故郷の猫 その参『権利』

2013年01月27日 23:00

2013年1月某日、昼過ぎ。私は飽きもせず3日連続で山門前を訪れた。
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夜の様子は知らないが、この時刻、飲食店に挟まれた参道に人影は見えない。


私はしきたりに則って、参道の端をゆっくりとした足取りで歩いていった。
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そんな私を迎えてくれたのは2匹のサバトラだった。


こっちは一昨日、長毛のキジ白と仲の良さを見せつけていたサバトラだ。
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性別は不明だが、アメショーに似た毛並みと凛とした佇まいが相まって一種の気品すら感じる。


一方こっちは、昨日初見の、まだ若いサバトラだ。
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私を見つめる目付きは険しく、いつでも逃げ出せる態勢を取っている。


と、2匹だけかと思ったら、生垣の隙間から猫の顔が覗いていた。
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それは未だ幼さを顔に残したキジ白だった。
初見のニンゲンを凝視する眼に敵愾心は感じられないが、かといって近しさを表している風でもない。



これは、此処へ来る途中、ホームセンターで買い求めた猫用のスナックだ。
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野良との距離は5メートルほど。これ以上近づけないので、出来るだけ小さな動作でスナックを放った。


軽いスナックは、地面に落ちるときにほとんど音を立てなかった。聴力の鋭敏な猫でさえ聞き逃すほどに‥‥。
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犬よりは劣るが、ニンゲンより遥かに優れた嗅覚で匂いを察知したようで、サバトラが私を警戒しながらスナックに近づいていく。


どうやら、スナックを発見したようだ。
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毒見をするように、用心深くスナックを口に含むと‥‥、


次の瞬間、サバトラは素早く身を翻した。
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そして離れた場所まで逃げると、そこでスナックを食べはじめた。


味をしめたのか、2度目はサバトラの反応は速かった。
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それに、食べる場所も近くなっている。
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ふと後ろを振り返ると、私がこのエリアを知るきっかけになった茶シロが佇んでいた。
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私と年長サバトラのやり取り見ていた若いサバトラが、慎重な足取りで近づいてくる。


ところが、2匹ともスナックを完全に見失っている。
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若いサバトラが、鋭い視線を投げかけながら、私との距離を詰めてきた。


それでも、すぐ側にあるスナックの存在に気づかない。
動体視力や夜目に秀でた猫、だが基本的な視力はニンゲンより悪く、かなり近視気味だ。

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嗅覚を働かせて、ようやく在処が分かったようだ。


今度は猫用のジャーキーを放ってみた。まず反応したのは、年長のサバトラだった。
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地面に落ちている細長いジャーキーを器用に掬い上げると、そのまま一気に咀嚼していった。
この頃になると、私への警戒心もだいぶ薄らいでいた。



他に落ちていないか、懸命に地面を探るサバトラ。
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ところが、1本目のすぐ後に放ったジャーキーが足許にあるのに、サバトラは素通りしていく。


若いサバトラが、いち早くそれに気がついた。
年長のサバトラに悟られぬよう忍び足で近づいていく。

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年長のサバトラはまったく感知しない様子で、明後日の方向を向いている。
「今のうちだ、早く食べてしまえ」私は若いサバトラへ呟くように声をかけた。



が、ジャーキーを眼にしたのが初めてなのだろう、扱い方が分からないのか、匂いを嗅ぐばかりで、なかなか食べようとしない。
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やがて、ようやく端から食べることを思いついたようで、まさにジャーキーを咥えようとした、そのときだった‥‥。


いきなり年長のサバトラの前脚が一閃し、ジャーキーをしっかり押さえつけた。
若いサバトラは恐怖のために一瞬で竦み上がる。

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やがて年長のサバトラは、横取りした戦利品をゆっくりと食べはじめた。


このように強い者の横暴がまかり通る、野良の世界には熾烈な生存競争が厳存する。
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年長のサバトラがジャーキーに舌鼓を打つのを、ただじっと見つめる若いサバトラ。


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年長のサバトラが離れたので、若いサバトラの近くにそっとジャーキーを放ってみた。


だが、やはり食べ方が分からないのか、ずいぶんと手を焼いている。
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舌を使って、懸命にジャーキーを掬い上げようとしている。
「もう少しだ、頑張れ」私も日本人、やはりどうしても判官贔屓してしまう。



だが、さっさ述べたように野良の世界は厳しい。
野良歴の長い先輩猫が、そんな若いサバトラの隙を見逃すはずがなかった。
年長のサバトラは石段から身を躍らせた。

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その行動を察知した若いサバトラはすでに退散していた。年長のサバトラは悠然とジャーキーに歩み寄っていく。


野良の世界で物をいうのは、やはり“力”だ。
ニンゲン社会と同様、猫社会にも力によるヒエラルキーが形成されているのだろう。

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年長のサバトラだけを、一時的にでも追い払えるならそうしているが、この場合、警戒心の強い若いサバトラが真っ先に逃走するだろう。


と、私がそんな思案をしている間に、キジ白が生垣から出て、目の前に端座していた。
警戒心より仲間が食べているスナックへの興味のほうが勝ったと見える。

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代わって、生垣からは先ほどの茶シロがこちらの様子を窺っている。
この野良はかなりの慎重派で、石橋を叩いて渡るタイプだ。



このようにしばらく猫の行動を観察していると、個々の性格や相互の力関係が分かってくる。
ニンゲン社会のそれと違うのは、前述したように膂力という厳然たる裏付けがあることだ。

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名刺に刷られただけの地位や過去を証明するだけの学歴、親から受け継いだだけの財力などが幅を利かすニンゲン社会よりある意味潔く平等かもしれない。


おずおずとした足取りで、キジ白が私との距離を詰めてきた。
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そして、まだ若いと思われるキジ白は、毅然とした面持ちで私と向かい合った。


そのとき、長毛のキジ白が、山門の前をゆっくりと横切っていくのが目に入った。
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長い被毛に、いくつもの枯葉をぶら下げている。恐らく植込みの中で昼寝をしていたのだろう。


さらに、山門とは反対側の表通りから3匹の白猫が近づいてくる。
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この成猫の白猫は、この時が初見だ。
2匹の仔猫を引き連れているところを見ると、仔猫たちの母猫の可能性が高い。



私が与えるスナックに釣られて、いつしか野良たちの数が増えていた。
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オッドアイの仔猫も混じっているが、積極的にスナックに駆け寄ろうとはしない。


周りのネコたちが右往左往しているのを、醒めた眼で、ただ見つめているだけだ。
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腹が満たされているのならいいのだが、仲間と競うことが嫌いな性格かもしれなし、“力関係”からすれば弱者である仔猫だから、スナックを獲得することを端から諦めているかもしれない。


そしてここに、仲間と群れることを厭う野良がいる。一昨日、最後に姿を現したハチワレである。
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得体のしれないニンゲンから食べ物を貰うことなど、彼の矜持が許さないのかもしれない。


改めて3匹の白猫を見ると、母猫とその子供だと思うのがやはり自然だ。
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母猫は明らかに猫風邪の症状を呈し、鼻孔は固まった鼻水で塞がり、結膜炎にも罹っているようで右目の周りが爛れている。


オッドアイの子の猫風邪は、キャリアの母猫から感染したのだろう。
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軽い猫風邪は自然に快復することもあるが、仔猫の場合は重症化し衰弱死へと繋がることも珍しくない。


眼ぢからの強い仔猫は右目の目ヤニが気になるが、まだ酷い猫風邪の症状は見られない。
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ひょっとしたら、母猫から受け継いだ抗体が辛うじて効いているのかもしれない。だが、このままの状況で抗体がなくなれば、早晩感染するだろう。
ワクチン接種で予防出来るのだが‥‥。



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母猫と眼ぢからの強い仔猫が、しもた屋風の家へ駆けていく。
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そこは前日、中華麺と食パンの入ったトレイが置かれていた家だ。
残飯と変わりないエサでも、きっと野良たちにとっては命を繋ぐ貴重な食料なのだ。



オッドアイの子は、思った通り腹が満たされているようで、参道の反対側にうずくまったままだ。
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しばらくすると、眼ぢからの強い仔猫が、消沈した足取りで戻ってきた。


そうして仲間の側へ座り込み、如何にもがっかりとした顔で肩を落とした。
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やがて顔を上げると、恨めしそうな面持ちで、しもた屋のドアを睨みつけた。


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若いサバトラが佇んでいるところ‥‥、実はここが水飲み場だ。
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縦樋から排水される雨水を容器に溜め置き、野良たちの飲水にしているのだ。
良いアイディアだとは思うが、衛生的とはいえない。



私は改めて、このエリアを仔細に検分してみた。
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まず目に留まったのは、石の上に置かれたカリカリだ。初めからこの量だったのか、野良たちが食べ残したものなのか‥‥。私が見た印象では、前者のようだ。


次に目に入ったのは、無造作に置かれた焼物の器だ。
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エサを入れる器なのか、水入れなのか、空の状態では判断が出来ない。


その手前に放置された空缶‥‥。
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専用のキャットフードも与えられていることを知り、少し安堵したが、どうして後片付けをしないのか。


さらに後片付けといえば、此処がこのエリア最大の懸念場所だろう。
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写真では分かり難いが、沢山の猫の糞が転がっているのだ。何日も放置されたままの状態で、辺りに悪臭を放っている。


門前の参道といえども、広義に解釈すれば境内と同義‥‥。
だから空缶や糞を打っちゃっておいてもいい、という理由は成り立たない。

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そもそも野良猫の世話とは、エサを与えるだけではない。遣りっ放しは、エサ遣りさんの自己満足だと非難されても仕方ないだろう。


善意の押し売りと寄付金集めに血道を上げる“似非動物愛護団体”もまた、然りだ。
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結果、他の住民と摩擦が生じた場合、矛先を向けられるのは弱者の猫だったりする。
だが、このような実情を抱えているの此処だけではなく、私の住んでいる湘南でも見られること。
恐らく全国のいたるところでも‥‥。



さすがに寺の境内には、放置された空缶も糞も見当たらない。ただ、元から無かったのか片付けられたのかは、分からない。
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先ずもって、何故か境内には猫の姿が1匹も見えないのだ。


山門の入り口にハチワレが佇んで、こちらをじっと見つめている。
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あたかも目の前に張られた結界が邪魔をして、入りたくても入れないかのようだ。


参道に戻ると、潮が引いた後のように、野良の数が減っていた。
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オッドアイの仔猫は独り石段の下にうずくまっている。


松の根元には、サバトラと長毛のキジ白が身を寄せ合っているのが見える。
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性別が分からないので、明言は出来ないが、もしかしたら夫婦かもしれない。


おっと、危うく見逃すところだったが、ここにも野良が潜んでいる。
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それは眼ぢからの強い仔猫だった。母猫はすでにねぐらへ帰ったのか、姿が見えない。


オッドアイの子が私の側に近づいてきたが、うずくまった場所は先に説明した“糞溜まり”。
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鼻が詰まって嗅覚が鈍っているのかもしれない。
「おい、そこは糞だらけだぞ」私はそう言いながら、人差し指をそっと突き出した。



そして、私の指が鼻先に触れた瞬間、オッドアイの子は慌てて体を反転させた。
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人懐こいこの子も、体に触られるのは慣れていないようだ。


とはいえ、この子なら里子に出しても、すぐに家猫としての順応性を見せるだろう。
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「お前の見上げる視線の先には、いったい何が見えるんだ?」


猫には時間の概念がないと言われているが、オッドアイの瞳を見ていると、そんなことはニンゲンの勝手な憶測ではないかと疑ってしまう。
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もしかしたら、自分の未来に想いを馳せているのではないだろうか‥‥。


劣悪な環境で生きているが、この子にだって幸せになる権利はあるはず。
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本来、その権利を奪うことは誰にも出来ないのだが‥‥。


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こういう場合の常として、私は言いようない哀しさと悔しさ、そして無力感に打ちのめされていた。


ここは表通りに近いスナック‥‥。その店先に、茶シロが独りぽつねんと端座している。
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この店も野良たちのために、エサを提供するのだろう。
どんなモノが与えられるのか興味があったが、帰路につく時間がやってきた。



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このエリアで確認した野良の数は、3日間で11匹にのぼる。
その結果を受けて、私は思った。「探せば、ほかの地区にも野良がいるはずだ」と。



故郷の野良猫事情が分かった私は、翌日、“飲食店”、“駐車場”、“寺院”のキーワードを手掛かりに、改めて街を探索した。
すると、今まで遭遇しなかったのが不思議なほど多くの野良と出会うことが出来た。
が、やはりそこには悩ましい現実が存在した。



〈次回へつづく〉



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コメント

  1. 美香 | URL | -

    はじめまして。
    ブログ村に野良猫のジャンルがあるんですね^^
    知らなかったです。。。

    猫のいる風景って絵になりますね~。
    私が今書いてる猫の物語にピッタリです^^

    ただ写真の中にあった空になった猫缶。
    あげたら片付けてほしいですね^^;

    野良たちにも悪い影響が出ちゃうかもしれませんしね、、、いろんな意味で。

    これからも訪問させていただきますのでよろしくお願いいたします。。。

  2. はやとうり | URL | -

    wabiさん おはようございます♪

    ゆっくりゆっくり長い時間を掛けて読ませて頂きました
    切ないですね~~
    何とも切ないです

  3. imagica | URL | -

    ノラの世界VS人間界

    野良の世界も力が物言う・・ある意味、平等・・かもしれない。同感です。人間は騙し誤魔化し・折角鍛えた頭脳も、んなことに大半を使っている馬鹿もいるし・頭脳マインド意識が肥大し、心情ハートを凌駕しているのか・・生物としては不均衡不健康な生き物出だと思います。

  4. ぱふぱふ | URL | -

    はじめまして・・・興味深くブログを見させていただきました
    わが家にも代々野良を家ねこにしていますが・・いるところい入る野良ネコ
    野良犬がいなくなって・・注目される野良ネコ・・
    最近は去勢されたり、街猫として可愛がる善良な市民が増えてきてるのはありがたい
    我町にはそういう風潮があったのですが・・猫嫌いが転居してきて以来~~
    常に町内でもめ事・・発生・・それもその新参者の暴言信じられない行動に
    猫以上に町がもめてます(爆)
    満月の夜に猫のエリアー内のすべての猫が集まってする猫集会を見せてやりたい
    人間社会以上に絶え社会と秩序のある話し合いが行われる
    誰も異を唱えない全員合議制がしっかり守られている
    話しあいですべて解決できる・・ただ揉めても決して致命傷まで起こさない秩序もある
    人間よりも短い年数をしたたかに生きる行為はみならう点は多々あり、
    癒されることも多々ありますね・しょっぱなから取り留めのない長いコメント失礼
    これからもよろしく

  5. あと半分。 | URL | -

    こんにちは。

    オッドアイの子のあくび可愛いですね~v-352
    お顔のアップもカワイイ~

    wabiさんの方にも野良ちゃん沢山いますね。
    なんだかうちの近所と同じだな~って思いました。

    若いサバトラが年長サバトラにジャーキー取られちゃうシーンが切ないです。
    う~~年功序列みたいな~(^д^)

  6. dejavuewords | URL | hdScUxTA

    読み応えありますね・・・

    毎回多くの写真と筋道だった文章は簡潔にして期待感を持たせてくれ、それで惹きつけられてしまいます。
    ひとつの記事を書くにあたり相当な労力を費やしてるのでしょう・・・
    かなり以前里帰りし実家付近を猫探索したのにあまり見かけなかった記事を覚えてますが、思わぬところで思いのほか多くの猫との遭遇。
    一瞬こりゃいいと思うものの、やはり外猫の宿命に複雑な思いになってしまいますね・・・
    我が家の野良猫由乃も去年11月かなり重い風邪にかかって瞬幕が出てたし、餌を食べることもなくうろたえてましたが、こちらの思いが通じたというか本来持ってる生命力の強さでしょう、普段に近い状態に戻りつつあります。
    オッドアイの仔猫ちゃん保護できればいいんですけど~

  7. wabi | URL | -

    美香さんへ

    こちらこそ、はじめまして。

    ランキンサイトの分類は細かく、私も未だ知らないカテゴリが数多くあります。
    ちなみにブログ村では野良猫カテゴリを選択していますが、人気ブログランキングでは、
    思うところがあり、最近『ネコ写真』へ変更しました。

    優美な肢体を持つ猫は、被写体としての魅力が尽きません。
    可愛い仕草を見せると思えば、肉食獣の片鱗も垣間見えて、飽きることがないですね。

    しかし、これがこと野良猫の実情となれば、辛く切ないことの方が先に見えてしまい、
    本来の猫の美しさを切り取ることなど、なかなか出来ません。

    こらからも野良猫ともども、よろしくお願いいたします。

  8. wabi | URL | -

    はやとうりさんへ

    はやとうりさんに熟読されたと知り、冷や汗が出ました。
    必ずといっていいほど、初稿には誤字脱字、さらに変換ミスがあり、
    更新後も数回の推敲をしますから。(汗)

    今回の故郷の野良猫事情は、記事にも書きましたが特殊なことではなく、
    私が住む街でも起こっています。
    自己満足のエサ遣りさんは、自分の行為が野良猫やボランティアさんたちに
    与える影響など考えていないようです。

    いままで啓発的な文章は避けてきましたが、今回は故郷で起こったことなので、
    やむなく記事にしました。

  9. wabi | URL | -

    imagicaさんへ

    私自身、ニンゲン社会にいながら表の顔と裏の顔を持つニンゲンとの付き合いに
    辟易しているところがあります。
    その点、本音で付き合える猫との交流は直截的で分り易く、気持ちも和みます。

    ニンゲンの向かっている方向は、いずれ軌道修正が必要になるほど間違っています。
    そして、未だ進化途上の人類の未来の姿は忌まわしい物になるでしょう。

    リンク、ありがとうございました。

  10. wabi | URL | -

    ぱふぱふさんへ

    こちらこそ、はじめまして。

    野良猫の存在自体が、無責任なニンゲンの所業を端的に表しています。
    元々は穀物をネズミから護る動物として大陸からやってきた猫。
    そして利害関係が一致したニンゲンと猫は、しばし共存していたのですが、
    穀物を護る役目を解かれ始めてから、行き場のなくなった猫は野に暮らすことを余儀なくされました。
    利用価値が無くなったから見捨てる、ニンゲンの犯した大罪です。
    償うべきはニンゲンなのに、何故年間何万頭もの猫が殺処分されなければならないのか‥‥。

    同じニンゲンとして遣り切れないです。

  11. wabi | URL | -

    あと半分。さんへ

    オッドアイの仔猫は、この集団の中で一番人懐こく、触らない限りは逃げません。
    おそらくあと数回通えば、体を触ることも可能になるでしょう。

    住宅街ではほとんど野良の姿を見なかったのですが、商業地区、それも飲食街にいることを、
    今回初めて知りました。

    ジャーキーを奪われるシーンは、見ていて可哀想でした。
    でも、近づけないのでどうしようもなく、ただ若いサバトラに
    「頑張れ」と声援を送るしかありませんでした。

  12. wabi | URL | -

    dejavuewordsさんへ

    お褒めのお言葉をいただき、ただただ恐縮しています。

    更新の回数が激減しても、猫を撮影する頻度は変わらないので、勢い濃い内容になってしまい、
    冗漫の謗りを受けるのを常に覚悟していましたので、望外の喜びを感じています。

    今回、最初の猫に遭遇しなければ、郷里の野良の記事を書くことは無かったでしょう。
    一昨年の夏は猫の姿を求めて漁港へ日参したものですが、そのときはついに1匹の猫も目撃出来ませんでしたから。

    美猫由乃ちゃんとの交誼の様子は、私にとっても気になるところです。
    野良としては長寿である由乃ちゃんの健康をお祈りいたします。

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