黄昏時の情景

2010年12月20日 09:13

2010/12/09
夕刻の湘南海岸。
威力を強めた海風に煽られて、海は荒れ、白い波頭を立てた波が海岸に打ち寄せていた。

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船宿エリア PM03:30
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「カポネ、お前最近いつもココにいるが、この場所を根城にしているのか?」


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私の訪問を知った野良たちが集まってきた。


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三毛猫のミイロ‥‥この元飼い猫は、その奔放な行動でこのエリアの秩序を少なからず乱している。


厭きもせず、今日も睨み合うカポネとシシマル。
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「両雄並び立たず」この格言は野良の世界でも通用するようだ。


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「お前はどこにでも顔を出すな。まるでどこかの家政婦みたいに」


マサムネは車の下に身を隠していた。
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自分のエサ場で、マサムネは何を警戒しているのだろう?


マサムネの弟クロベエも、安易に船宿へ近づくことはない。
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宿敵ともいえる野良がいるためだ。カポネ、そしてミイロ‥‥。
カポネとは一度諍いを起こしているが、ミイロが何故クロベエに敵意を持つのか、その理由は未だに分からない。



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マサムネがおもむろに船宿へ近づいた。


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そして船宿前をそっと窺った。


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その船宿前では、またしてもカポネとシシマルが睨み合いをしていた。


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「両雄並び立たずか‥‥」


二匹を仲裁しているつもりなのか、単に物見高いのか‥‥母さん三毛はここへも顔を出していた。
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この三毛にも相応しい呼び名を付けてやらねば‥‥


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ミイロと一緒にいるはずの仔猫が未だ姿を見せない。


仔猫の姿を求めて船宿を離れた私のあとを、野良たちがゾロゾロと付いてきた。
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マサムネとミイロが、夕日に染まりながら挨拶を交わしている。
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クロベエが物陰から顔だけ出して、周りの様子を窺っている。オドオドとしたクロベエを見ていると気の毒になる。


眼の前に、ミイロの姿を認めると‥‥
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クロベエは思わず身を固くした。


その時、私の視界に動くものが入り込んだ。
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仔猫だった。今まで何処に隠れていたのか、余計な心配をかけるおチビさんだ。


この子のねぐらは、決まったのだろうか?
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仔猫はミイロを見つけると、さっそくあとを付いていく。


こちらは船宿前‥‥
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さすがに睨み合いにも厭きたのか、カポネとシシマルはいかにも所在無げだ。


そこで、食事の時間にした。匂いを嗅ぎつけたコジローも駆けつけた。
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本当にきれいに食べるものだと、感心する。


ふと見ると、一匹の野良が小屋に入っていく。
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「だ、誰だ?」


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それは、マサムネだった。


この小屋は、Sさんが仔猫のために作ったモノだ。
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「マサムネ、お前が入ってどうするよ」と言った私の顔を、マサムネはいつなく険しい眼で睨み返した。


船宿を去る私を、コジローとミイロがサイクリングロードまで見送りに出てくれた。
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その二匹が見つめる黄昏の空には、上弦の月がぽつねんと浮かんでいた。



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