曙光

2011年01月24日 21:49

海岸110120-01.jpg
ミリオンを参った私は、その足で船宿を訪れることにした。


船宿エリア
船宿110120-01.jpg
最初に私を迎えてくれたのは、マサムネだった。


そして私の姿を認めた新入り仔猫が、すばやく足にすり寄ってきた。
船宿110120-02.jpg
さらにカポネまでが、その太い首を私の足にすり付けてきた。


人懐こいこのカポネが、本来の姿なのだろう‥‥最近私は、そう思うようになった。
船宿110120-03.jpg
新入り仔猫もカポネを慕っているようだ。


カポネはあたかも水先案内人のように、私を船宿へ誘(いざな)った。
船宿110120-04.jpg


シロベエが不自由な足を引きずりながら姿を現した。
船宿110120-05.jpg


シロベエは明らかに股関節を脱臼している。
船宿110120-06.jpg
やはり股関節脱臼した野良を保護したキュウさんの話によると、関節部分に新たな組織が形成され、もう元に戻らないそうだ。


でもシロベエは走れるし、塀に跳び乗ることも出来る。
船宿110120-07.jpg
キュウさんの言葉を借りると「猫は3本足でも生きていける」のだ。


それよりも私が気になっているのは、シロベエの心の傷だ
船宿110120-08.jpg
船宿へ戻ってきてからのシロベエは、人を怖れるようになっていた。


船宿110120-09.jpg
今日もこうして、車の下へ身を隠す。この変貌が、シロベエの怪我を人為的なモノだと私が疑っている所以だ。


マサムネが落日前の陽射しを全身で浴びている。
船宿110120-10.jpg
まるでこれから訪れる夜の寒さに備えるように‥‥


船宿110120-11.jpg
コジローが船宿へ帰ってきた。


そしてコユキと挨拶を交わす。
船宿110120-12.jpg
コジローの腰がやや引けているのが気になるが‥‥


船宿の野良たちが夕陽に身を晒しているなか、独り日陰で佇むヤツがいる。
船宿110120-13.jpg
カポネだ。
鍛えられた筋肉と硬い脂肪の鎧で護られたその体には、太陽の恵みも必要ないのかも知れない。



船宿110120-14.jpg
シロベエと新入り仔猫が、いかにも親しげに挨拶を交わしている。


船宿110120-15.jpg
沈みゆく太陽を見つめる二匹‥‥果たして、彼らの脳裏を掠めるのは何なのか‥‥


去っていく今日を惜しんで、来るべき明日の光明を祈っているのだろうか?
船宿110120-16.jpg
野良が『明日』という概念を持っているのか‥‥私には分からない。


ただこれだけは言える‥‥野良たちだけでは明日の曙光を見ることは出来ないだろうと。
船宿110120-17.jpg
野良は元々人と一緒に、一つ屋根の下で暮らしていた‥‥


船宿110120-19.jpg
野に暮らす今でも、彼らは人の愛情を必要としている。我々の手助けがなければ生きていけないのだ。


船宿110120-18.jpg
野良たちが明日を迎えられるかどうかは、我々人間が手を差延べるかどうかに‥‥かかっている。



ブログランキングに参加中
気に入って頂けたら下のバナーをクリックしてください
にほんブログ村 猫ブログ 野良猫へ
いつも応援ありがとうございます

関連記事
スポンサーサイト


コメント

  1. たかたん | URL | NM1EMLgs

    こんにちわ。

    まずNHK職員と思われる方からのコメントですが、wabiさんは気にはなさらないと思いますが世の中、多々の考え思いの方がいるといくことでしょうね。。。。。
    一つの命が失われても、この世界は何もなかったごとくに日々の営みを規則正しく行ってます。
    これは、僕が両親を亡くしたときに感じたことです。
    それが命ある物の宿命なんだと思ってます。
    これからもwabiさんをはじめとして、多くの方が湘南当たりだけではなく全国で、その命を見守って行く事が大切なんだと思います。
    追伸。
    僕、ネコを飼いました。
    ノルウェイジャンフォレストと言う種類です。
    凄く可愛いです。
    子供のいない自分には、まるで自分の子供用に可愛いです。
    この子と自分のの残りの人生を歩んで行こうと決めました。
    また、近所の林崎海岸のノラ達も、見守っていこうと思ってます。

  2. wabi | URL | -

    コメントありがとうございます

    たかたんさんへ

    命という意味では、人であれ猫であれ同等です。
    輪廻転生を信じているかと問われれば、分からない、と応えるしか今の私には出来ません。
    ミリオンの魂が何処へ行ったのか‥‥そして今彼女は何を感じているのか、その問いにも、分からない、としか言えません。
    ただミリオンが残した思い出だけは、しばらくの間色褪せずに我々の心に残るでしょう。

    新しいご家族のノルちゃん、ブログで拝見しました。
    ホントに生後五ヶ月にしては大きいですね。
    これからノルちゃんがブログに頻繁に登場するのを期待しています。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)