マサムネとトラの邂逅

2010年09月15日 23:59

季節が突然秋に変わっていた‥‥
まるで歌舞伎の強盗返し(がんどうがえし)を見るように。

海岸100915-01.jpg
灰色の雲に覆われた砂浜には人が疎らにいるだけだった。


湘南海岸。
海岸100915-02.jpg
海水浴場は海の家が殆んどなくなり、元の砂浜に戻っていた。


重度の耳疥癬に苦しむ白猫、ミリオン
遅い時間にエサ場を訪れたが、ミリオンの姿はなかった。
ミリオン100915-01.jpg
名を呼んでも現れないので、無理に捜すことはやめておいた。





船宿エリア
今まさに、マサムネとトラが鼻で挨拶を交わそうとしている‥‥
船宿エリア903-52.jpg
ところがその寸前、トラが身を翻した。


船宿エリア903-53.jpg
躊躇うトラにマサムネがゆっくりと近づいていく。


トラが前足を上げ、マサムネに拒絶の態度を見せた。
船宿エリア903-54.jpg
それを見たマサムネは、トラへ無理に近づこうとはしなかった。


マサムネとトラは、これが初見かもしれない‥‥
船宿エリア903-55.jpg
緊張したトラの表情を見て、私はそう感じた。


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もしそうなら、トラが慎重になるのも無理はない。


相手の正体が分からないうちは、むやみに接近しない方が身のためだ。
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マサムネはそんなトラの気持ちが判ったのか‥‥トラから距離を置いて横たわった。


二匹は向かい合ったまま動かなくなった。
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トラは生まれて4ヶ月のまだ幼い野良だ。それでも生き残るために最低限の術は学んでいる。
マサムネを警戒するのもその術があるからこそだ。



マサムネは優しい眼差しでトラを見つめている。
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マサムネは待っている‥‥トラが自分に心許すのを。
そのマサムネを見て私は思った。マサムネは人であっても、さぞいい兄貴、いい父親だろうと‥‥
そして、一角の人物になっているだろうとも。
私も子を持つ親‥‥日頃のマサムネから学ぶことは多い



船宿エリア903-60.jpg
トラがマサムネに背を向けた。


トラはまだ迷っている‥‥
このまま両親が待つ釣り餌屋に帰るか、それともマサムネと交誼を結ぶかを。

船宿エリア903-61.jpg
マサムネは相変わらずトラを見つめたまま動こうとしない。


トラがさらにマサムネから離れた。
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それでもマサムネは、まだジッと我慢している。


トラもマサムネが気になって仕方ない様子だ。
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この直後、マサムネがついに動いた。

つづく




先日、あらしさんからサンマの近況報告が届いた。
サンマ100907.jpg
サンマは体重が4.4kgまで増え、毛艶も良く、見た目は健康とのこと。
あらしさんは通院する病院の先生に管理が良いと褒められたそうだ。
その病院で鼻の治療を受けたところ、原因は左耳の外耳炎だと分かった。
毎日耳用生理食塩水で洗い、薬を滴下しているそうだ。
近々、サンマは去勢手術を受ける予定だ。
あらしさんは先生から「これが手術をする最後のチャンスかもしれませんね」と言われた。




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