雨中の追跡

2010年10月14日 23:58

PM04:15
鈍色の雲にスッポリと覆われた湘南海岸の光景は、酷くくすんで見えた。

海岸101014-01.jpg


PM05:45
重度の耳疥癬に苦しむ白猫、ミリオン
ミリオン101014-01.jpg
いったいミリオンは、この時刻にどこへ出かけているのか‥‥エサ場の中はしんと静まり物音ひとつしない。


海岸101014-02.jpg





船宿エリア
船宿923-15.jpg
あまりにしおらしい態度のカポネを不憫に思い、追加のカリカリを与えた。


マサムネがそのカポネの様子をそっと窺う。
船宿923-16.jpg
しかし一瞥をくれただけで、すぐにトレイに眼を戻した。


船宿923-17.jpg
小ぬか雨は間断なく降りつづいている。


カポネがつと顔を上げた。
船宿923-18.jpg
そしておもむろに立ち上がり‥‥


その場から姿を消した。
船宿923-19.jpg


それを見届けたマサムネも食べるのを止め、その場からいなくなった。
船宿923-20.jpg
トレイにはカリカリが、まだ残っている。


そこへマサムネが戻ってきて、何故かカポネの残したカリカリを食べはじめた。
船宿923-21.jpg
これこのように猫の行動は理解できないことが多々ある。


船宿923-22.jpg
白猫は降りつづく雨を苦々しく見つめている。


船宿923-23.jpg
食事を終えたマサムネは、所在なさそうに仲間と並んで雨宿りをはじめた。


船宿923-24.jpg
こういう日、野良たちは何もせず日がな一日降る雨を見つめて過ごすのだろうか?


船宿923-25.jpg
猫が軒下で雨宿りをする情景は、人の目に長閑に映るかも知れないが、彼らはどう感じているのだろう。


船宿923-26.jpg
退屈そうなマサムネに私は「止まない雨はない」と言ってやろうと思ったが、鼻で笑われそうな気がしたので口をつぐんだ。


いつまで経っても姿を現さないコジローが気になった私は、釣宿の近くまで捜しにでた。
船宿923-27.jpg
すると私の目の前をカポネが悠然と横切っていった。


船宿923-28.jpg
私を完全にシカトしたカポネは、自分の縄張りに向かってひたすら歩いていく。


そのカポネが歩みを止め、いきなりふり返った。
しかしカポネの視線は私を通り越し、ほかのモノに向けられていた。

船宿923-29.jpg
私がそっと後ろをふり向くと、マサムネが忍び寄ってくるのが見えた。


カポネが歩みを止めたのはその1度だけで、すぐに元の歩調で歩きはじめた。
船宿923-30.jpg
マサムネが追っているのは私なのか、カポネなのか‥‥私はもうどうでもよくなった。
同じパターンの繰りかえしに、さすがの私も飽きてきた。



船宿923-31.jpg
カポネはビルの駐車場に座り込んでしまった。


しばらして妙な格好で立ち上がったカポネは‥‥
船宿923-32.jpg
そのままビルの入口へ入ってしまった。
ここがカポネのねぐらなのか‥‥?私はカポネのことが、ますます分からなくなった。



船宿923-33.jpg
草叢の中からその一部始終を、マサムネが見ていた。

<つづく>





茶トラを引き取った里親さんからメールが届いた。
それによると『マッシュ』と名付けられた茶トラは、次に日に猫トイレでオシッコをしたとのこと。
さらに「引き取った以上は精一杯の愛情をかけていきます。そして怪我をされた女性の方の分まで可愛がってあげたいと思います」と記してあった。






ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事
スポンサーサイト


コメント

  1. 太巻きおばば | URL | Ou3ZSYPQ

    茶トラ君、前足をフミフミして、甘えていたんですね。
    最近まで、飼い猫ちゃんとしか思えません。
    でも、幸せになって良かった・・
    一匹でも、不幸な猫ちゃんがいなくなりますように・・

  2. mimi | URL | tHX44QXM

    wabiさん

    おはようございます。

    マッシュ君、良かったです!
    動画を見ていると、飼い猫だったような感じの猫ちゃんですね。
    幸せになってね。

    カボネ君はほんと愛嬌のあるお顔です。
    マサムネ君との相性はどうなんだろう??
    これからの彼らの行動が気になります。

    毎日ブログ更新お疲れさ様です。

  3. wabi | URL | -

    返信

    太巻きおばばさんへ

    私が見ていても、飼い猫が遺棄されたとしか思えませんでした。
    彼にとってはおそらく青天の霹靂ともいえる大事件。
    ショックの大きさが鳴き声に表れていました。

    今は屋根の下で穏やかに暮らしてます。



    mimiさんへ

    マッシュは人懐こい子でしたから、最近まで飼い猫として家族と幸せに暮らしていたのでしょう。
    前よりさらに幸せになってほしいものです。

    カポネはなかなか船宿エリアの野良たちに受け入れてもらえません。
    クロベエなどは露骨なまでに避けています。
    平然としているのはマサムネくらいで、あとの野良も多かれ少なかれカポネを苦手にしているようです。
    今後のカポネに私も注目しています。

  4. たかたん | URL | NM1EMLgs

    瀬戸内と太平洋の違いは大きいですが、やっぱり海はいいです。
    茅ヶ崎の海、海岸、人模様、ネコさん達、何時も楽しみに見てます。

  5. wabi | URL | -

    たかたんさんへ

    赤潮がよく発生していた昔に比べて瀬戸内海もきれいになったと聞いています。
    ただ、私自身は20年近く瀬戸大橋を渡る列車の車窓からしか見ていませんが。

    瀬戸内の夕陽もきれいですね~

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)