物憂い午後

2011年06月05日 09:00

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船宿エリア
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先日仔猫と一緒のいたトラックの荷台に、この日はミイロ独りが寛いでいた。


挨拶代わりに声をかけてみたが、ミイロは眇めた目で私に一瞥をくれただけだった。
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「このあいだの愛想は何だったんだ?」‥‥まったく、猫は気紛れなイキモノだ。


船宿前
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船宿前には如何にも無聊そうなシズクの姿があるだけだった。


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私が執拗に声をかけると、マサムネは煩わしそうにこちらを振りかえった。


そして‥‥、すぐさま視線を逸らした。
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マサムネの愛想の無さは覚悟していたが、この日はいつにも増してすげない‥‥。


それでも私の来訪を知った野良たちが姿を見せはじめた。
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だが、手放しで私を歓待してくれる野良は1匹もいない‥‥。


ツバサは私を無視して、大きなアクビをすると‥‥、
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おもむろに伸びをした。


そして近くにいたシロベエのもとへ歩み寄っていった。
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いきなりシロベエヘじゃれつくツバサ


シロベエに軽くいなされたツバサは‥‥、
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地面に横になったまま動かなくなった。


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ヤル気のないツバサの態度に、シロベエもどう対応していいか戸惑い気味だ。


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ツバサの表情が冴えないのは、仔猫がいなくなったことと関係あるのだろうか?


そのままの姿勢で、シロベエをかえりみるツバサ。
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シロベエもそんなツバサに優しい眼差しを向ける。


そういえば、シロベエは去年此処から里子に出した“新入り猫”とよく遊んでいた。
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あの後、シロベエは新入り猫の不在を受け容れられず、しばらく寂しそうにしていたものだ。


最近では“トラブルメーカー”の異名が相応しくないほど、穏やかになったシロベエ。
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これからはツバサの兄貴分として、いい遊び相手になってくれるといいのだが‥‥。


そろそろ1歳になると推定されるツバサ。人間でいえば、17~20歳の成人期にあたる。
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そのせいか、最近では“母”ミイロにまとわり付くシーンを目にすることも、めっきり少なくなった。


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この日の野良たちは際立った動きも見せず、物憂げな時間を持て余しているようだった。


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シシマルはその巨体を器用に折り曲げ、毛繕いに余念がない。


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マサムネにしても、午後の陽射しを受けながらのんびりと毛繕いをしている。


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ミイロに至っては、さっきと寸分違わない場所に体を横たえたままだ。


この日ミイロは、いなくなった仔猫を捜す素振りを見せない。
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仔猫が此処へ戻ってこないことを受け容れたのだろうか‥‥?


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クロベエが前方を凝視したまま固まっている。


その視線の先にいたのはツバサだった。
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ツバサはシャッターが開け放たれたコンテナハウスのなかを興味深そうに窺っている。


そして、コンテナハウスに置かれた荷物の間を縫うように奥へ進むと‥‥、
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そのまま物陰へ姿を消してしまった。


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その様子をつぶさに観察するクロベエ。


そのクロベエが見つめるなか、やっと姿を現したツバサだったが‥‥、
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再びコンテナハウスの探索をはじめた。“オトナ”になっても、ツバサの旺盛な好奇心は健在だ。


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コンテナハウスの探索を終えたツバサは、釣宿前の空地に姿を現した。


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そのツバサを後を追うシロベエ。


そして、その様子を物陰からそっと覗き見するシズク。物見高いこの三毛猫はこうして何処へでも顔を出す。
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そこへ、船宿の野良を訪ねてチャチャさんがやってきた。


ツバサはチャチャさんのもとに駆けつけると、さっそく甘えはじめた。
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無邪気に遊ぶツバサは、やはりまだまだ“コドモ”だった。


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ふと顔をあげると、いつの間に荷台から降りたのか、沈鬱な表情でミイロが佇んでいた。



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コメント

  1. ニャンダム | URL | FZWZyWro

    こんにちわ いつも 楽しみに 拝見させていただいています。
    私は 精神疾患のきっかけで 引きこもりです。
    飼い猫の死も ありまして 今は 猫を 飼う 自信が無いので
    こうやって ブログで 大好きな 猫を しかも 自然体な
    猫の姿を 見ることが出来るのは 凄く 癒されます。

    猫たちの「あんた また 来たの?」的な 反応が 可愛いです。

  2. wabi | URL | -

    コメントありがとうございます

    ニャンダムさんへ

    私のブログがニャンダムさんの心の癒しになれば、こんな嬉しいことはありません。
    海岸猫たちも喜ぶでしょう。(笑)

    海岸猫のなかには、いくら足繁く通っても頑なに心を開かない子が多くいます。
    でもそれは、その野良の育った環境が色濃く影響した結果なので、私は無理に懐かせようとは思いません。
    大人しく優しいマサムネでさえ、向こうから近づいてくることはありません。
    普段は素っ気ないコジローは時折、尻尾を立てて近づいてくるのですが‥‥。
    私は未だに気まぐれな猫のことが理解出来ずにいます。
    だから、楽しいのですが‥‥。

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