生きること・死ぬこと その拾

2014年05月05日 05:00

私は長きに亘った実家滞在を切り上げ、ようやく神奈川へ帰る決心をした。

思い返せば‥‥。

母が意識を失くし緊急入院したとの一報を受けた私は、体の不調を抱えながら帰郷。
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母は持ち前の生命力で奇跡的に意識を取り戻し、一時軽快の兆しすらみせた。


しかし‥‥。


入院してちょうど1ヵ月目の払暁、母は静かに息を引きとった。
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さらに、その母のあとを追うように愛犬サクラが急死。
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相次ぐ不幸に私の病んだ精神は深手を負い、やがて絶望の淵へ沈んでいくと、生きることと死ぬことが不分明になる状態に陥った。


そんなとき、私の苦衷を知ってか知らでか、1匹のキジトラ猫が忽然と出現した。
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彼と関わるうちに私の傷付いた心は慰撫され、徐々に虚無感が薄れていった。


そして、同じ生命を有し豊かな感情を具し、更に本能的知性に長けている猫は我々ニンゲンにとって不可欠な存在である、と再認識させられた。
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殊のほか猫の、それも野良猫の素性に拘泥する私はこのキジトラとの出逢いに運命めいたものを感じていた。


それゆえ実家を去る日を数日後にひかえてもなお、私の心の振り子は揺れている。
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何故この時期を選んで私の目の前に現れたのか、結局、具体的にその謎を解くことは出来なかった。
分かったのは、猫は不思議な力を持ったミステリアスな生き物だということ。




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この日もキジトラは夕刻近くに拙宅を訪ねてきた。
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用意してあったカリカリを平らげたキジトラは式台に跳び乗ると、そのまま私が起居している座敷に闖入した。





そうして私が使っている布団の上にゴロリと体を横たえた。
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「ち、ちょっと、それはヤメてくれよ」私は少々焦った。
なんとなれば板敷きの床や畳ならまだしも、自分が寝る布団の上に “土足” はさすがに受け容れがたいからだ。



しかしながらこうしてスリスリされると、「布団に上がるのは足裏を拭ってからにしなさい」なんて諭すのは、ひどく野暮で偏狭に思えてくる。
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で、結局のところ、「イイよ、イイよ、シーツやタオルケットを洗えば済むことだから」と猫撫で声で前言を撤回するのだった。


私のことを信頼しきって、私の膝を枕に眠るキジトラ‥‥。
一見すると、この子がニンゲンの私を慕い身を委ねている光景だが、実情は違っている。

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エサを与えたり、ネグラを設置したりして、物質的には私がキジトラを援助しているが、しかしそれは飽くまで皮相な見方に過ぎない。


前述したように傷付き疲弊した私の心は、この子と接するうちに随分と癒やされた。
つまり精神的には、私がキジトラに救済されているのだ。

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物質的な助力と精神的な助力、その有難味は受ける側の事情によるが、摩滅した私の心が希求するのは “精神的な助力” なのだから。


これまでも何度か猫の争う声を耳にしていたが、いずれも辺りが寝静まった深夜だった。
ところがある日の夕暮れ時‥‥。

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猫同士が威嚇し合う激しい鳴き声が響き渡った。それも明らかに実家の庭が発生源だ。


もしや、と思い外にでると、玄関先にうずくまる猫の後ろ姿が目に入った。
果たして、それはキジトラだった。

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彼は興奮冷めやらぬ様子で、門の方を向いたまま身じろぎしない。


私は道路にでて辺りを見回した。すると、向かいの塀の上にキジトラよりふたまわりほど大きな体躯をしたキジ白と目が合った。
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私の存在に気づいてもなお、悠然と構えている様子から、飼い猫の可能性が高い。
「なあ、キジトラ君とケンカしないで仲良くしてくれよ」と私は訴えた。



キジトラは玄関先に戻った私の足許に寄ってくると、そっと私を見上げた。
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そのキジトラの顔を見て私はふと思った。エサを食べるとき緊張した面持ちで盛んに周りを気にしていたのは、あのキジ白を警戒していたのかもしれない、と。


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買い物からの帰途、何気なく視線を巡らせたら、近所の家のテラスにキジトラを発見した。
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どうやらキジトラも私に気づいたようだ。


キジトラと私は暫時、塀を挟んでお互いの顔を見つめ合っていた。
「なんだろう、この妙な空気は‥‥?」私はキジトラの様子に違和感を覚えた。

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ニンゲン同士でもよくあるが、思いがけない場所で知人とバッタリ出くわしたときにみせる気まずさ、それがキジトラの態度から感じられたのだ。


私は試しに舌を鳴らしながら、「留守にしていて悪かったね。腹減ってるんならうちにおいで」と呼ばってみた。
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しかし近くまでは来たものの、久しぶりに親戚のおじさんに会った人見知りの子供のように、素直には寄ってこない。


私など眼中に無いとばかりに、キジトラは紫陽花の葉に鼻を近づける。
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こういうニンゲンに隷属しない気紛れな気質こそ、猫の美点であり魅力なのだ。


「お前はこの広いフィールドで、今までどおり自由気ままに暮らした方が幸せかもな」
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その呟きが聞こえたのか、キジトラはつとこちらに向き直ると私の顔をしげしげと見つめた。


と、そのとき、背後から声をかけられた。
「◯◯さんの家をご存知ないですか?」と営業マンらしき男性。

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今の実家は私が上京した後に建てられたもの、がためこの地区の土地勘は持っていない。
その辺の事情を簡単に説明すると、営業マンらしき男性は礼を言って去っていった。



振り向くと、キジトラは既に姿を消していた。
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見知らぬニンゲンの出現に驚き、慌ててこの場を離れたのだろう。


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私は一時、不思議な因縁を感じるこの子を引き取り、神奈川へ連れて帰ろうと真剣に考えていた。今もその意思が完全に無くなったわけではなく、心の振り子は揺れ続けている。
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だが、そうするには越えなければならない “事情” という名目の障壁が幾つかあった。


まず、この子を家に迎えるには家族の協力が必要不可欠だ。ところが‥‥。
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この子と出会って間もない頃、家人にそれとなく私の意向を伝え協力を求めたところ、婉曲な言い回しで拒まれた。


詳しい事情は明かせないが、今の私は、家人の許諾無しでは猫1匹を引き取ることすら困難な状況にいる。
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それに例え家人の協力を得られたとしても、今の住宅環境では、この子に窮屈で不自由な思いをさせて、多大なストレスを与えるだろう。


さらには野良猫だとしても世話をする親がいるこの子を、私の一存で神奈川へ連れて行くのは、やはり憚られた。
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『 猫はニンゲンと一緒に暮らせば幸せになれる 』 というのが私の持論だ。
しかしこの論には “例外有り” の注釈を加えなければならない。



そして‥‥。

いよいよ私が故郷を去る日がやって来た。


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後顧の憂いを少しでも減じさせる為、キジトラに出来るだけのことをしておこうと思った。


まず、寝床の段ボール箱を頑丈で断熱性の高い物へ交換した。
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次に、まとまった量のカリカリを大き目の二つの容器に入れる。
湿気るのですべては開封していないが、心配するには及ばない。

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なんとなれば、猫ならこんな袋など簡単に食いちぎってしまうからだ。
そして最後に、効果の程は疑わしいが、ロッカーの隅に湿気取りを置いて完了。



これだけ用意しておけば、しばらくは持つだろう。
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ただ先日のキジ白などの他の猫が、ここにエサがあることを知ったら、あっと言う間に無くなるだろうが。


私は昼過ぎに出立したが、この日キジトラは何故か一度も姿を見せなかった。
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別れのあいさつと礼を言えなかったのは心残りだったが、その半面では顔を見ると辛くなるのは分かっていたので、ホッとした思いもあった。


「今度戻って来たときには、また元気な姿を見せてくれよ」
私は後ろを振り返るたびに、心の中でそう呟いた。



次回からは、湘南海岸に棲む海岸猫の実態を紹介する、本来の内容に戻すつもりだ。
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湘南海岸は私の不在などまったく関知しない風に、以前のままの表情で迎えてくれるだろう。

だが、海岸猫の情況には様々な変化があったと仄聞している。




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



『キジトラのその後』


私は実家を去るにあたり、従弟にキジトラの様子をときどき見てくれるよう頼んだ。

無類の猫好きである従弟は快諾してくれた。

ただ従弟の家から私の実家までは、道が空いていても車で一時間以上かかる。

従弟は仕事もかかえているし、頻繁に通うことが出来ないのは承知していた。

だから私としては月に一度、いや、2、3ヵ月毎に報告を貰えればいいくらいに思っていた。

そうしていつ来るか分からない従弟からの連絡を待っているときだった。

従弟の母親、つまり叔母から一本の電話がかかってきたのは‥‥。



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「お願いがあるんやけど‥‥」それが叔母の第一声だった。

この叔母はここ数年間において、余人には想像も出来ないほどの艱難辛苦を体験していた。

がために叔母は眠れなくなったり、人目を気にして外出もままならない状態に陥っている。

生前の母も、末妹のこの叔母のことを「かわいそうに、かわいそうに」と、ときに涙を流しながら話していた。

叔母が住んでいるのは人口50万人余りの、いわゆる地方都市である。

それに比して私の実家がある町は人口にして5分の1、人口密度は6分の1程度。



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叔母の頼みとは、比較的のどかで近所に顔見知りもいない私の実家に、静養の為しばらく住まわせて欲しいというものだった。

私は叔母の切願を断る理由など何ひとつ持ち合わせていなかった。

1年半余りの間に両親を相次いで亡くした私に、その両親の建てた家を自分が所有しているという実感は今のところほとんどない。

それにもし母が生きていたら、薄幸の叔母を喜んで受け容れただろうことは想像に難くない。


叔母が私の実家に住み始めて5日目、メールが出来ない叔母に代わり従弟からメールが送られてきた。

そのメールには、あのキジトラのことが書かれていた。

私が去ってから10日ほどして叔母が実家にやって来たら、ロッカーの中のカリカリは既に無かったという。

また、私がいたときは毎日のように訪ねて来ていたキジトラだったが、これまで叔母の前には一度も姿を現していない、とあった。

ところが‥‥。

この日キジトラはいきなり来訪すると、「ニャア」と一声発して廊下まで上がり、喉をゴロゴロ鳴らしたという。



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それからは頻繁に訪ねて来て、家の中でのんびりくつろいだり、構ってくれと叔母に体を擦りつけてくるまでになったとのこと。

その様子を撮った写真を従弟が送ってくれた。



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ちなみに、ここは実家で一番日当たりがよく暖かい部屋である。

叔母もまた、大の猫好きなので、従弟からのメールは「母もエエ友達が出来て喜んでるよ」と結んであった。



最近になって新たな写真が従弟から送られてきた。

その写真を撮影順に羅列しておく。



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「心持ち緊張した表情に見えなくもないが、叔母と従弟を信頼していることは確かだ」


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「それにしても私がキジトラの心を開かせるのに数週間もかかったのに、叔母と従弟が短期間しか要しなかったのはどうしてだろう?」


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「叔母と従弟が私と同じ血を持つ眷族だと、猫の本能で感知したのかもしれない」


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ともあれ、キジトラが元気でいることが分かって、私は胸を撫でおろした。


キジトラは今も足繁く叔母の許へ通って来ている。
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私としては叔母がキジトラに心を癒され、一日も早く快復してくれることを願ってやまない。


『 猫はニンゲンと一緒に暮らせば幸せになれる 』
この私の持論に新たな一節を加えようと思う。

ニンゲンもまた、猫と一緒に暮らせば幸せになれる、と。




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コメント

  1. 不思議なお話、ありがとうございました。命を大切になさる生き方がどこかで繋がっている!
    とても嬉しい体験を頂きました。勇気をもって歩くこと・・・
    キジドラからありがとうと伝わってくるようです。

  2. imagica | URL | -

    こんばんは

    猫は家に付く?というから、かわいがって世話してくれた、心許したWABIさんの家の、新たな住人に、警戒心はさほどには持つはずもなかったんだと思います。ともあれ、ほっ・・

  3. おこちゃんちゃん | URL | -

    wabiさん、その後、忙しかったでしょうね。

    膝や、椅子でいい顔で、リラックスしちゃってますね。
    これだと、ホントに置いて帰る事を悩んだと思います。我が家みたいですものね。

    しかし、おばさんが静養に来てくれる展開になって、また、キジトラちゃんの報告を受ける展開になるとは、、。嬉しい、内容でしたよ~。
    結構、馴れちゃってるみたいだし。うちのソリより、馴れてますよ。
    チョット、安心させて貰いました。

  4. ミュウ | URL | -

    なんか不思議な感動を覚えました。

    人にも色々事情があるし、仕方がないとはいえキジトラちゃんのその後がとても心配でした。
    ところが蓋を開けてみれば叔母さまが実家に住まわれて、キジトラちゃんを迎えてくれて、キジトラちゃんも叔母さまのそばでリラックスしてて嬉しかったです。

    wabiさんがおっしゃる通り、猫は人間と暮らせば幸せになるけど、人間も猫と暮らせば幸せになるんですよね。

    私も猫と暮らすようになってその言葉を実感しています。

    叔母さまとキジトラちゃんが共に末永く穏やかに過ごしていけますよう願っております。

  5. ネコたんママ | URL | SLJ/JtpM

    お帰りなさい。

    ワビさんお帰りなさい。
    キジネコさんとの出会いはここに繋がっていたんですね。
    人間は猫と一緒に暮らせば幸せになるんですよね。
    叔母様の体調、よくなることをお祈りしてます。
    ワビさんもご自愛ください。

  6. ゆうたん@ | URL | 4CvheNDY

    ほっとしました

    wabiさん、こんにちは^^
    良かったです。キジトラ猫さんがどうなるのか、正直心配でした。
    wabiさんがいなくなってしまうのはきっと寂しい
    とはいえ、キジトラ猫さんはあの地域から神奈川のおうちで
    幸せに暮らせるか分からなかったですし。

    このようなことになって、本当によかった!
    叔母さまとキジトラ猫さんとの不思議な縁に感動すら覚えました。

    これからも、みんなが仲良く幸せに暮らしていけますように。

  7. tomo | URL | -

    はじめまして。
    キジトラさんは天使だったのかな?
    癒し癒され、みんな繋がってるんですね。

  8. まめはなのクー | URL | -

    よかった…キジさんにとっても、おばさまにとっても、そしてワビさんとっても…

    キジさんは、全てをわかっているわね。

  9. chie*co | URL | ambY2Udk

    ほっとしました。。。
    よかった・・=*^-^*=

    「ニンゲンもまた、猫と一緒に暮らせば幸せになれる、」
    ほんとにそう思います・・

    私も両親が亡くなったとき・・猫たちにとても癒されました・・
    今も・・猫たちから毎日・・見えないものをいっぱい受け取っています・・
    お世話をさせて頂いてる・・そんなキモチになります・・


    今日も・・素晴らしい1日になりますように・・=*^-^*=♪thanks!!

  10. Sabimama | URL | cbwYL0zY

    願っても無いので、嬉しい結果です。
    キジトラ君は、かなり慣れていますね。

    そして、その様子から「お母様」の存在を連想しました。
    叔母さまと、お母様、やはりキジトラ君はお母様と知り合いだったな、そう思いました。
    今までも探していた、あのオバチャンいないな。
    でもご飯は貰えるな。
    それが「最近、オバチャンがいるな」になってるのでは?
    喜んでいるのはキジトラ君も叔母さまも、双方でしょう。
    叔母さまは日々が楽しいでしょう。
    良かったですね。
    思わぬ展開が素晴らし過ぎて、脚本を書いたのが神様なら感謝したいです。

  11. ぴよ | URL | q6AO.T9M

    本当に久々に、コメントを書かせていただきました。
    どうなるんだろう、どうなるんだろうと、毎回の更新を待っていました。
    そうでしたか…こう繋がったのですか…
    キジトラくんがすべて分かって、行動していたのだと考えずにはいられません。
    叔母さまも、きっとこの子に心が癒され、お元気になられることと思います。

    長い時間、お疲れ様でした。
    wabiさんも、ご自愛くださいませね。

  12. ito | URL | -

    やっぱり

    私にはwabiさんとキジトラがそっくりに思えます。
    もしかして化身、分身型の化け猫・・・?
    それともwabiさんにそっくりなこのコを化け猫協会が派遣した・・・?
    ニンゲンがいう猫との“縁”とはこういう事なのかもしれません。
    ところで、このキジトラを私はこっそり“トラ衛門”と呼んでました。
    あ、いや、四次元ポケットを持ってると思ったわけではありません。
    慎重で礼儀正しいその様子に昭和を飛び越えて武士のニオイを感じたからです。
    それにしても幸せな一区切り。
    トラ衛門の云う(行動)通り、お別れの挨拶は必要なかったですね。
    それにしても、キジトラ柄の長いしっぽ、野生的で素敵です。
    猫は視覚的にもニンゲンを幸せにします。

  13. wabi | URL | -

    ティフアニーさんへ

    私も最後まで、何故あのタイミングでキジトラが姿を現したのか、
    その謎を解くことは出来ませんでした。
    でもキジトラを通して、母とサクラを感じていました。
    命そのものも繋がっているのかもしれません。

  14. wabi | URL | -

    imagicaさんへ

    『犬は人に付き、猫は家に付く』と言われていますが、
    家に付く犬もいれば人に付く猫もいるはずだと、私は思っています。
    ただ、総じて犬より猫のほうが環境の変化を嫌う傾向にある、ということでしょう。
    実家に現れたキジトラは果たしてどっちのタイプなのか、
    それは私にも分かりません。


  15. wabi | URL | -

    おこちゃんちゃんさんへ

    実際、実家を去る前日まで悩みました。
    でも、懐いてくれたキジトラとの別れが辛いのは、
    私の一方的な思いであり、彼の心中を忖度した訳ではないことに
    気付きました。

    この叔母はサクラの世話を申し出てくれた程の動物好きな人なので、
    キジトラの来訪を楽しみにしているようです。

  16. wabi | URL | -

    ミュウさんへ

    この展開は私にとっても予想外でした。
    従弟が時々様子を見に行ってくれると約束してくれたことだけで
    良しとしなければ、と思っていましたから。

    この叔母は以前に犬も猫も飼っていた、言うところの『動物好き』な人なので
    キジトラの訪問を喜んでいます。
    そんな叔母だから、キジトラもすぐに懐いたのでしょう。

  17. wabi | URL | -

    ネコたんママさんへ

    お気遣い、ありがとうございます。

    ネコたんママさんの仰るように、キジトラと私の出会いは、
    その後の彼と叔母との出会いの序章だったのかも知れませんね。
    叔母もキジトラの訪問を楽しみにしていますし、キジトラも叔母に懐いていますから。

    『猫と人は一緒に暮らすことによってお互いが幸せになれる』
    キジトラと叔母も感じていることだと思います。

  18. wabi | URL | -

    ゆうたん@さんへ

    あの判断が正しかったのか‥‥、私には分かりません。
    でも叔母や従弟からの報告では、キジトラはあのテリトリーでの暮らしを
    謳歌しているようです。
    それを裏付けるエピソードを従弟から報告されていますので、
    写真が送られてきたらブログで紹介いたします。

    キジトラは今も叔母を慕って頻繁に訪ねてきているそうです。
    動物好きの叔母もそれを楽しみにしていますから、
    きっと良い方向に向かうだろうと思っています。

  19. wabi | URL | -

    tomoさんへ

    こちらこそ初めまして。

    仰るように、猫は人の心を癒やすために神から使わされたのかもしれません。
    実際に古代エジプトにおいて、猫は神の使いとして崇められていましたから。

    私も猫の仕草を見ているだけで心が癒やされます。

  20. wabi | URL | -

    まめはなのクーさんへ

    私も猫は不思議な力を秘めた動物だと思っています。

    猫に大悟した高僧のような目付きで見詰められたときなど、
    こちらの考えを見透かされているようでドキドキしますね。

  21. wabi | URL | -

    chie*coさんへ

    私も猫から大切なことを教えてもらっています。

    大袈裟でなく、生きていくうえで重要なことを
    教示されている気がするのです。

    母が他界した際にも、私の心中を察知したかのように
    何処からともなく猫が現れて体を寄せてきたり、
    斎場でも猫が迎えてくれたりと、不思議な体験をしました。

    そして実家に忽然と出現したキジトラ‥‥。
    他の方のコメントにあるように、猫は神の使いかもしれませんね。

  22. wabi | URL | -

    Sabimamaさんへ

    今回の帰省中は猫にまつわる不思議な体験をしました。
    そしてその度に、私の心は和んでいったのです。

    母の死の直後に病院前に現れた茶シロ、そして斎場で会ったサバ白、
    さらにサクラが急死してから実家を訪れるようになったキジトラ、と、
    まるで私の心を癒やす使命を帯びたようでした。

    やはり母とサクラが、残された私の為に招いたのでしょうか?

    もしそうなら、キジトラが叔母にすぐに懐いたのも、母とサクラの意思ということになります。
    この叔母は犬も好きで、うちにくる度にサクラを散歩させていましたから。

    そこに「命の繋がり」を感じます。
    命は神が創ったもの。
    Sabimamaさんの仰るように、すべては神の思し召しかもしれません。

  23. wabi | URL | -

    ぴよさんへ

    更新の遅延が体調不良のせいとはいえ、もどかしい思いをさせて
    申し訳ありませんでした。
    また、そんな思いで更新を待って頂いたことに感謝しています。

    キジトラの件、私はどうしよう、どうしようと思いつづけていました。
    懐いてからはさらに悩むようになり、それがために実家滞在が長くなったのです。

    それゆえ、私としても叔母とキジトラが親交を結んだことを喜んでいます。
    勿論、叔母も喜んでいますし、おそらくキジトラも同じ思いでしょう。

    お気遣い、ありがとうございます。

  24. wabi | URL | -

    itoさんへ

    私とキジトラがそっくりですって‥‥!?
    でも‥‥。
    私が受けるキジトラの印象といえば、内心では人との繋がりを求めているのに、
    頑固で慎重な性格が邪魔をしてなかなか心を開かない奴‥‥。
    あ‥‥、私と同じだ。
    言われて初めて気づきましたよ。

    化け猫協会会員のitoさんならではの洞察力、感服しました。
    かかる状態を「類は友を呼ぶ」とか「同類相求む」と言うんですね。

    “トラ衛門”、なかなか玄妙な名前。
    ただ私としては、四次元ポケットを持っていて欲しかったです。
    なかんずく“どこでもドア”があったらイイなと、切に思います。

    念の為に言っておきますが、私にしっぽはありません。

  25. Jewelry Artisan | URL | zYQ8VWUk

    安心しました

    こんにちは

    キジトラ君のことが気になってました。
    良かったです、このような結果になって。安心しました。

    今度は海岸の猫ちゃん達が気になります。
    でも、優しい人間達に守られて幸せですよね。
    そうでない猫ちゃんたちも一杯いるから。

    お母様、サクラちゃんは残念でした。
    これからも、がんばって下さい。かげながら応援しています。
    よろしくお願いします。

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