想いの行方 (後編)

2015年03月14日 07:00

束の間交錯したコジローとシロベエの想い。

そしてシロベエは再び秘めた想いを遂げるために、コジローに近づいていったのだが‥‥。


さっきはシロベエの接近を許したコジローだったが、今回は素早くその場から離れてしまった。
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コジローのつれない対応に落胆したのか、シロベエは呆然と佇んだままだ。


シロベエは身じろぎしないで、去りゆくコジローの後ろ姿をただ見送っている。
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シロベエの想いは結局のところ、コジローの心には届かなかった。


何事もなかったように、遺棄されたカーペットの上で毛繕いをするシロベエ。
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気散じな猫だから気持ちの切り替えも早いのだろう。


最後がいつだったか思い出せないほど、シロベエの “ へそ天ローリング ” を見るのは久し振りのことだ。
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2010年12月に行方不明になったシロベエは、2週間後に右後ろ脚を負傷して戻ってきた。どうして脚を負傷したのか分からなかったが、シロベエはそれを機にニンゲンを忌避するようになった。


だから私の目の前で腹を晒すことなど、その後はなかったはずだ。
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シロベエはおもむろに頭をもたげると何かに目を止めた。


その視線の先にいたのはコジローだった。コジローは少し離れたところからずっとシロベエの様子を観察していたようだ。
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コジローは嘲弄するように、シニカルな笑みをシロベエに投げかける。


シロベエがいきなり駆けだしてコジローから離れた。この行動の理由は分からない。
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もしかしたらコジローの冷笑にあって、いたたまれなくなったのかもしれない。


シロベエが駆けこんだ草むらに鋭い視線を送るコジロー。
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私にはこのコジローの対応もまた、理解できない。


シロベエを忌み嫌っているのなら、さっさと遠くへ離れればいいのにと、私などは思ってしまう。
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コジローの抱いているシロベエに対する想いは、単純な好悪だけでなくもう少し複雑なものではないかと私は感じている。


コジローが草むらの中に何かを発見して、手前に掻き出した。
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そしてほかの誰かに取られるのを恐れるように、両前脚でしっかりと抱え込んだ。


コジローが齧りついているのは、誰かの忘れていったまだ新しいソフトボールだった。
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前脚でボールをしっかりと掴み後ろ脚で猫キックを繰りだす、これは『 ベリーアップ 』と呼ばれる行動だ。


この行為は仔猫同士で、そして大抵の場合は同じ時期に生まれた兄弟同士で見られる社会的遊びの一種である。
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コジローも幼い頃はこうやって、兄弟のマサムネやクロベエやアイと遊んでいたはずだ。


こうした独り遊びの際に、コジローは行方知れずになったそれらの兄弟たちを思い出しているのかもしれない。
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そしていつの日にか兄弟たちに再会できると信じて、今を生きているのかもしれない。


結局のところコジローの想いは今この時ではなく、過去の記憶に向けられたままなのか‥‥?
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ただ一般的に猫は時間の概念を持っていないと言われている。


確かに彼らは暦や時計を持ってはいないし、また必要ともしていない。
そして意識的に、昨日を顧みたり明日を憂慮したりもしていないようだ。


でもそれは猫たちがニンゲンと同じ時間の概念を持っていないだけであって、彼らにも彼らなりの “ 時間の感覚 ” はあるはずだ。

少なくとも過去の出来事を学習し記憶していることは明々白々である。


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その遣り方は我々とは違う手続きで、そしてより本能的な動機によってなされているのだろう。
そしてそれらの記憶は “今を生きる” ことに活かされる。

だから猫は(殊に野良猫は)剣呑な状況をすばやく察知し、危害を加えそうなニンゲンを忌避して生き延びていられるのだ。


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猫たちから学んだこの “今を生きる” 姿勢を規範にすることによって、私の心は暗渠のような場所から抜け出すことができた。

『 昨日下した決断はくつがえせないし、それによって明日何が起こるかを知る必要はないのだ 』と自分に言い聞かせて。

この考えは私なりのいわゆる『 認知療法 』であって、ほどほどの効果は確かにあったが、しかし私の心をより良い方向へは導いてくれなかった。


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私は漠然としたシンパシーをコジローに感じている。それはおそらく家族のすべてを喪うという同じ体験をしているからだろう。


それに被毛の柄が、一緒に暮らしている愛猫と似ていることも親しさを感じさせる。
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しかし実をいうと、コジローにシンパシーを覚える最大の要因は別のところにあった。


シャイでシニカルで頑な、そして斜に構えた態度で周りと一定の距離を置くというコジローの気質と習性は、そっくりそのまま私に当てはまるのだ。
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それがためにコジローと接している時、私は我知らず彼の中に自分の分身を感じ取っていたのだろう。


コジローが遠ざかったからか、シロベエが草むらから姿を現した。
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しかしそれでもなお、コジローのことが気になるのか、虚ろな面持ちで視線を送る。
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そうしてシロベエはまた、打ち捨てられたカーペットの上に身体を横たえた。


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同じ日に二度もシロベエの “ へそ天ローリング ” を見るなんて、間違いなく初めてことだ。


この光景は、稀有な出来事として私の記憶に残るだろう。
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「シロベエ、今回お前の想いはコジローに受け容れられなかったが、諦めるなよ。めげずに想いを伝え続ければ、コジローだっていつか分かってくれるさ」


私はそう心のなかで呟いたが、これは自分を鼓舞する言葉でもあると気付き思わず苦笑した。
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だから能動的、直截的に自分の想いを相手にぶつけられるシロベエが羨ましいと思ってしまう。


シロベエは身体を起こすとコジローがいる方向へ向きなおった。
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そして不自由な後ろ脚を引きずりながら、コジローのいる方へ歩み寄る。


コジローに近づき、また自らの想いを伝えようと考えているのだろうか。
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ところがシロベエは視線をついと右に逸らせた。


「いったい何をそんなに熱心に見つめているんだ」と私は訝った。
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なんとなればシロベエの視線の先を仔細に探ってみても、私には何も発見できなかったからだ。


と、シロベエはいきなり脱兎のごとく駆けだした。
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そして草むらの中へダイブするように身を隠してしまった。


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シロベエの行動を知ってか知らでか、コジローも倉庫前から移動して駐車中の車を仔細に点検していた。


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膨らませた尻尾を垂直に立てて小刻みにふるわせるコジロー。これは恐れや驚きなど、興奮した時に見せるボディランゲージだ。


さっきのシロベエの疾走もそうだが、とにかく猫の奇妙な行動は見ていて飽きることはない。
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今度はいったい何をしようとしているのか、私はファインダー越しにコジローを注視した。


コジローが向かっているのはさっきソフトボールを発見した空地だ。
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敢えて車の点検をするために遠回りをして空地に戻る‥‥、私には理解できないが、この行動にもコジローなりの理由があるのだろう。


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坂の途中で立ちどまったコジローは、前方を見据えている。


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と、次の瞬間、コジローの体は宙を舞った。


そして空地に立てられ円柱にしがみついた。猫の跳躍力には毎度のことながら驚かされる。
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コジローはまるで円柱を慈しむかのように、ゆったりとした動作で爪を研ぐ。
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そして爪研ぎを中断したコジローが、ちらりとこちらを振りかえった直後だった。


ファインダーからコジローの姿が忽然と消えてしまった。







コジローは2メートル余りあるその円柱の頂上まで一気に駆け登ったのだ。
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あまりに唐突な出来事に、シャッターに触れていた私の人差し指はぴくりとも反応しなかった。


外敵の攻撃を受け難く、危険をいち早く察知できる高所を好むのは猫の習性だが、コジローは特にその傾向が強い。
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用心深い性格がそうさせるのか、それとも他者との迎合をよしとせず孤高でいたいという信念のせいなのか‥‥。


一方シロベエはというと、草むらの中に身を潜めたままだ。
シロベエはこれからも、コジローに近づける好機を物陰から窺い続けるつもりなのだろうか。

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円柱のてっぺんに陣取るコジロー、草むらに沈潜しているシロベエ、対象的なふたりの姿に私の想いは複雑だった。


コジローは既に柱から降りて、西に大きく傾いた太陽をじっと見つめている。
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険しい表情のコジローの脳裏には何が浮かんでいるのだろう。今はもういない母や兄弟たちに想いを巡らせているのだろうか。


自分と多くの共通点を持つこの海岸猫の生き様を、私はこれからも見守っていきたいと思っている。
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そういう想いもあってコジローには長生きしてほしいと願っている。

ただし‥‥。


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その想いがコジローの心に届くかどうか、私には分からない。



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【告知】


先日、HN:公園猫ボラさんから以下の鍵コメが寄せられました。
公園猫ボラさんの悲痛な叫びが感じられる内容です。


* * * * * * * * * * * * * *

突然で大変失礼いたします。

京都市で野良猫への餌やりを制限、罰則付きの条例が議会にかけられています。
制定されてしまうと、全国に波及してしまうということで犬猫救済の輪さんが呼びかけをしています。 ご協力お願い申し上げます。


以下、犬猫救済の輪より引用します

京都市条例…自民党・田中明秀市議は私たちの声を聞いて下さい。条例から猫は除外してください!!

京都市猫餌やり禁止につながる条例・・・12日、13日の予算委員会(市長総括質疑)で、市長、副市長に対する質疑が行われ、3月20日が最終本会議です。

 この条例を担当している教育福祉委員会の委員長であらせられる田中明秀市議(自民党)はこの条例の提言者でもあります。

 田中委員長に、反対大多数のパブリックコメントを尊重して「条例から猫は除外する」という文言を条例に明記するようお願いしてください。 田中委員長こそ条例を阻止できるかどうかのカギを握っている キーパーーソンです。
 

 おひとりでも多く、田中議員にメール、ファックス、郵送などで「条例から猫を除外する」か「条例案を廃案にする」かをお願いしてください。お急ぎください!ほかの自民党市議にもお願いします

文例 「パブリックコメント大多数の反対意見を尊重して、条例から猫は除外してください」


田中明秀議員の公式ホームページ
http://www.tanaka-akihide.com/index.html
メールフォーム
http://www.tanaka-akihide.com/guide/contact.html


京都新聞ホームページ・関連記事
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150309000128



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この問題は根が深く、また全国いたるところで起こっています。
いわゆる『 無責任なエサ遣りさん 』のせいで、ルールを守っているボランティアさんまでもが側杖を食って同じ目で見られるのです。


ともあれ野良猫という存在を生んだのは間違いなく我々ニンゲンの所業。
その野良猫たちの命を守るのはニンゲンの贖罪であり義務だと私は思っています。

京都市の条例の場合、無責任なエサ遣り行為とそうでない行為を誰がどのようにして峻別するつもりなのでしょう。
たとえトイレを設置してもすべての猫が従うとは思えません。


私としては猫を遺棄した罪に、その猫の命を断つような罪を重ねてほしくない、と願っています。


なお、鍵コメを公開することに迷いはあったのですが、京都市の条例について詳細に調べる時間的余裕が私にはなく、当事者である公園猫ボラさんの声をそのまま伝えるのが適切と判断しました。


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コメント

  1. くまさつお母さま | URL | LFBiOYFc

    コジローさんの胸の内はわからないけれど、
    シロベエさんとの距離の取り方には、
    あまりネガティブな雰囲気は感じ取れませんね…。
    むしろコジローさんの付かず離れず…、
    優しさみたいなものを感じるかなぁ…!
    シロベエさんもいつかコジローさんの胸の内を知る時がくるのかな…?

    しばし、シロベエさんのへそ天ローリングにココロが和むわぁっ♪

  2. ケン | URL | -

    wabiさん
    こんばんわ(*^_^*)

    毎回、このブログを楽しみにしています。

    ところで、ブログの内容と関係ないことなんですが、以前のボランディアの常連の方たち、、、

    ブースカさん、ゆきママさん、ねこ緑さん、あらしさん・・・
    こういう方たちは、元気でしょうか?

    自分は特にブースカさんが気がかりです。
    ブースカさんは、まれにみる、愛猫家です。
    あの頃のブースカさんは、ペット不可のマンションに住んでいたため、ミケを引き取ることができませんでしたね。
    きっと、ミケと一緒に暮らしたかったと思います。

    ブースカさんのことですから、ミケが亡くなってからも、きっと他の海岸猫のお世話をしているのではと思います。

  3. orenge | URL | iAn.OV3g

    ここでの物語は私自身への生き様にも似ていて、天国から地獄への子供時代。
    人間が信じられない青年期(今もそうかもですが)そろそろ向こうへ行かなければ
    ならない年齢になったからこそ余計にここに住む猫たちが自分に被って見えます。
    信じてはいけない、でも信じてほしい悪い人ばかりじゃないからと。

    WABIさんの気持ち理解できます。

  4. 櫻子 | URL | -

    猫の写真で癒やされています(^^)
    ブログ、楽しみにしています!
    餌やりの問題は、どこの地域でも発生する問題ですね。
    私の家の近所は比較的、野良猫たちにやさしい地域だと思います。
    それでも、嫌な人にとっては嫌でしょうし…難しい問題ですよね。

  5. orenge | URL | iAn.OV3g

    最近リンクを頂いたサイト様にて船橋で教師が子供に運動場に穴掘りをさせて
    仔猫を生き埋めにしたという事件があったそうです。
    保護者からの通報でわかったということでしたが言い訳が理解に苦しみます。

    こんな教師がいることが信じられません。(怒)

    命を尊ぶ人がいて必死に生きる手助けをしている人がいるのに本当に怒りを
    禁じ得ません!


    寒くなるそうです。
    お体に負担になりませんように。

  6. めんまねえちゃん | URL | -

    京都の、本当に. . .
    いろいろと猫たちのことで奔走される方たちが
    多い事には(うちにもメールなどで状況報告がきたり)
    光を感じるものの、. . . ですね. . .

    コジローさんの表情や、高い所の姿は孤高という言葉が似合います。
    そんなコジローさんとボールとの戯れは、
    コジローさんの内面の複雑さなのか、普通に本能的なものなのか。
    シロベエさん、あまり深く落ち込まないタイプみたいなので
    よかったけれど、ついつい擬人化してみてしまうと、
    あーーーーーー、と思ってしまいました。

  7. wabi | URL | 0MXaS1o.

    くまさつお母さまさんへ

    コジローはシャイでなかなか胸の内を明かしてくれません。
    なのでシロベエのことをどう思っているのか、彼の行動から推測するだけです。
    おっしゃるように、シロベエとは微妙な距離の取り方をします。
    忌み嫌っているようには見えませんが、かといって近しくなりたいという
    感じでもありません。

    今しばらくふたりの係わり方を注視したいと思っています。

  8. wabi | URL | 0MXaS1o.

    ケンさんへ

    こちらこそ海岸猫の事情に詳しいケンさんのコメントを
    いつも楽しみにしています。

    さてお尋ねの人たちのことですが、ゆきママさん以外は
    ミケの死を機に疎遠になりました。
    元々ミケを介して知り合った人たちなので、
    当然の成り行きだと思っています。

    ブースカさんは何事もなければ、今もご主人とふたりで
    ラーメン店を営んでいるはずです。

    ゆきママさんともここ2年ほど会っていません。

    原因としては、私がリンとランの取材に傾注し、
    ほかのエリアにあまり行かなくなったことが考えられます。

    同じ町に住んでいるので、いつかどこかでばったり会うかもしれません。

  9. wabi | URL | 0MXaS1o.

    orengeさんへ

    猫によって生まれ持った気質は違いますが、
    最初のニンゲンとに触れ合いがその後の性格形成に
    大きな影響を与えることは疑いのないところです。

    だからでしょう、ニンゲンを怖がり牙を剥く子に会うと
    哀しい気持ちになり、「ああ、この子はニンゲンに酷い目に
    遭わされたんだ」と不憫に思うのは。

    ニンゲンもそうですが、愛された経験を持たないと
    他者を信じることができないのです。
    双方にとってこれほど不幸なことはないでしょう。

  10. wabi | URL | 0MXaS1o.

    櫻子さんへ

    おっしゃるように野良猫へのエサ遣りは悩ましい問題です。
    ルールを守らないエサ遣りは論外ですが、相手は生き物、
    ニンゲンの思惑通りにはいかず、結局周りの理解と協力がないと
    円滑なボランティア活動はできないでしょう。

    ともあれ、野良猫は野生動物ではないのでニンゲンが世話をしないと
    生きてはいけません。
    そう、これは命の問題なのです。

  11. wabi | URL | 0MXaS1o.

    orengeさんへ

    このことは結局、全国ニュースになりましたね。
    命をゴミのように扱い、あまつさえ生徒をも巻き込むこの教師、
    教育者の資格がないばかりか、人間として生きる資格もありません。

    命の尊厳を理解できないこんな残忍非道なニンゲンは即刻職を解き、
    しかるべき罰を与えるべきです。

  12. wabi | URL | 0MXaS1o.

    めんまねえちゃんさんへ

    今回の京都市の条例はニンゲンのエゴが生んだものです。
    猫を遺棄するニンゲン、非常識なエサ遣りさん、
    そして実態を顧みず一緒くたに規制する行政機関、
    すべて身勝手な行為としか思えません。

    私としては、コジローの行為やシロベエとの関係に寓意性を感じたらしい
    めんまねえちゃんさんの台詞が気になります。

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