不可解な行動

2014年07月18日 20:00

本編の後に告知が二件あります。
併せて閲覧していただければ幸甚です。
8月24日付で加筆修正しました。
(今後も随時改訂していく予定です)

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私は少し前から気になっていることがある。

それはリンの行動についてだ。

朝夕の食事時に不在だったり、腹が満たされるとすぐに姿をくらましてしまうなど、
以前にはなかった不可解な行動が目立っていたからだ。



湘南海岸、夕刻。
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私が海岸の風景を撮影していたら、何処からかその様子を見ていたのだろう、リンは防砂林から出てくると私の脚に体を擦り付けてきた。
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キジトラも姿を現したが、防砂ネットが世界を隔てる境界線だと分かっているのか、けっしてそれを越えようとはしない。
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「それでいい、そのネットのこちら側にはお前たちを蛇蝎の如く忌み嫌うニンゲンもいるんだから」


まるで申し合わせたように同じ方向を向いて猫缶を頬張るリンとキジトラ。
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同じ血が流れる眷族ならではの光景かもしれないな、と私は羨望の眼差しで見つめていた。


体が小さいリンだが、しかし食欲は児孫であるキジトラに勝るとも劣らない。
以前からこんなに食べていたっけ、と訝るだけで、それ以上考えを巡らさなかった私は度しがたい痴れ者だった。

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私はリンの食欲が旺盛な訳を知ることになるが、それは後日に譲ることにする。


さて、この子をいつまでもただの『 キジトラ 』と呼ぶのは味気ないし、読者も紛らわしいだろうから、そろそろ命名してもいい時期だと考えている。
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このエリアの海岸猫には一応関連性のある名前を付けてある。今回もそれに則った愛称を、と思っている。ただしこの場合 “ 本人 ” の意向はまったく顧慮されない。


だが、候補はいくつかあるものの未だ決定には至っていないのだ。
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けっきょく猫缶も、これまた仲良く完食した。


警戒心の強いキジトラは食べ終わると、すぐに植込みの中へ身を隠した。
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しかしながら、私を見つめるキジトラのどんぐり眼は愛嬌があって憎めない。


リンとキジトラがエサ場から離れると、すぐさま “ 掃除屋 ” が舞い降りてきた。
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カラスの頭の良さは周知の事実である。
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彼らは海岸猫にエサを与えるニンゲンを正確に識別して、その姿を認めると参集してきては虎視眈々と機会を窺う。


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樹上にも1羽いるが、このカラスは降りてこない。恐らく2羽で分け合うほどの食料が残っていないことを認識しているからだろう。


自分たちの食卓を荒らされるのに業を煮やしたのか、キジトラは植込みから出てくるとカラスに向かって威嚇の声を発した。
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そしてカラスが飛び去ったのを見届けると、今度は私の顔を見上げて、大きな鳴き声で何事かを訴えはじめた。


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キジトラの分かり易い行動によって、彼が何を希求しているのかは明白になった。


そうはいっても、キジトラの要求通りに残りの猫缶を与えるわけにはいかない。
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なぜなら、この子の兄弟であるキジ白がまだ姿を見せていないからだ。


「猫缶のお代わりが欲しいなら兄弟を呼んできな」
しかしキジトラは、私の言葉にきょとんとした表情で応えるだけだ。

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やがてキジトラは缶詰が置いていあるサイコロ様のコンクリ土台から降りてきた。
缶詰から中身を取り出せないことを悟ったようだ。



と、今度はいきなり近くの樹木で爪研ぎをはじめるキジトラ。
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たぶん自分の昂った気持ちを落ち着かせているのだろう。猫にはそういう習性がある。
それと私への示威行為という意味合いも含まれているかもしれない。



爪研ぎを早々に切りあげたキジトラは足早に歩きだした。
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しかし、その歩き振りは特定の目的地があるようには見えない。


なんとなれば、私を中心に弧を描くように歩いているからだ。
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これもまた、彼なりの意思表示だと思われる。


いつの間にかリンが猫缶の側に腰を下ろしていた。
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そうして意味ありげな面持ちで缶詰を凝視しはじめた。


私はこういう静かで節度をわきまえた要求にことさら弱い。
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途中空白があるが、リンと交誼を結んで2年、私の弱みは彼女にとうに見透かされているのかもしれない。


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で、結局、私はリンの無言でそのくせ強固な欲求に屈してしまった。


それにしてもキジ白は何をしているのだろう。警戒心の強い海岸猫だから、保護されたとは考え難いのだが‥‥。
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視線を戻すと、キジトラの姿は既になく、リンが独り残って猫缶を食べ尽くそうとしていた。


植込みの中を探ってみたら、こちらに警戒の目を向けているキジトラと目が合った。
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私は、己の本能の赴くまま行動する、このキジトラに惹かれている自分を感じていた。
「この子に相応しい、いい名前を付けてやらねば」私はそう思った。



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見ると、追加した猫缶も見事に完食されていた。


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リンはその場に佇み、しばし険しい顔で沈思していた。


そして、何かを決意した様に腰を上げるとゆっくりとした足取りで歩きはじめた。
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リンは不意に立ち止まりこちらを顧みると、しばらく私の姿を見つめていた。
だが何を思ってリンが振りかえったのか、私は理解できなかった。



私がその場に立ち尽くしていると、リンはまた緩やかな歩度で防砂林の奥へと進んでいった。
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リンは時折立ち止まって辺りを見回したりと、まるで散策を楽しんでいるように見えた。


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リンの後を追ってみたいという思いは強かったが、未だ姿を見せないキジ白が気掛かりな私はその場に留まることを選んだ。


植込みの中のキジトラは、相も変わらず警戒心のこもった面持ちで私を見返してくる。
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「なあ、リンは何処へ行ったんだ。それに兄弟はどうして姿を見せないんだ‥‥?」


それから30分待ったが‥‥結局、キジ白は姿を現さなかった。
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最近のリンは食事を終えると、このように何処(いずこ)ともなく去っていく。
以前は “ 防砂林に住まう人 ” のテントをねぐらにしていたからエリアに留まっていた。
「新たなねぐらでも見つけたのだろうか」



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数日後、私は再びリンエリアへ赴いた。

やはりリンの不可解な行動が気になって仕方なかったからだ。


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リンエリア、夕刻。
先日同様、リンは防砂林の外に出てきて私を迎えてくれた。

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ただ、防砂林の外が自分たちにとって危険な場所であることを知っているリンの表情は険しく、五感をフル活動させて周りを警戒しているのが私にも分かる。


それでも、安全を確認すると私の方へゆっくりと近づいてきた。
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そうして、私の脚に体を擦り付けて歓待の意を表してくれた。
「ありがとう、リン」私は感謝の気持をこめてそう言った。



防砂林の中へ入ると、キジトラがすぐに姿を現した。
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ここ何回かの訪問で、私への警戒心も少しずつ緩やかになっているようだ。


このキジトラ、なりは大きいが、この時点ではまだ1歳になっていない。
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白濁した左眼はちゃんと機能しているのだろうか。また、生まれついての障害なのか、それとも後天的なものなのか‥‥、私はこの子についての情報をほとんど持っていない。


濁った目で見上げた空は生憎の曇り空‥‥。
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私としては、この子の頭上に明るい晴れ間が広がることを願ってやまない。


話は変わるが、通常時において野良猫は余程のことがない限り鳴き声を発しない。
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ひっそりと暮らすことで生き延びている彼らはニンゲンの注意を引けば、生命を危険に晒してしまうと知っているのだろう。


ところが、この海岸猫は実によく鳴く。
「お喋りな男はニンゲン界では疎まれるが、猫界ではそこんトコどうなってんだ?」

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自分の欲求を懸命に訴えてくるキジトラだが、ほかの言語と同じように猫語も喋るより聴き取りの方が難しく、私のリスニング力では理解不能だ。


がために、猫とコミュニケーションをとりたいときは、あらゆる感覚を使って補足に務めなければならない。
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つまり彼らの表情や行動、そしてシチュエーションから推測するのだ。


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そうすれば、「腹が減っているから早く食いモンをくれ」と言っているのだろう位は理解できるようになる。


それはさておき、やはりリンの食欲は異常なまでに旺盛だ。
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目を見開き一心に猫缶を頬張る様態からは鬼気迫るものすら感じる。


自分の猫缶を欠片も残さずキレイに平らげたリンは、キジトラの猫缶に手ならぬ口を出した。
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リンはキジトラの頭を押しのける格好で、猫缶を貪り食っていく。


猫社会には、言うところのヒエラルキーは存在しない。その代わり『 長幼の序 』というある種の秩序が、年長者と年少者との間に形成されている。
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殊に食事に関しては年長者が優先権を持っている場合が多い。


そういう因習は若いキジトラも心得ているらしく、リンに押し出される形ながら最後は自ら顔をあげた。
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そして、何かに不満をぶつけるでもなく、大きくゆっくりと伸びをした。この動作にも猫特有の気分転換の意味合いが含まれているのだろう。


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この日もキジ白は姿を現さない。私は不安が募り、心に暗雲が広がっていくのを止められなくなった。「生きていてくれよ‥‥」


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食事を終えたリンは、厳めしい面持ちで周囲を警戒しはじめた。


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あたかも外敵に備える哨戒兵のように、リンは辺りを注意深く見回している。


やがておもむろに体を起こすと、私の方へ歩いてきた。
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「これは食事への感謝の意を表しているのか、それとも別れの挨拶のつもりなのか‥‥」
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だがリンはキジトラと違い寡黙な猫で、口を閉ざして何も教えてくれない。


リンは私から離れると、先日と同じように防砂林の奥へ向かって歩きはじめた。
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このとき、私は前回と同様に、リンの後を追うべきかキジ白の登場を待つべきかしばらく逡巡していた。


熟考の末、私は前者を選択した。
リンがエリア外に出てまで何をしているのか、それを知りたいという誘惑に勝てなかったからだ。



リンは鉄骨の土台の上に端座して、追ってきた私を待ち受けていた。
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リンのこの行動をどう受け止めればいいのだろう‥‥?


自分の後を付けてくるのをやめてくれと訴えているのか、それとも私を待っていてくれたのか、どちらかだと推測されるが、私には正解が分からない。


ところが、私が近づきながら「リンどうした、今日はココでおしまいか」と声をかけたら、リンは身を翻して土台から跳び下りると、再びゆっくりとした歩調で歩きはじめた。
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私の一方的な解釈かもしれないが、リンは私の追跡を許してくれたのだ、と思った。


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距離にして200メートル程を歩き、リンは生まれ育ったエリアである防砂林を脱けた。
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リンはここでも周囲への警戒を怠らない。


そうして、しばらく歩いたリンは、エサ場の反対側にある別の防砂林の中へ、迷うことなく足を踏み入れた。
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そこには一目でそれと分かる道があった。それも獣道ではなく、ニンゲンが往来して出来た道だ。


リンは道なりに進んでいく。すると前方の樹木の間からブルーシートが垣間見えてきた。
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とても人が住んでいるとは思えない崩れかけたテントの手前でリンはしばし佇む。


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そしてテントの横を通り過ぎると、リンは更に防砂林の奥へと歩を進めていく。


そこは獣道すらない灌木と下草の繁茂する防砂林の最奥部、これ以上の追跡は不可能だ。
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しばらくその場に留まりリンの名を呼んだが、リンが再び姿を見せることはなかった。


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今回の追跡劇はこうして失敗に終わった。
だが、私は諦めていない。

何とかしてリンの不可解な行動の真相を探るつもりでいる。
なぜなら、数百メートルもの距離を移動するからには相応の理由があるはずで、
それはリンにとっての重大事に思えたからだ。




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【緊急告知】


非常識な里親募集

2014年5月の中旬に防砂林の中で遭遇した4匹の仔猫です。

今現在は “ 防砂林に住まう人 ” の庇護のもと元気に育っています。

(仔猫の情報:4月生まれ 詳しい情報が入り次第ブログで発表いたします)
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(被毛:サバ白)性別:オス

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(被毛:黒)

しかし保護できる程には人に馴れていないので、いつ譲渡できるかは確約できません。

本来なら保護して検査を受けさせて、それから里親さんを募集するのですが、それが出来ない事情があり、非常識だと誹りを受けるのを覚悟でこの告知を書いています。

私としては、様々な危険が潜んでいる防砂林から出来るだけ早くこの子たちを救い出したい一心なのです。

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(被毛:キジトラ)

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(被毛:黒シロ)

加えて、里親さんが決定した際、保護から譲渡まで一時的に預かっていただける方も募集いたします。

以上の条件を承知のうえで里親を希望される方は左カラムのメールフォームに件名『 里親希望 』と記してメール送信してください。

一時預かりが出来る方は件名『 一時預かり可能 』、この件についてもっとお知りになりた方、興味のある方は件名『 子猫について 』としてメールしてください。

また、ブログやTwitter等で拡散していただければ幸甚です。

宜しくお願いいたします。


メールフォームが使い難い場合は下記のメールアドレスに直接連絡してください。
※連絡先アドレス:nekoniikasarete★gmail.com

                   送信の際は★を@に変えてください。

鍵コメでの問い合わせも可能です。(その場合はURLかメアドを明記してください)

管理人:wabi



《2014年7月8日付 最新情報》

今年の初め、近くのエリアに棲んでいた仔猫2匹が吐瀉物を吐いて突然死したそうです。
また同じエリアの仔猫3匹の傷だらけの遺骸が、水路に遺棄されているのを発見しました。


そしてごく最近、この4匹の仔猫が棲むエリアのエサ場近くに毒物が混入されたカリカリが置かれていました。
今回は世話をする人が気付いて取り除いたので大事には至りませんでした。


ここにも鬼畜がいるのです。それも卑劣で狡猾な鬼畜が‥‥。

仔猫たちは、こんな極めて剣呑な状況に置かれているのです。

対策として、世話をしてくれている人達と協力して見回りを強化するつもりです。
そして、犯行現場を目撃したらカメラで証拠写真を撮影して警察に通報します。



《2014年7月15日付 最新情報》

7月9日、また仔猫が毒エサの犠牲になりました。

写真の子たちではなく、生後1ヵ月くらいの仔猫で、状況から新たに遺棄された可能性が高いと思われます。

発見した “ 防砂林に住まう人 ” が埋葬してくれました。

その人が言うには毒物を全て取り除けなかったのかもしれないとのことですが、新たに置かれた可能性も否定できません。


《2014年7月23日付 最新情報》

私自身6月初めより調子を落とし、それまでのように頻繁に海岸へ行けない状態になり、現在に至っています。

そして体が動くときは、4匹の仔猫たちの様子を見に行っているのですが、なかなか全員の姿を確認することが出来ません。

がために、仔猫たちの世話をしてくれている “ 防砂林に住まう人 ” に話を訊いて、仔猫らの近況を知ることも多いのです。

最新情報として、7月21日の朝に4匹の仔猫たちの元気な姿を確認出来たことをご報告いたします。


《2014年8月4日付 最新情報》

その後、2度仔猫たちが棲むエリアに様子を見に行きましたが、全員の姿を確認することが出来ませんでした。

ただ、世話をする “ 防砂林に住まう人 ” から4匹とも元気でいることを聞いていました。

そして7月31日の夕刻、私自身の眼で4匹の仔猫が防砂林の中で元気で遊んでいる姿を見ることが出来ました。

さらに “ 防砂林に住まう人 ” の言うには、4匹とも女の子である可能性が高いとのことです。


《2014年8月24日付 最新情報》

拡散記事を見た県内在住の方から、黒シロの子を預かり、医療ケア・里親募集・譲渡まで対応することが可能です、という申し入れがありました。

この方は過去にも野良猫を保護し里親さんを募って譲渡した経験があり、私としては異存はなく、この方へお任せする方向で動き始めます。

世話をしてくれている “ 防砂林に住まう人 ” にもその旨を伝えて了解を得ました。

残る案件は『捕獲』なのですが、 “ 防砂林に住まう人 ” の話だと、日毎に馴れてきているが、まだ捕獲できる状態ではない、とのことでした。

なので、焦らず徐々に距離をつめていき、かつ周到な準備をして一回で成功させたいと思っています。

私としては残りの3匹の子たちにも朗報がもたらされることを祈るばかりです。

またなにか進捗がありましたらご報告いたします。




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【緊急告知その2】

この鬼畜を許すな!!

猫を捕獲器ごと川に沈めて殺している男が、その様子を撮影し動画サイトにアップしています。

長くて拙い動画ですが、途中で顔を晒しています。

猫を殺すのは今の日本では動物愛護法に抵触する犯罪です。

閲覧注意!



長野県警
026-233-0110
大町警察署
0261-22-0110

長野警察に対するメール受付


速報
情報元:NPO法人ねこけん 緊急拡散希望 川に猫を沈めている虐待犯を許さない


続報
情報元:NPO法人ねこけん 川に猫を沈めて殺害した虐待犯 事情聴取!

情報元:NPO法人ねこけん 川に猫を沈めて殺害した虐待男 未だ逮捕されず

情報元:NPO法人ねこけん 猫を川に沈めて殺害した虐待犯 「殺処分のつもりだった。動物虐待と捉えられてしまった」

情報元:NPO法人ねこけん 衝撃の光景&猫を川に沈めて殺害した男の事件、未だ解決に向けて進まず

情報元:NPO法人ねこけん 衝撃の光景&またまた大変なSOS&猫を川に沈めて殺害した虐待犯に厳罰を!

情報元:NPO法人ねこけん 川に猫を沈めて殺害した虐待犯 刑事告発&署名サイト

情報元:NPO法人ねこけん 猫を川に沈めて殺害した虐待犯 「殺処分のつもりだった。動物虐待と捉えられてしまった」の男は、書類送検されました。


情報元:多頭飼育の猫ちゃんたち Change.org/署名を募るサイトで、猫を溺死させた男性に厳罰を、という署名運動あり。


ご協力と拡散をお願いします!



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コメント

  1. まさっぴいの夫 | URL | -

    こんばんは!

    今回が私にとって貴ブログ第2回目の購読になりますが
    今回も力作で感心して読ませていただきました。
    今回、登場のキジトラ君は眼球そのものが悪いようですが
    前回登場したニャンコたちも眼の周りが汚れているのが
    気になりました。
    スコティッシュやペルシャのような鼻ペチャ猫は構造上、
    どうしても涙やけができますが、鼻筋の通った和猫は
    ふつうならば眼の周りは汚れないはずです。
    病気等何らかのトラブルを抱えているのではと思います。

    連休中に貴ブログの過去記事をまとめて読ませていただきます。
    また、次回作を期待しております。

  2. ケン | URL | -

    こんにちわ

    名前ですが、目が曇っていますから、「くもりめ」または、「にごりめ」というのはどうでしょう?
    wabiさんなら、どんな名前にしますか?

  3. そばかすクルル | URL | -

    先日はコメントをありがとうございました。
    いつも拝見していて、続きを楽しみにしていました。
    これからも宜しくお願いします。

    リンちゃんに見つめられると・・・・ついおかわりを足してしまうwabiさんに、思わず笑ってしまいました(^m^)
    キジトラちゃんの名前、楽しみにしています。
    こんな風に、穏やかにご飯を食べて伸びをして・・・・
    ただゆったり暮らしているだけのにゃんずを、何故迫害するのでしょうね。
    猛烈に腹立たしいと同時に、心にゆとりの無い犯人共が気の毒になります。
    きっと、精神的に人間らしい生活が出来ない人たちなのでしょうね。

  4. wabi | URL | -

    まさっぴいの夫さんへ

    また過分なお褒めの言葉をいただき恐縮しています。

    キジトラは白内障などに代表される水晶体の病気ではなく
    ウイルスによるものなのか、外傷性のものなのか不明ですが、
    眼球の一番外側の角膜の異常のようです。
    また目やにが目立つ海岸猫もいますが、流涙症などの病気の
    兆候は見られません。

    過去ログを閲覧してくださるとのこと、嬉しく思います。
    ただブログを始めた最初の頃の記事はカテゴリ分類がいい加減で
    不自由をお掛けすると思います。
    そこで急遽カテゴリの並べ替えと、『未分類』の表記を
    書き加えました。

  5. wabi | URL | -

    ケンさんへ

    このエリアで生まれ育った海岸猫には関連性をもたせた名を付けています。

    ちなみにそれらの名は、リン、ラン、ユイ、チャゲ、アスカ、ムッシュなどです。
    ある業界に関係した人にあやかった名前です。(アレンジした名も含まれています)
    ケンさんがお若い人ならユイくらいしか連想できないかもしれません。
    ただ、なかには事件を起こした為に連日報道された名もあるので、すぐに気づくと思いますが。

    ですからキジトラにも同じジャンルの人のあやかり名を付けようと思っていました。
    が、あやかり名の欠点は上記にあるように、対象者が何か問題を起こす可能性があること。
    なので、今悩んでいます。(笑)

  6. wabi | URL | -

    そばかすクルルさんへ

    こちらこそわざわざご訪問していただき感謝しています。

    他の生命を軽んじる者は、自分の生命もけっきょく軽んじる結果になると思っています。
    生命を掛け替えのない唯一無二のモノだと思えないニンゲンに明るい未来や来世などあるはずもなく、
    自ら地獄に堕ちることになるはずです。
    昨今報道される事件、事故を知るにつけ、刹那的な生き方しか出来ない人のなんと多いことか、
    と感じています。

    自分の生命を危険に晒すだけならまだ許容できますが、他の生命を犠牲にする行為を許すことなど
    出来ません。

    弱者である小動物を虐待するニンゲンもしかりです。

    同じ考えを持つそばかすクルルさんと近しくなれて嬉しく思っています。

  7. 冷凍SANMA | URL | TNMEEIK6

    こんばんは~。

    召されたお猫にそっくりで、魅入ってしまいました(=^・^=)

  8. ミュウ | URL | -

    姿を見せないキジ白ちゃんも心配ですね。
    無事でありますように。

    告知の件拡散させていただきます。
    優しい里親様が見つかりますよう願っています。

    弱い者を虐げる外道を許すことはできません。
    みんな殺されるために生まれてきたわけではないのに・・・。
    短い寿命を全うできず苦しみながら死んでいった仔たちが可哀想でたまりません。

    動画の方は私も最近某サイトにて知り、先日記事にしました。
    日本の愛護法はまだまだ軽いです。
    人間の殺人罪並の刑で処罰すべきだと思います。

    命の重さは人間も猫も変わらないのですから。

  9. wabi | URL | -

    冷凍SANMAさんへ

    酷似しているのはキジトラのことでしょうか。

    この子は人馴れしていないですが、行動がユニークで
    顔も愛嬌があって憎めないヤツです。

  10. wabi | URL | -

    ミュウさんへ

    拡散にご協力いただけるとのこと、感謝いたします。

    誰にも迷惑をかけないで、ひっそりと生きている小さな命を
    どうして奪おうとするのか、私にはとても理解できません。
    仰るように日本は動物愛護の面ではまだまだ後進国ですね。
    愛護法の刑罰も軽いし、警察の捜査も世論に促されて仕方なくやっている
    ような印象を受けます。

    命に軽重の差はないというご意見、私も賛同いたします。

  11. おこちゃん | URL | -

    殺処分ゼロの県が増えて欲しいこと、虐待の人間の刑罰、ペット関連業者の徹底的指導管理や、頭数把握制限。
    そして、我々、飼育者が、マナー、ルールを守って、責任を持つ事。

    野放しにすると危険も、嫌いな人に迷惑が掛かり、風当りが強くなってしまいますからね。

  12. wabi | URL | -

    おこちゃんさんへ

    常ならぬ簡潔なおこちゃんさんのコメントに戸惑いつつ‥‥。

    おこちゃんさんの挙げられた事項を解決に導くには
    利己的な考えを捨て、他人の幸福を第一に考える行動、
    いわゆる愛他的行動しかないと思っています。
    そうなれば戦争や犯罪も無くなるはず。

    ただ、私自身が楽観主義者でも理想主義者でもないように
    全人類がこの行動に徹することなど無理な話です。

    しかし、ひとりでも多くの人が愛他的精神に則って行動を
    起こせば何かが変わるはず。

    私もそのことを念頭に行動を起こしたいと思っています。

  13. ゆうたん@ | URL | 4CvheNDY

    海岸に生きる猫たちのことは常に心配ですね。
    けっして安心できる人に庇護されているわけではありませんし、
    事故も心配です。そこから助け出したいというwabiさんのお気持ち
    よく分かります。
    ブログからリンクさせて頂きますね。

    長野の鬼畜のことはワタシもfacebookで知りました。
    もちろんchange.orgの署名もそっこく致しましたし、友人の拡散してくれています。
    虐待虐殺はこれまでも行われ、多くの人が怒りの声をあげているのに
    なくならないのはなぜなのか・・・。人間がおかしくなってきていると思わざるを得ません。

  14. wabi | URL | -

    ゆうたん@さんへ

    リンクを張っていただけるとのこと、ありがとうございます。

    街に棲む野良猫とは違った環境にいる海岸猫。、
    昼間は人が集い、また往来する人も多い海岸も、日が暮れると、
    その様相を一変させ、夜の顔を見せます。
    街灯のない海岸ですから、人目にもつかず、猫たちが虐待を受けても
    目撃されることはないのです。

    川に猫を沈めて殺した男、動画を観れば分かりますが、
    猫を殺すことに愉悦を感じている、まったくの異常者です。
    この男の異常性は、その動画をネットで世界中に発信したところにも
    表れています。
    どうしてこの手の異常者が後を絶たないのか、個人の問題ではない、
    と私は考えています。
    日本の社会に、目に見えない大きな歪みがあるように思えてなりません。



  15. Sabimama | URL | cbwYL0zY

    ブログを休んでいましたが、数日前に動物愛護の方のライブでちょうど
    猫虐殺者「長野のの鬼畜男」の名前とか聞いたばかりです。
    ライブしているノダさんも署名を呼び掛けていますが、
    私のコメント欄に彼女からの署名のお願いが届いていました。
    この長野の男は顔も動画に出しているらしいですね。
    家は財産家で生活には困らない。。。。厄介な危険人物を放置している長野県警に抗議したいです。
    猫では進まない話なら、いつか人間が危険、、、と抗議するしかないかもしれませんね。

  16. wabi | URL | -

    Sabimamaさんへ

    Sabimamaさん言うところの「長野のの鬼畜男」は書類送検されました。
    ただ逮捕されたかどうかはまだ分かっていません。
    法律を制定してもそれを厳格に執行しないと意味がないです。
    抑止力の面からしても今の動物愛護法は甘いと思わざるを得ません。

    こういう異常者はその後、己の欲求を満たすために
    犯行をエスカレートさせる可能性が極めて高いというのに‥‥。

  17. めんまねえちゃん | URL | -

    そういえば、私が世話していた子も、キジトラ、とかクロトラ、とか
    そういう名前の子もいました。そっくりの3姉妹だと全部とらちゃんとか。(汗)
    目、うちのの弟猫は緑内障で、眼球が圧迫されて飛び出してしまうので
    目薬が必要な猫ですが、その時に摘出して義眼を、という話もあったものの、
    会いに行くと見えてる(少なくとも光を感じる)感じがしたし、
    一緒にいた方もそうおもうとおっしゃってたんです。
    このキジトラも、特にほかの部分に圧迫とかがないならいいですね。そして、
    できたら自然治癒みたいに白濁も取れたりしないかな。とそれは希望的観測なのでしょうか。

    なるほど、ある業界の人の名前!まあ、問題を起こすかも. . . と思ってたら
    切りがない(?)というか、何が起こるかわからないですもんね。
    いい名前が決まりますように。
    リンちゃんは、どうしたんでしょう。
    なぜ遠くに、危険を冒しても行くんでしょう。誰かか、どこかに行きたい場所がある?
    (多頭飼育のブログ、コメントありがとうございました。)

  18. wabi | URL | -

    めんまねえちゃんさんへ

    前回は貴重な情報ありがとうございました。
    そしてまた、コメントをいただき恐縮しています。

    当ブログで紹介しているキジトラは角膜が白濁しているようです。
    光は感じているようですし、視界が狭いながらも見えている様子で、
    本人の行動を見ている限り不自由はしていません。
    白濁している範囲に変化は見られませんから、自然治癒の可能性は低いでしょう。

    このエリアに関係する海岸猫は、主に1970年代から90年代にかけて活躍した人達の名前にあやかっています。
    リンリン・ランラン、懐かしい名です。(笑)

  19. ケン | URL | -

    wabiさん。
    このブログには、個性的な猫が登場しますね。
    今までに出てきた猫で、一番印象に残っていたのが、ビクでした。
    ビクは、今も元気にしてるでしょうか?

  20. ・pokopoko・ | URL | -

    wabiさんこんばんは。

    wabiさんこんばんは~

    コメント失礼します。
    サイドバーでお礼いただいて
    ありがとうございます。
    とても嬉しいです。
    こちらこそありがとうございます。

    微力ではありますがこれからも
    4匹の保護してくれる方
    里親になってくれる方が
    1日も早く見つかることをお祈りしています。

    暑い日が続きますが
    wabiさんお体大丈夫ですか?
    ご無理されないでくださいね。

  21. wabi | URL | -

    ケンさんへ

    臆病猫のビク、数日前に会いました。元気でしたよ。
    本当に久し振りに会ったのに私のことを憶えていてくれ、
    擦り寄ってきました。
    その模様は、いずれブログで紹介するつもりです。


  22. wabi | URL | -

    pokopoko・さんへ

    拡散記事掲載にご協力頂いて感謝しています。
    また、過去ログに埋もれないようカラムへ掲載するという
    ご配慮もありがたく思っています。

    私自身の体調が優れず、仔猫たちの様子を頻繁に見に行けずにいますが、
    世話をする人から元気でいると報告を受けています。

    お気遣いいただきありがとうございます。
    梅雨が明けてから、体調も少し快復の兆しが見えてきました。

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