クロベエの気遣い

2010年09月19日 23:58

3連休の真ん中とあって、砂浜は家族連れや若いカップルで賑わっていた。
その人たちを迎える海は穏やかな表情を見せていたが、時折大きな波が打ち寄せてくる。

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突然の大波は、波打ち際にいる幸せそうなカップルにも容赦なく襲いかかった。
恋に溺れる者が海に溺れてはシャレにもならない。



重度の耳疥癬に苦しむ白猫、ミリオン
途中で遇ったKおじさんと一緒にミリオンを訪ねた。
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ミリオンは昨日同様、防砂林の奥へ引っ込んだまま動こうとしない。


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耳の状態を見るため私が防砂林の中へ入っていくと、ミリオンは更に奥へ逃げていった。


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ずいぶんと早くなった落日の時刻に、季節の移ろいを実感する。





船宿エリア
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クロベエはいつものように、体当たりする勢いで私の足にすり寄ってきた。


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猫缶は残ってなかったが、こういう時のために用意していたカリカリをクロベエに与えた。


ところが三毛猫が近づくと、クロベエは食べるのを止めその場から離れていった。
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三毛猫は躊躇うことなく、クロベエが残したカリカリを食べはじめた。


そこで私は、違う場所でクロベエにカリカリを与えることにした。
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すると今度は三毛猫に加えて、コジローまで寄ってきた。


『前門の虎後門の狼』ならぬ、『前門の三毛後門のコジロー』状態だ。
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コジローはすぐに諦めたが、三毛猫は執拗にプレッシャーをかけ続ける。


クロベエは、三毛猫のプレッシャーに耐えることができなかった。
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クロベエを見送った三毛猫は、平然とした態度でカリカリに口をつける。


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私は、少し離れた場所で新たなカリカリをクロベエに与えた。


しかし三毛猫の姿が眼に入った瞬間、クロベエは身を翻した。
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結局、同じことが繰り返されるばかりだ。


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この三毛猫のしつこさには私も脱帽する思いだ。


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私は仕方なく、自分の体でクロベエのカリカリを三毛猫から護ることにした。


何故クロベエはこれほどこの三毛猫に遠慮するのか‥‥それには理由がある。
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この三毛猫‥‥実はクロベエの母親だ。そしてマサムネやコジローの母でもある。
要するにクロベエの遠慮は、母への気遣いだったのだ。



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その親孝行なクロベエも、最後は母へ気遣いすることなくカリカリを食べたようだ。


トレイの中を覗いた三毛猫は複雑な表情を作った。
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この母が息子の気遣いを喜んだのか、それとも不孝を嘆いたのか‥‥、
その後姿からは推し測れなかった。




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コメント

  1. 太巻きおばば | URL | Ou3ZSYPQ

    ミリオンちゃん、可哀そう・・・

    でも、ご苦労様でした。
    いつも、大変ですね。
    御身体に気をつけて。

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