捜索

2010年03月07日 21:56

PM3:30
冷たい雨が降る湘南海岸。時折吹く北風が、私の傘を大きく煽る。
気温は低く、カメラを持つ手がかじかむほどだ。

風景100307-01.jpg
予報では気温は更に下り、夜にはみぞれに変わるという。


この寒さの中、二匹はどうしているだろう。
ミケエリア100307-01.jpg
エサ場でまず目に付いたのは、汚れて残り少なくなった水だ。


これはすぐに新しい水に替えた。
ミケエリア100307-02.jpg
ミケは私の訪問を知って、既に小屋から出ていた。
「ミケ、水替えたからな」



ミケは私の言葉が通じたように、すぐにやって来て水を飲みはじめた。
ミケエリア100307-03.jpg
エサも与えたが、これには口も付けない。


今日もサンマの姿が見えない。
ミケエリア100307-04.jpg
昨日の夜は帰って来たのだろうか?


ミケは小屋に入らず、私の足元にうずくまった。
ミケエリア100307-05.jpg
「ミケ、寒いから小屋に入ってな」


それでもミケは、私の側から離れようとしない。しばしの間、ミケと相合傘をしていた。
ミケエリア100307-06.jpg
片手に傘を持っているため撮影できなかったが、このあと私は冷たくなったミケの体を10分ほど撫でつづけた。


私は、ミケを誘うように小屋の方へ移動した。すると、ミケはサンマの小屋へ入っていった。
ミケエリア100307-07.jpg
「ミケ、今日はもう出てこなくていいよ」


私はサンマが心配なので、元棲んでいた西のエサ場へ行ってみることにした。
風景100307-02.jpg
雨のサイクリングロード。すれ違う人はほとんどいない。


サンマが何度か目撃された公衆トイレ。しかし、その周りを捜してもサンマの姿はない。
風景100307-03.jpg
まさに、猫の子一匹いない。


私は再び西のエサ場へ向かって歩を進めた。
西のエサ場100307-01.jpg


ここが、『西のエサ場』と私が呼んでいる場所だ。ここでもサンマは目撃されている。
西のエサ場100307-02.jpg
ここには、一年ほど前まで十匹ほどの野良が仲良く暮らしていた。
しかし、今ここには二、三匹が残っているだけだ。



植え込みと防風ネットに挟まれた狭い場所に、ねぐらがいくつも並んでいる。。
西のエサ場100307-03.jpg
奥には比較的新しいねぐらもある。しかし、野良がいる気配はしない。


エサ場の周辺も捜してみたが、サンマの姿はない。
西のエサ場100307-04.jpg
「いったい、あいつは何処へ行ったんだ?」


帰りは、トイレ横から始まる遊歩道を捜してみることにした。
風景100307-04.jpg


風景100307-05.jpg
猫が雨をしのぎそうな場所も覗いたが、無駄だった。


遊歩道からミケのエサ場に近づいたとき、防風ネットのパイプに一本の傘がかけられているのが見えた。
「こんな雨の中、誰だろう?」

ミケエリア100307-08.jpg
その訪問者は、サンマの小屋にいるミケの様子を窺っていた。


『雨の訪問者』は、ねこみどりさんだった。ミケとサンマのためにカイロを置きにきたと言う。
ミケエリア100307-09.jpg
これで今夜もミケは寒さに凍えることはない。
ねこみどりさんは、いつ帰ってくるか分からないサンマのために、ミケの小屋へもカイロを置いていた。



私は、ねこみどりさんが帰ってからも、しばらくエサ場にとどまっていたが、サンマは帰って来なかった。
風景100307-06.jpg



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