ある日の情景

2010年07月26日 00:00

私の主治医は、ここ2ヶ月ほど体調を悪くし診療を休んでいた。
その間、私は薬を処方してもらうためだけに通院していたのだが‥‥
先週久し振りに、快復した主治医の診察を受けることができた。
そこで私は、先月の29日に海岸で意識を失い倒れたことを含めて最近の体調不良を伝えた。

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私が「やはり薬の副作用ですか」と訊ねると、主治医は言下に否定した。
主治医は続けて「身の回りで、最近何かありませんでしたか?」と質問してきた。
そこでミケとサンマの一件を話す勇気は‥‥私になかった。
私は「心当たりは‥‥特にないです」としか言えなかった。
そして‥‥私は新たな病名を告げられた。
さらに3週間隔の通院を、2週間に縮めるよう言い渡された。

私は憂鬱な気分を抱えたまま、病院をあとにした‥‥






今日も私は、落日前の時刻を選んで海岸を訪れた。
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重度の耳疥癬に苦しむ白猫、ミリオン
ミリオンは、一昨日と同じ場所にいた。

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私の姿を認めると、少しにじり寄ってきた。


しかしそこで動きを止めてしまった。
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そして私を、観察するような眼で見つめはじめた。
私もそんな彼女へ無理に近づかなかった。



5分ほどそうしていただろうか、ミリオンがいきなり立ち上がった。
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そして‥‥、私の足元へ体を摺り寄せてきた。
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そのあとミリオンは、私の周りを廻って何度もそうした。


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私はミリオンに関すること全てをまだ発表できないでいる。
それには、もう少し時間が必要なのだ。






前回とは違う、ある日の船宿エリア
エサを食べ終えた野良たちは、思い思いに寛いでいる。
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こうして寛げるのには、理由がある。
この船宿エリアは、私が知るエサ場の中で一番安全なところだ。
新入り猫のうしろにある建物は、一般住宅ではなく船宿だ。
この船宿の人がエサ場の提供と、野良達がいつでも飲めるよう水場の提供をしてくれている。
そして、近所に住む人達にも温かく見守られている様子が窺える。



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マサムネの視線を辿ると‥‥、


もう1匹の白猫が、車の下で涼をとっていた。
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コジローが、やおら立ち上がり移動をはじめた。
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この精悍な黒猫の呼び名を考えているが、未だに浮かばずにいる。
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「もうちょっと待ってくれよ」


この新入り猫には、呼び名を付けないつもりだ。
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この子の呼び名は、保護してくれた人に付けて欲しいからだ。


マサムネと黒猫が近づいた‥‥
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すると何故か二匹揃って毛繕いをはじめた。


穏やかな野良は、皆と少し離れた場所で寛いでいた。
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この野良にも呼び名を付けたいが、未だ私に性別すら確かめさせてくれない。


マサムネは、コジローがいる水上バイクへ跳び乗った。
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この仲のいい二匹が血縁関係にあるのかどうか、私は知らない。


そこへ水上バイクに乗りたいのか、新入り猫が近づいてきた。
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マサムネとコジローは、さっきから競うように毛繕いを続けている。
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マサムネがコジローの様子を窺う。


すると2匹の間に、何やら気まずい空気が流れた。
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マサムネはすぐにコジローから離れた。


新入り猫の姿が見えないので周囲を捜すと‥‥草叢の中にいた。
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今日一日遊び疲れたのか、眠そうな表情をしている。


しばらく様子を見ていると‥‥、
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体を丸くし、眠ってしまった。
この子に決まったねぐらがあるのか、まだ分からない。



私が振り向くと、マサムネは寝入ったばかりの新入り猫を見つめていた。
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しばらく新入り猫を見ていたマサムネの眼が、次に遠くを眺めはじめた。
マサムネが何を想っているのか、私は無性に知りたくなった。



この3匹、エサ場を離れようとする私を見送っているつもりなのか‥‥?
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その3匹に「またな」と声をかけ、私はエサ場をあとにした。


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コメント

  1. shiba | URL | -

    wabi様
    非公開コメントへのブログへの返信有難うございました。
    ネコちゃんたちが理解ある人たちに見守られているということで、安心しました。
    この子達の幸せがどこにあるのかは、人間の側からは想像しかできませんが、
    安心できる環境がある、ということは、1つの幸せですよね。



  2. wabi | URL | -

    返信

    shibaさんへ

    わざわざご返事いただき感謝いたします。

    shibaさんに指摘され、同じように感じている読者もいると思い、
    新たな文言を記事へ書き入れました。

    安全なせいか、船宿エリアの海岸猫は他のエサ場の海岸猫より穏やかです。
    道路の真ん中でのんびりと寛いでいますから。

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