.jpg



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雨中の捜索

2010年03月24日 21:39

PM03:30
冷たい雨が降る湘南海岸。気温は一桁。吐く息が白い。
さらに冷たい風が吹き、時折私の傘を大きく煽る。江ノ島は雨に霞んで模糊としている。

風景100324-01.jpg
海にも砂浜にも誰一人いない。聞こえてくるのは雨音と、国道を走る車の音だけだ。


サイクリングロードにも人影はない。
風景100324-05.jpg


こんな天気の中、二匹はどうしているのだろう。
ミケエリア100324-01.jpg
私はそっとエサ場に足を踏み入れた。


ミケエリア100324-02.jpg
ミケもサンマも小屋の中に入ってない。


水入れを見ると、水がほとんどなくなっていた。
ミケエリア100324-03.jpg
すぐに新しい水を入れてやる。


ミケは独り東側の植込みにいた。
ミケエリア100324-04.jpg
ミケは体を小さくし、いかにも寒そうにしている。
「ミケ、寒いなら小屋に入りなよ」



ミケは水を飲みはじめた。
ミケエリア100324-05.jpg
「ミケ、サンマはいないのか?」


この雨の中、サンマはまた出かけているようだ。
ミケエリア100324-06.jpg


私はサンマの姿を求めて、今日も西へ向かっていった。
風景100324-02.jpg


西のエサ場。ミケのエサ場から700mほど西にあるサンマの故郷だ。
西のエサ場100324-01.jpg
エサ場の中には、モップがいた。


しかし、エサ場にいるのはモップだけだ。
西のエサ場100324-02.jpg
エサ場の周辺を捜したが、他の野良の姿は見えない。


モップも寒さをジッと耐えている。
西のエサ場100324-03.jpg
ビニール傘から、はみ出た体は雨に打たれている。


自慢の長い毛も、雨に濡れてクシャクシャだ。
西のエサ場100324-04.jpg
「モップ、そこじゃ寒いだろ、どうして奥のねぐらに入らないんだ?」
しかし、モップはビニール傘の下から動くことはなかった。



風景100324-03.jpg


ミケのエサ場に戻ると、ミケは自分の小屋に入っていた。
ミケエリア100324-07.jpg


ふと見ると、エサ入れにミケの好物のジャーキーが入っている。
ミケエリア100324-08.jpg
私が西のエサ場へ行っている間に、あらしさんが来たようだ。


サンマの姿は、ついに見ることができなかった。
風景100324-04.jpg



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西へ

2010年03月23日 22:49

PM03:30
湘南海岸の空は灰色の雲に覆われていた。
予報では今夜から雨だが、今にも降り出しそうな空模様だ。

風景100323-01.jpg


ミケは東側の柵から顔を出した。
ミケエリア100323-01.jpg


サンマは今日も姿が見えない。
ミケエリア100323-02.jpg
また、実家である西のエサ場へ行っているのだろう。


ミケの爪とぎがはじまった。今日はいつもより念入りに研いでいる。
ミケエリア100323-04.jpg


爪とぎのあと、ミケはたっぷりと水を飲んだ。
ミケエリア100323-00.jpg


サンマがいないエサ場は何か物足りない気がする。
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ミケは気が休まっていいのだろうが‥‥


「おっ、ここでも爪を研ぐつもりか‥‥」
ミケエリア100323-05.jpg
「何だ、思わせぶりな態度しやがって‥‥」


ミケエリア100323-06.jpg
どんな小さな犬にも、ミケは警戒を怠らない。


ミケエリア100323-07.jpg
私はミケの見送りを受けて、西へ向かった。


昨日サンマが道草を食っていた草むら。
風景100323-02.jpg
「まだ西のエサ場にいるのか?」


西のエサ場。
西のエサ場100323-01.jpg
今日は黒ブチが独り草むらの中にいた。


エサ場の中を覗いたが、サンマの姿はない。
西のエサ場100323-02.jpg


黒ブチが植込みの中へ入っていく。
西のエサ場100323-03.jpg


内側からだとよく見えないので、私は柵の外へ回ってみた。
西のエサ場100323-04.jpg
すると、柵の隙間から見覚えのある模様が見えた。


そこにはモップがいた。
西のエサ場100323-05.jpg
「何やってんだ、こんなとこで?」


モップは私が呼ぶと、植込みから出てきた。
西のエサ場100323-06.jpg
周囲を警戒するモップ。


黒ブチは植込みから出てこない。
西のエサ場100323-07.jpg
そのうち、こいつにも適当な呼び名を付けてやろう。


西のエサ場100323-08.jpg


「なあ、サンマがここへ来なかったか?」
西のエサ場100323-09.jpg
モップは、私に首根っこを掴まれたことなど忘れているようだ。


そこへ、また猫好きおじさんが現れ、サンマがミケのエサ場に戻っていることを教えてくれた。
海岸猫の動向は、このおじさんが一番詳しい。

西のエサ場100323-10.jpg
私はミケのエサ場へ取って返した。


ちょうど、あらしさんがエサ場から帰るところだった。
ミケエリア100323-08.jpg
あらしさんは、サンマの鼻の具合をしきりに心配している。
私も感じていたが、サンマの鼻は入院前の状態に戻りつつある。
最近、青っ洟を垂らしたサンマを何度か見たからだ。



ミケは離れたところから、私たちの様子を窺っている。
ミケエリア100323-09.jpg


サンマとは、何処かで行き違いになったのかもしれない。
ミケエリア100323-10.jpg
ミケはサンマの様子を窺っている。


サンマの鼻は完治しないが、鼻水だけでも止められる術があるといいのだが‥‥
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「ミケ、今日はこれで帰るよ。また明日な」


雨がポツポツと落ちてきた。
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道草

2010年03月22日 21:22

PM1:10
二日間続いた嵐のような強風は収まっているが、今日は気温が一気に下った。
それに、やや強めの冷たい海風が吹き、体感温度をさらに下げている。

風景100322-01.jpg
波の状態は良くなさそうだが、二日間海に入れなかったサーファーやボディーボーダーたちで海は賑わっている。


サイクリングロードの所々には、風で運ばれた砂が溜まっている。
風景100322-02.jpg
この場所も先日重機を使って砂を除去したばかりだった。


ミケは東側の植込みで日向ぼっこをしていた。
ミケエリア100322-01.jpg
私が声をかけると、おもむろに顔を上げた。


エサ場の中にサンマの姿は見えない。
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今日も西の方へ出かけているのだろう。


ミケはエサ場に戻る途中で用を足す。さすがレディー。
ミケエリア100322-03.jpg


お腹が満たされたミケは、よしずの上で日向ぼっこを続けるつもりだ。
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私はサンマがいそうな西へ向かうことにした。


ボスエリアの入口に立っていた看板が、根元から引きちぎられたように倒れていた。
ボスエリア100322-01.jpg
ボスエリアに野良の姿はなかった。


風景100322-03.jpg
私は、さらに西へ向かって歩を進めた。


西のエサ場。
『西のエサ場』とは私が勝手につけた名だ。ここはサンマの育った場所である。

西のエサ場100322-01.jpg
モップが独り、草むらで日向ぼっこをしていた。
『モップ』の名の由来は【西のエサ場】をご覧ください。


そっと近づいてみると‥‥
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モップは気持ちよさそうに眠っている。


しばらくすると私の気配に気づき顔を上げたが、寝返りを打って再び眠りに就いた。
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最後の写真を撮って、私がモップの側を離れようとした、その時だった‥‥


私がふと視線を上げた先に、サンマがいた
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やはりこいつは、自分の実家であるこのエサ場へ毎日のように来ているのだ。


サンマはモップの姿を認めたはずだ。
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しかしサンマはモップには近づかず、植込みの中を移動していく。


植込みを出たサンマは、エサ場の中へ入っていった。
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そして残っていたエサを食べはじめた。がっつきはじめた。


そのあとサンマは、エサ場の中を点検するように歩き回る。
西のエサ場100322-07.jpg
こいつのことだから、食い物を探しているのかもしれない。


エサ場を出たサンマは、ゆっくりとモップに近づいていく。
西のエサ場100322-08.jpg
モップもサンマの接近を察し、顔を上げた。


サンマはさらにモップとの距離をつめた。二匹の睨み合いがはじまった。
西のエサ場100322-09.jpg
モップは威嚇の低い唸り声を出している。まさに一触即発の状況だ。


一年前までは、このエサ場で仲良くしていた二匹だったのに‥‥
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いったい、この一年で何が変わってしまったのだろう?撮影日:2009/03/05


このままだと先日のように争いがはじまると思い、私は二匹の間に割って入った。
しかしサンマは諦めない。場所を変え、執拗にモップに近づこうとしている。

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サンマは草むらの中で姿勢を低くした。


サンマはモップから眼を離さない。
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モップもサンマの動向を鋭い眼で窺っている。


サンマがゆっくりとモップに近づいていく。
西のエサ場100322-12.jpg
再び仲裁の入ろうと、私が二匹に近づこうとした、その時‥‥


偶然、猫好きおじさんがエサ場にやって来た。
サンマはモップから離れて、おじさんに近づいていった。
おじさんはエサ場に入ったサンマに向かって何か話しかけている。

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そのあと、サンマはエサ場の奥へ姿を消した。


私は西のエサ場をあとにし、ミケのエサ場へと向かった。
風景100322-04.jpg


ところが、サイクリングロードを歩いている私をサンマが追い抜いていった。私はサンマを追った。
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公衆トイレ横の草むらで、サンマに追いついた。


そこへ偶然、Iおばさんが通りかかった。サンマはIおばさんに擦り寄っていく。
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Iおばさんは嫌がるサンマの鼻水を拭こうとしている。


サンマを知っているカップルも、サンマに声をかける。
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サンマの知名度は高い。


そこへ先生が通りかかった。
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さらにKおじさんとKおばさんも加わり、しばしサンマの話題で盛り上がる。
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サンマは枯れ草の中で日向ぼっこ。


Iおばさんは知り合いのご婦人とトイレ前で立ち話。
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そして、誰もいなくなった。


私とサンマだけが残された。
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そのうち、サンマは枯れ草の中でまどろみはじめた。


風景100322-05.jpg


ミケのエサ場に戻ると、ミケは東側の植込みで日向ぼっこをしていた。
ミケエリア100322-05.jpg
声をかけても起きる気配はない。


そこへミケとサンマのファンらしきカップルが現れ、ミケの寝姿を覗きこむ。
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ミケとサンマの人気ぶりを再認識する。


私はエサ場でしばらくサンマの帰りを待っていた。
ミケエリア100322-07.jpg
しかしサンマは、私がいる間に戻ってこなかった。
「あいつ、あのままあそこで眠りこけてるに違いない」



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