回帰

2010年03月27日 23:12

PM 01:15
紺碧の青空が広がる湘南海岸。しかし気温は10℃に届いていない。
さらに冷たい海風が吹きつけている。私は真冬並みの寒さに思わず身震いした。

風景100327-01.jpg
海は凪いでいて、サーファーはひとりもいない。


ミケのエサ場に着いた時、初めに目に入ったのはサンマだった。
ミケエリア100327-01.jpg
サンマは日向で毛繕いをしていた。


ミケが私の姿を認めて、東の植込みから出てきた。
ミケエリア100327-02.jpg
そのミケを見て、サンマが起き上がった。


ミケはサンマの背を向け、眼を合わせようともしない。
ミケエリア100327-03.jpg
サンマは表情を曇らせた。


ミケは私の側に近づいてきた。
ミケエリア100327-04.jpg
そのミケの動きに合わせて、サンマも移動してきた。


ミケエリア100327-05.jpg
ミケとサンマは、その場で動かなくなった。


ミケエリア100327-06.jpg


狸の墓に、また新たな花が供えてあった。
ミケエリア100327-07.jpg
埋葬したとき植えた若木はしっかり根付いている。
狸の墓の詳細は【埋葬】をご覧ください。


満を持してサンマが動いた。
ミケエリア100327-08.jpg
サンマの表情は、まだ穏やかだ。


再び膠着状態が始まった。
ミケエリア100327-09.jpg


その膠着を解いたのはIおばさんだった。
ミケエリア100327-10.jpg
サンマはIおばさんのあとを付いていく。


ミケは水をたっぷりと飲んだあと‥‥
ミケエリア100327-11.jpg
東の植込みに座りこんだ。


Iおばさんはサンマのために、冷たい風が当たらない場所を探している。
ミケエリア100327-12.jpg
ところが、日向にそんな都合のいい場所はない。


ミケエリア100327-13.jpg


そのIおばさんとサンマの様子を見た通りがかりの女性が足を止めた。
初め、その女性はサンマのことをIおばさんの飼い猫だと勘違いしていた。

ミケエリア100327-14.jpg
彼女自身も猫を飼っていると言う。


当然、猫談義に花を咲かせた。
ミケエリア100327-15.jpg
ミケとサンマの小屋を見て、恵まれた環境に安心したようだ。


ミケエリア100327-16.jpg


Iおばさんがサンマに別れを告げて帰っていった。
ミケエリア100327-17.jpg
「サンマ、舌が出てるぞ」


Iおばさんとすれ違いにKおじさんが現れた。
ミケエリア100327-18.jpg
ミケは丸くなって眠っている。


Kおじさんも、Iおばさんと同様サンマのために暖かい場所を探す。
ミケエリア100327-19.jpg


Kおじさんは場所探しを諦め、サンマの鼻の具合を見る。
ミケエリア100327-20.jpg
そこへKおばさんがやって来た。


ミケエリア100327-21.jpg
しばらくサンマの様子を見てから、KおじさんとKおばさんは仲良く並んで帰っていった。


Kおじさんに貝をもらった。この貝の名は‥‥名は‥‥
貝100327-01.jpg
ひらがな四文字であることしか憶えていない。最近は物忘れが酷くなる一方だ。
すでに味付けがしてあって、帰ってから温めて食べたら美味しかった。
「Kおじさん、ありがとうございました」



サンマが西へ向かっていく。
「サンマ、何処へ行くんだ?西のエサ場か?」

ミケエリア100327-22.jpg
サンマは、私の問いかけを無視して悠然と歩き始めた。


防風ネットの支柱にマーキングするサンマ。
ミケエリア100327-23.jpg


サンマが水を飲んでいる。
ミケエリア100327-24.jpg
その水は、砂をたんまり吸い込み泥水と変わらない。


サンマは潅木にもマーキングする。
ミケエリア100327-25.jpg
サンマの顎には、さっき飲んだ泥水が付いている。


ミケエリア100327-26.jpg
サンマはその小さな陽だまりがある場所が気に入ったのか、そのまま動かなくなった。


ミケエリア100327-27.jpg


サンマがその場所に座りこんでから20分が経った頃、私はエサ場へ戻ることにした。
「サンマ、先に帰ってるぞ」

ミケエリア100327-28.jpg
すると、サンマが私のあとに付いてきた。


私がサンマと一緒にエサ場に戻ると、Ike君がいた。
ミケエリア100327-29.jpg
サンマはさっそくエサにがっつく。


ミケエリア100327-30.jpg
Ike君は友人とキャッチボールをしている途中、ミケの様子を見にきていた。


ミケエリア100327-31.jpg
Ike君とすれ違いにエサ場にやって来たのは、カメラおじさんだ。
江ノ島まで行こうとしたが、海風が砂を飛ばし始めたので途中で引き返したと言う。



ミケエリア100327-32.jpg
ミケは寝ているのか起きているのか、声をかけても反応がない。


ミケエリア100327-33.jpg
結局、サンマは私が最初に見た元の場所へ戻った。


海風が強くなると、何処からともなくウインドサーファーが現れてくる。
風景100327-02.jpg
海はしばらく彼らのものになる。



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事
スポンサーサイト


コメント

  1. ゆきママ | URL | -

    迷い猫

    ゆきのことを気にかけていただきありがとうございます。いまだ見つかりませんが、きっとどこかで心優しい方々に見守られていることと信じています。昨日出かけた折、狸ちゃんのお墓に椿を供えました。

    毎朝近くまで歩いている南湖の熟年二人組さんが、<最近ねこの写真をとっているカメラマンさんに会わないけど、、、>と心配されていましたので、時間が変わっただけでお元気ですよ、とお伝えしておきました。

    ミケちゃんとサンマちゃんは海岸一の人気者ですね。早くあったかくなりますように。

  2. wabi | URL | 0MXaS1o.

    ゆきママさんへ

    ゆきママさん、コメントありがとうございます。

    > ゆきのことを気にかけていただきありがとうございます。いまだ見つかりませんが、きっとどこかで心優しい方々に見守られていることと信じています。

    ゆきちゃんの捜索ページを載せたときはブログ訪問者も少なく、検索で捜してくれるのを期待するしかありませんでした。
    今は徐々に訪問者も増えてきました。
    そこで、トップページに載せた次第です。
    ゆきちゃんが見つかることを祈っています。

    > 毎朝近くまで歩いている南湖の熟年二人組さんが、<最近ねこの写真をとっているカメラマンさんに会わないけど、、、>と心配されていましたので、時間が変わっただけでお元気ですよ、とお伝えしておきました。

    お心遣いありがとうございます。

    > ミケちゃんとサンマちゃんは海岸一の人気者ですね。早くあったかくなりますように。

    本当に春とは思えない天候が続いていますね。
    本来は冬が好きな私ですが、今年は猫たちのためにも暖かくなる日を待ち望んでいます。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)