マサムネの記憶

2010年10月17日 23:58

AM08:05
私用で午後から出かける予定のある私は、少々無理をして朝の海岸へ足を運んだ。

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AM08:40
重度の耳疥癬に苦しむ白猫、ミリオン

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ミリオンはこの時刻にもエサ場を離れていた。
以前よく寛いでいた防風林も覗いたが、姿はなかった。






船宿エリア
国道へつづく階段に母子が揃った。その階段だけは登ってくれるなよ、と私は願った。
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コジローが兄に寄り添うように近づいたが、話をしている風にはみえない。
ただ、兄弟ゆえ何も語らずとも以心伝心で理解し合っている可能性はある。



兄と何を語ったのか、突然コジローがあのトラップが仕掛けられた家の庭に入っていった。
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そのコジローを見つめるマサムネの眼が、にわかに険しくなった。


眼を瞠りコジローを見つめつづけるマサムネ。
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コジローから眼を離したマサムネは、一度私の顔をちらりと見やると‥‥


暗い表情で眼を伏せた。
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そして何か嫌な記憶でも振り払うように、硬く眼を閉じた。
その記憶は、あの陰湿なトラップと何か関係があるのだろうか?



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その暗い表情を一変させて、虫を捉えようとマサムネが奮闘しはじめた。


虫を追って階段を下りてきたマサムネだったが‥‥
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結局、虫には逃げられてしまった。「残念だったな、マサムネ」


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兄のぶざまな様子を見ていたコジローの顔は冷淡なモノだった。


コジローが、つと視線を移した。
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そこには妹の姿があった。


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あの陰湿なトラップを見たコジローが何を感じたのか‥‥私には分からなかったが、自分たちの自由を妨げる何かが存在していることは察しているように思えた。


私がふと足元を見ると、クロベエがいた。
「あっ、お前のことすっかり忘れていた」と私はつい本音を漏らしてしまった。

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私の言ったことが分かったのか、クロベエは体をぶつけるように私の足にすり寄ってきた。


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そして、早くしろと言わんばかりにクロベエは、私の足に体当たりをしつづけた。


クロベエのカリカリは辛うじて残っていた。
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母猫が物欲しそうに近づいてきても、クロベエがカリカリを譲ることはなかった。


クロベエがカリカリを食べ終えたころ、辺りには夕闇が迫りつつあった。
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気がつくと、そぼ降っていた雨も、いつの間にか止んでいた。



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