睨む猫

2010年08月05日 00:00

昨日より更に威力を増した海風が、湘南海岸を我が物顔で吹き抜けている。
海風は潮の香を運ぶだけでは物足りないのか、乾いた砂を飛ばしはじめていた。

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重度の耳疥癬に苦しむ白猫、ミリオン
ミリオンは、食器に沢山盛られた餌をガツガツ食べている最中だった。
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ミリオンの食事が終わるまで、私は静かに待つことにした。


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海風が強いにも拘らず、ミリオンは食事を終えると、私の側に擦り寄ってきた。


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食事を終えたばかりなので、少々心配したが、薬入りチーズも素直に食べてくれた。


強い海風は、ミリオンのエサ場へも容赦なく吹きつけてくる。
今日のミリオンは何故か防砂ネットの中へ戻らず、その海風に身を晒したまま動かなくなった。

ミリオン100805-04.jpg
そして近くにいる私を、しばらくの間、秋波を送るような眼つきで見つめた。

今日、ゆきママさんからミリオンに関するメールが届いた。
それにはミリオンを世話する人達から「血が出なくなった」「引掻かなくなった」などの声を耳にしたと書かれていた。
そして「やはり薬の効果ではないかと思います」と締めくくってあった。






船宿エリア
この日はどういう訳か、野良たちの集まりが悪かった。
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その時、白猫が遅れてやってきた。


白猫は遅れを取り戻すように、まずコジローのトレイに横槍を入れ‥‥、
船宿エリア23-02.jpg
さらに、マサムネのトレイへも触手を伸ばした。


そして、猫缶をトレイごとマサムネから奪ってしまった。
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マサムネは仕方なく、コンクリにこぼれた猫缶を舐めはじめた。
「マサムネ、お前はどこまで優しいんだ~!」



船宿エリア23-04.jpg
しかし、やはり気になるトレイの猫缶。


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仲間がトレイを掃除するようにがっついているのに、マサムネはただそれを見つめるだけだ。


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ここにも一匹、見つめている野良がいた。


トレイから一度離れた白猫だったが‥‥、
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思い直したように引き返した。こいつは、諦めが悪い性格を持っている。


マサムネは、さっきの場所から何故か動こうとしない。
船宿エリア23-08.jpg


船宿エリア23-09.jpg
私を見つめるマサムネの眼は、いつになく険しいものだった。その眼光に、私はホンの少しだけ動揺した。



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コメント

  1. おばば(太巻き) | URL | Ou3ZSYPQ

    ミリオンちゃん・・・

    お薬もちゃんと食べて、少しずつ良くなってる?
    人間の勝手な行動の末の姿。
    見る度に胸が痛いですが、ちょっと救われる気がしました。

  2. wabi | URL | -

    返信

    おばばさんへ

    コメントありがとうございます。

    ミリオンの症状は良くなっています。
    耳を引掻く回数も減り、血が出ることもなくなりました。
    暑い夏を乗り切るために、これ以上傷が酷くならないことを願っています。

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