臆病猫 その四

2010年07月19日 00:00

今日は3連休の最終日。
午後4時近いこの時刻になっても、湘南海岸は多くの人で賑わっていた。

風景-01.jpg


私は今日も、ミケに逢いに行き‥‥そして話をした。
ミケエリア-01.jpg
話の内容は、ほとんどが私の愚痴になってしまったので、ここではとても紹介できない。


重度の耳疥癬に苦しむ白猫、ミリオン
ミリオンのエサ場には先客がいた。

ミリオン-01.jpg
ミリオンは、貰った猫缶をガツガツと食べていた。


この夫妻とは、ミケのエサ場で何度か会っていた。
ミリオン-02.jpg
月に数回、こうやってミリオンに逢いにくると言う。
ミリオンも、この夫妻に親しみを持っているようだ。



夫妻が去ると、ミリオンはエサ場の中へ戻っていった。
ミリオン-03.jpg
そして、再びエサに食らいついた。
私はミリオンの食欲旺盛な様子を見て、思わず微笑んだ。






私は、臆病猫にもエサを与えてみた。
東のエサ場-10.jpg
すると、まず右を見て‥‥


次に、左を見て‥‥
東のエサ場-11.jpg
そして、やっとエサへ口をつけた。


この臆病猫は、常にビクビクと何かに怯えている。
東のエサ場-12.jpg
私は思った‥‥この野良に心安らぐ時はあるのだろうかと‥‥


その臆病猫が、『地面ゴロゴロ』を披露してくれた。
勿論、私は初めて目にする。

東のエサ場-13.jpg
だが、地面ゴロゴロはこれだけで終わりを告げた。
臆病猫と呼ばれる所以が、ここにある。



いつもビクビクしているこの野良を、私はいつしか『ビク』と呼んでいた。
東のエサ場-14.jpg
『ビク』‥‥その謂れを本人が知ったら嫌がるだろうが、私の乏しい語彙からはこれ以上の呼び名は浮かんでこない気がした。


と云うことで、今日からこの野良のことを『ビク』と呼ぶことにした。
東のエサ場-15.jpg
ちなみに、ビクはレディーだ。
ビク自身は捨て猫ではなく‥‥捨て猫の母から生まれた。



だからビクは人の温もりを、ほとんど知らずに育った。
東のエサ場-16.jpg
ただ、ビク本人がそれを望んでいるかどうかは‥‥まだ、分からない‥‥


その時、ウォーキング中の人が休憩のためエサ場に入ってきた。
東のエサ場-17.jpg
ビクは、固まった。


東のエサ場-18.jpg
私がちょっと目を離している隙に、人もビクも姿を消していた。


ときどき間の抜けた隠れ方をするが、総じて猫は隠れるのが巧い。
東のエサ場-19.jpg
私は、敢えてビクを捜さなかった。



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コメント

  1. sugar | URL | -

    19日は浜降り祭だったんですね。懐かしい。
    早朝に神輿が海に入っていく勇壮なお祭りです。
    45年前の記憶が一気によみがえってきました。

    ミリオンちゃんはご夫妻には心を開いてくれてるんですね。
    食欲もあるようで、ほっとしました。

  2. はな | URL | -

    ミリオンちゃん、人間には触らせてくれないのかなと思っていましたが、
    慣れた人には触らせてくれるのですね。
    真っ白でふわふわ、とても綺麗な毛並みです。
    優しい人達にかわいがられているようで安心しました。
    ビクは警戒心はあるようですが性格の良さそうな子ですね。
    なんとなくサンマちゃんに似ているような気がします。



  3. wabi | URL | -

    返信

    sugarさんへ

    コメントありがとうございます。

    残念ながら私は浜降り際を一度も見たことがありません。
    話だけは聞いていますが‥‥

    ミリオンは耳以外は健康なようです。
    それだけが救いです。



    はなさんへ

    コメントありがとうございます。

    他の海岸猫と同じように、ミリオンは人を見分けます。
    親しい人が来ると、エサ場から出てきます。
    このご夫婦のお陰で、外に出ているミリオンを見ることができました。

    ビクは根っからの野良ですが、人の温もりを求めているようです。
    でも周りを気にして、簡単には触らせてくれません。
    長生きするには、それでいいと思っています。
    ビクはこれからも臆病でい続けるでしょう。

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