訪問者

2010年02月22日 22:36

PM3:20
湘南海岸は、青空が広がり暖かい日差しが降りそそぐ、穏やかな午後を迎えていた。

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ミケは、私がエサ場に来たのをどこからか見ていたのか、すぐに姿を現した。
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エサを食べている途中だったのか?


エサ場の食器類が散乱している。水入れは受け皿から離れたところにあり、水も残っていない。
こんなことをするのはカラスしかいない。

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ミケの大好きな水を水入れにたっぷりと入れる。


カラス避けのネットを押さえるブロックをさらに増やした。
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その様子を、ミケがちょこなんと座って見ている。


今日もサンマの姿はない。
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「ミケ、サンマがいないほうが気楽でいいだろ?」


そこへ初老の男性がやって来て、ミケを撫で始めた。私は初対面だ。
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この男性、ミケやサンマだけでなくチビのことも知っていた。ミケも顔見知りのようだ。
抱きかかえられても、おとなしくしている。



その男性は、しばらくミケのことを愛しそうに撫でていた。
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サンマが甘えた声で鳴きながら、エサ場に戻って来た。
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ミケはいきなり警戒モードに入った。


サンマに背を向けるミケ。
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ミケの表情は険しい。


ミケはおもむろにその場から離れ、私の陰に隠れた。
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サンマは眼を瞑り、寝ているのか起きているのか分からない。


ミケはさらにサンマから遠ざかる。
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ミケはエサ場の奥にできた陽だまりに座り込んだ。
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私が振り向くと、サンマがいつの間にか場所を移動していた。サンマの目的はミケへの接近だ。
それ以外に、暖かい日向から日陰に移る理由はない。

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「こいつ、寝た振りして、しっかりミケの動向を見てやがる」
私は、ストーカーのようなサンマの行動に気味の悪さを感じていた。



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ミケの表情はさらに険しくなっている。


ミケは一番安全な場所に隠れる。
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サンマは薄目を開け、そのミケを見つめている。サンマのこの粘着質な性格もミケが忌み嫌うところだろう。


私はミケをエサ場の外に誘った。
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ミケはサンマを常に警戒している。


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狸の墓に、また新たな花が供えられている。
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私は花の名前は分からないが、供えた人の気持ちはよく分かる。


先生がやって来た。
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サンマはさっそくエサにかぶりつく。


そこへ中年の女性がやって来て、先生と親しげに話し始めた。
先生とこの女性は同じマンションに住んでいる。

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私はこの女性と一度だけ、このエサ場で会ったことがある。
その時は敢えて言わなかったが、この女性が誰であるか見当がついていた。



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ミケはエサを残した。


そこで、サンマにミケの残りを与えたら、ためらわずに食らいついた。
サンマの腹は今にも地面に着きそうだ。

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「その調子でデブ猫になって、ミケを追うことができなくなっても自業自得だからな」


この女性は本来猫が苦手なのだ。ミケを撫でる仕草もぎこちない。
でも、息子さんがミケとサンマによく会いにくると言う。
それで自分も猫に慣れようとしてしているのだろう。素敵なお母さんだ。

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ミケも気持ち良さそうにしている。


私はその女性に訊いてみた。「Ike君のお母さんでは?」と。
果たして、その女性は「そうです」と答えた。

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今度は、玄ちゃんが玄パパさんに連れられてエサ場を訪れた。
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玄ちゃんは精悍ないい顔をしている。


この訪問者は、ほぼ一年ぶりに会う『Tおじさん』だ。
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以前夕方に散歩していたときは、毎日のように猫のエサ場で会っていた人だ。
このおじさんは、夕方になると数ヶ所のエサ場を回り猫にエサをやっている。
自身も20匹もの猫を飼っている。



最後の訪問者はIke君だ。
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お母さんがエサ場に来ていたことを話すと、意外そうな顔をした。


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Ike君は自宅に、そしてTおじさんは次のエサ場へと向かっていった。


今日は訪問者と話し込むことが多く、長居をしてしまった。
私もミケの見送りを受けて帰路に就くことにした。

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「ミケ、また明日な」


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コメント

  1. Kiryu | URL | T2RJUesU

     おはようございます。

     千客万来な一日ですね。
     でも、たぶんこれは「猫の日」だからでなく、ほぼ毎日のことなのでしょうね。
     ミケちゃんとサンマくんのファンの多さがわかります。

  2. wabi | URL | -

    Kiryuさんへ

    こんばんは。

    私は2月22日が猫の日だとは知りませんでした。
    おそらく昨日エサ場を訪れた人達も知らないと思います。
    話題にもなりませんでしたから。

    いったい一日に何人の人がこのエサ場を訪れるのか、
    私にも分かりません。

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