ミケとの約束

2010年12月23日 09:08

2010/12/21
低い雨雲が垂れ込める湘南海岸に人影はなく、護岸工事の重機がけたたましいエンジン音を立てているだけだ。
その人気のない砂浜に独り降り、カメラを構える人がいた。

海岸101221-01.jpg
その人の名は『Kiryu』さん。『大阪 Cat Story』の管理人だ。


Kiryuさんと私の交流が始まったのは、Kiryuさんが寄せてくれたコメントがきっかけだ。

それが何時だったのか?‥‥私はコメント欄を遡ることにした。
2009年12月17日、ほぼ1年前のコメント欄にKiryuさんの名を発見した。
それからもKiryuさんは、今に至るまで頻繁にコメントを寄せてくれている。

Kiryuさんは私同様、ミケに魅入られた人だ。
この春、ミケに逢うため湘南を訪れる予定だったが、事情が許さず直前に断念した経緯があった。

その一ヵ月後、ミケは永久(とわ)の眠りに就いた。

Kiryuさんが生前のミケに逢うことは、ついに叶わなかった。
それでもKiryuさんは、ミケへの思慕の念をずっと持ちつづけていた。


そして今日、曇り空の湘南海岸へ、Kiryuさんはやって来た。
ミケとの約束を果たすために。




ミケのエサ場前でカメラを構えるKiryuさん。
ミケ101221-01.jpg
ミケとサンマが暮らした小屋があった場所。


そして、ミケが静かに眠りつづける場所。
ミケ101221-02.jpg
ミケに手を合わせたKiryuさんは、今までの想いを丈をミケに打ち明けているかのように、いつまでもそうしていた。


ミケ101221-03.jpg
そこへ、いつものようにK夫妻がミケに逢いにきた。


ミケに別れを告げた我々は、そのまま西へ向かった。
ミケ101221-04.jpg
向かった先は、船宿エリアだ。


船宿101221-01.jpg
この時Kiryuさんが撮影した写真は自身のブログに掲載している。


船宿101221-02.jpg
Kiryuさんは海岸猫への土産も忘れてはいなかった。大阪の猫缶は一味違うのか、皆よく食べた。


野良たちといると、つい時間を忘れてしまう。
小田原発の新幹線の予約を取っていたKiryuさんは、来合わせたタクシーに慌しく乗り込んだ。

海岸101221-02.jpg
そして「来年、また来ます」と約束をして、大阪へ帰っていった。



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コメント

  1. Kiryu | URL | T2RJUesU

     wabiさん、おはようございます。

     先日はお忙しい中、ありがとうございました。
     ようやく茅ヶ崎海岸にお伺いすることができました。
     心の中の雲が一つ晴れました。
     今回、訪れたことで、wabiさん、Kご夫妻、ミケちゃんとの縁ができたのはもちろん、船宿エリアの猫たちとの縁もできました。
     来年、また撮影に伺います。
     大阪の「一味違う猫缶」をたくさん持って。
     本当にありがとうございました。

  2. wabi | URL | -

    Kiryuさんへ

    Kiryuさんこそお疲れ様でした。

    ミケとの約束が果たせて良かったですね。
    きっとミケも喜んでいるでしょう。
    『猫が取り持つ縁』、私は信じています。

    時間が許したらいつでもいらしてください。
    マサムネをはじめとする海岸猫もKiryuさんとの再会を楽しみにしているはず。
    カポネなどは、あの太い首を長くして待っているでしょう。

  3. るいねこ | URL | -

    wabiさん、*☆*Merry Xmas*☆*です♪

    私も今度は猫缶を持って行こうかしら…
    暖かくなったらまた、茅ヶ崎に行きたいと思います。

  4. wabi | URL | -

    るいねこさんへ

    るいねこさん、メリークリスマス。

    冬の茅ヶ崎海岸もいいモノですよ~
    この時期、富士が一番美しく見えます。

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