首輪をした猫

2010年11月25日 15:20

2010/11/25 PM03:20
夕刻の湘南海岸。この日、私はどうしても確認したいことがあり、2度目の海岸訪問を決めた。

海岸101125-03.jpg


私は最初ボスがどこにいるのか、判らなかった。
ボス101125-08.jpg
枯れ草の中で、ボスのキジトラ柄は見事な保護色になっていた。
ボスは動物の勘で、この場所が安全なことを感じ取っているのだろう。



私が名を呼ぶと、枯れ草の中から出てきて、その痩せた体をすり寄せてきた。
ボス101125-09.jpg
ボスは、私が与えたカリカリを朝同様ゆっくりと食べはじめた。


この野良は、毎日幾人かの人からこうして食べ物を貰っている。
ボス101125-10.jpg
しかし一向に体重が増えず、世話をする人たちの心配を買っている。


ボス101125-11.jpg
キジトラのボス‥‥近くに棲む母猫より、何故かずっと老いさらばえて見える野良だ。


ソックスエリア
ソックス101125-01.jpg
私は荒らされ続けているこのエサ場のことが、気掛かりで仕方がない。


ソックス101125-02.jpg
しばらくすると私の姿を認めた母娘が、揃って姿を現した。


ソックスが周りに気を配りながら、ゆっくりとエサ場へ近づいていく。
ソックス101125-03.jpg


そしてエサ場に置かれたエサを、これまた慎重に食べはじめた。
ソックス101125-04.jpg


そこへ、やはりエサ場荒らしを憂慮するTさんとHさんが相次いでやってきた。
ソックス101125-05.jpg
そして、自分が知る野良の情報を交換し合う。
海岸猫を護るためには、こういう横のつながりがとても重要だ。



ソックス101125-06.jpg
無防備なこの子たちは、常に助けを求めている。
だから我々は、人を疑うことを知らないソックスのような子が危難に遭わないよう、常に目配りをする必要があるのだ。



TさんとHさんが去った後も、私は念のためソックスエリアへ残った。

そこへ先週の土曜日に船宿エリアで遇った女性Iさん(仮称)が、私を捜し求めてやってきた。
勿論、ここに私がいることなど彼女は知る由もない。
海岸のどこかに私がいるだろうと思い、当てもなく東へ向かってきたと言う。
彼女は「こんなトコロまで来たのは初めて。ここ何処って感じよ」と溜息混じりに訴えた。

「船宿へ女性3人のお客さんが来てます」
そして「疥癬に侵された正体不明の動物がうろついています」とIさんは矢継ぎ早に言った。

私は船宿エリアへ向かった。



船宿エリア
疥癬に罹った正体不明の動物は発見できなかったが、その代わりにもっと厄介なモノを船宿前に見つけた。
船宿101125-01.jpg
首輪をしたその三毛猫は何かを訴えるように、盛んに鳴声を上げている。


飼い猫らしきこの子を見るのは初めてだ。最近まで人に飼われたと見えて、非常に人懐こい。
船宿101125-02.jpg
そんな闖入者に、カポネは大人の対応を見せている。威嚇もせず、優しい眼でただ見つめていた。


Iさんが遅れて船宿前に到着。私は試しに持っていた猫缶を三毛猫に与えた。
飢えていたらしく、貪るように猫缶を食べはじめた。

船宿101125-03.jpg
Iさんが与えたカリカリも、あっという間に平らげてしまった。
その後も、首輪をした猫は我々の側から離れようとはしなかった。
近くに家があれば、帰ってもいいはず‥‥。
私たちは顔を見合わせて異口同音に言った。「ひょっとして、この子、捨て猫‥‥?」


その結論を明日以降に延ばした私たちは、船宿前で別れた。


船宿の水場に猫缶が入ったレジ袋が残されていた。Iさんによると、若い女性2人とそのお母さんらしき人が私のために置いていったとのことだ。
船宿101125-04.jpg
私のブログの読者らしいその人たちにお礼が言いたいが、残されたメモに名は記されていなかった。

猫缶を私に残してくれた方へ
コメントかメールでご一報ください。





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