流浪

2010年04月13日 23:28

PM 03:35
薄曇の湘南海岸。そのためか予報ほどの暖かさを感じない。
しかも南西からの海風が次第に強くなってきている。

風景100413-01.jpg
その海風をウインドサーファーたちが待ち構えている。


そんな砂浜で、見知った人の姿を発見した。Iおばさんだ。
今日も趣味の小石拾いに余念がない様子だ。

Ii100413-01.jpg
サンマのことを尋ねたら、ミケのエサ場にはいないと言う。


ミケはよしずの上にいた。
ミケエリア100413-01.jpg
ミケのいる場所にも海風が吹きこみ始めていた。


サンマは今日も西へ行っているようだ。
ミケエリア100413-02.jpg
ボスの母のエサは手付かずのまま残っていた。


このブルーシートのテントに人が住んでる様子はない。
ミケエリア100413-03.jpg
中を覗くと、モノがほとんど残っていない。
ここに住んでいた人は、社会復帰を果たせたのか、それとも他の場所へ移っただけなのか‥‥できれば前者であって欲しいものだ。



防風林の中を西へ向かって歩を進めた。
ボスエリア100413-01.jpg


ボスエリア。
ボスエリア100413-02.jpg
ここのエサも手付かずのままだ。


そこへちょうど通りかかった好きおじさんにサンマのことを訊いてみた。
おじさんは一言「西じゃないか」と言った。

ボスエリア100413-03.jpg
私はおじさん言葉に素直に従った。


西のエサ場。
西のエサ場100413-01.jpg


草むらに黒ブチが独りでいた。
西のエサ場100413-02.jpg
その黒ブチは東へ去っていった。


西のエサ場からの帰り、ボスのエサ場を再度覗いてみた。
ボスエリア100413-04.jpg
いるのはカラスだけだった。


そこであらしさんと遭遇した。あらしさんが言うには、一昨日サンマはここに棲む三毛を追い回していたそうだ。
ボスエリア100413-05.jpg
どうやら、サンマの恋の季節は終わってないようだ。
サンマはミケを諦め他のメスにご執心らしい。
最近サンマをボスエリアでよく見る理由がこれで分かった。



風景100413-02.jpg
海風がますます強くなってきた。


好きおじさんに、また遭遇した。
ミケエリア100413-04.jpg
サンマの姿は見ないと言う。


ミケはよしずの上から動いていない。
側にあらしさんが与えたと思われるエサが置いてあった。

ミケエリア100413-05.jpg
「ミケ、起きたのか?」


私はミケを防風林の奥へ誘った。
ミケエリア100413-06.jpg
風の強い日には、いつもここへ来ることにしている。


今までよしずで動かなかった反動か、今日の爪とぎは気合が入っていた。
ミケエリア100413-07.jpg


とぐ時間も普段の倍以上かけている。
ミケエリア100413-08.jpg
ミケの顔も満足そうだ。


しかし、その後のミケは座ったまま動かなくなった。
ミケエリア100413-09.jpg


ミケエリア100413-10.jpg


ミケエリア100413-11.jpg


ミケエリア100413-12.jpg「ミケ、そろそろエサ場へ戻ろうか?」


私はミケをエサ場の方へ誘った。
ミケエリア100413-13.jpg


私の方へ近づいてきたミケが急に止まった。
ミケエリア100413-14.jpg
そして、草を嗅ぎ始めた。


他のがマーキングした臭いか‥‥?
ミケエリア100413-15.jpg
すると、ミケはその場から動かなくなってしまった。


私はエサ場の様子を見に戻った。遊歩道の真ん中にエサ入れが転がっていた。
それは、さっきまでなかったものだ。

ミケエリア100413-16.jpg


あらしさんが用意したエサも、エサ入れごと消えていた。
ミケエリア100413-17.jpg
それはネットを越え、数m先まで移動していた。エサが残っているはずもない。
そいつが、したり顔で木の上から私を見下ろしているような気がしてきた。



今後、サンマがこの小屋で寝ることはあるのだろか。
ミケエリア100413-22.jpg
サンマはしょせん流れ者だ。
西のエサ場からいなくなり、ミケのエサ場に姿を現すまでの三ヶ月間、誰もサンマの姿を見ていない。
サンマはまだ流浪の身なのかも知れない。



ミケはさっきの場所から少しも動いていない。
ミケエリア100413-18.jpg
私が帰ろうとした時だった。夕闇が迫るエサ場に訪問者がやって来たのは。


それはHさんだった。ミケとサンマのためにエサを持ってきていた。
ミケエリア100413-19.jpg
ミケの歯がほとんどないことを知っているHさんは、スープ状のエサを与えている。
そのHさんからひとつ訂正があった。ミケの年齢は13歳ではなく12歳くらいであるとのこと。
Hさんはミリオンの様子を見にいくと言ってエサ場をあとにした。



ミケはHさんにもらったエサをほとんど食べてしまった。
ミケエリア100413-20.jpg


ミケエリア100413-21.jpg
ミケをその場に残し、私はエサ場を立ち去った。


風景100413-03.jpg



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コメント

  1. manatsu | URL | -

    年齢

    こんにちわ。ミケの年齢は12年も生きてるってことですか?
    それともネコの数え方でいくと12歳?

  2. wabi | URL | -

    返信

    manatsuさんへ

    コメントありがとうございます。

    > こんにちわ。ミケの年齢は12年も生きてるってことですか?
    > それともネコの数え方でいくと12歳?

    ミケは12年生きているということです。

    しかし、最近の猫の平均寿命は確実に延びています。
    それは猫専門のキャットフードのお陰でしょう。
    昔は所謂『ねこまんま』と云って、人間の残りを与えていました。
    今は栄養のバランスがとれた食事が与えられていますからね。

  3. manatsu | URL | -

    えーーー!!12年も職業ノラ猫ですか!!

  4. wabi | URL | -

    返信

    manatsuさんへ

    > えーーー!!12年も職業ノラ猫ですか!!

    ま、そう云うことです。
    でも、そんなに驚かなくてもいいでしょ。

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